唐松岳(20250215)


- GPS
- 06:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,108m
- 下り
- 1,108m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 5:56
天候 | 快晴。 雲ひとつない天気。 風も風速5mの予報。 コル部分は風が抜けるため多少強い時もありましたが、ほぼ無風に近いくらい。 最高のコンディション! |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
🚕ゴンドラアダムまで (アルプス第一交通利用) (電話で呼ばないとつかまらない!) 🚡通常は3つ乗り継いで八方池山荘まで行く。が、 大雪の影響で1番上のリフト(グラードクワッドリフト)が運休 ゴンドラアダムとアルペンクワッドリフトの2つのみ運行。 なお、料金はそれぞれのチケットをバラバラに買うことになりました。 アダム:2300円 アルペンクワッド:1050円 ※各往復料金 |
コース状況/ 危険箇所等 |
とても良い。 グラードクワッドリフトの分も歩きであったが、 リフトのおじちゃんより 左は吹き溜まり、右から行くように とアドバイス頂き、イレギュラーだったが、 対応できた。 危険箇所も特になく進めた。 強いて言えば、唐松岳山頂山荘上の分岐から唐松岳のルートは雪深く歩きにくかった。 |
その他周辺情報 | 唐松岳バッチ販売場所: ・八方池山荘→売り切れで買えず ・白馬駅横の「お土産 藤屋」→ここでも販売 凍結のためトイレ使用不可のところあり ・アルペンクワッドリフト上 ・八方池山荘は宿泊者のみ利用可能(だったと思う) |
写真
窓口は左に2つ、右に1つ
結果的には3つの窓口で対応してもらってた。
そして、並んでる時に3つ目のリフトが動かないことを知り、計画をどう修正するか検討することに。
アルペンクワッドリフト
左はスキースノーボードの人
右は登山とバックカントリーの人
ここで別途このリフトの往復券を買ってリフトに乗る。
ありがたいことに右列を先にリフトに乗せてくれた。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
ニット帽
靴
ザック
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
Apple Watch
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
一眼カメラ
GoPro
モバイルバッテリー2つ
|
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感想
雪山歩きは3-4回目
また、雪山の歩き方を教わってからの本格登山は初めて。
当初の予定は「丸山ケルン」まで。
自分自身のコースタイムが読めないため、
コースタイム1.2で見積もりをしていた。
だけど、思った以上に教わった事を実践したら
ペース良く進むことができ、
下りはベースが上がる事も考慮して、
丸山ケルンから先に進む事にした。
晴天、風がかなり弱い、雪質が良い
これらの条件が揃ったから判断して実行できた。
結果、唐松岳山頂まで行けて、
その過程でも様々な雪条件を経験することができた。
雪条件例
◾️
パウダースノー
30cm以上沈む雪
水分多めの雪
雪に穴が空いている場所を避けて通る
(ハイマツが見えている穴:深さ30-50cmくらい)
下が見えている雪庇を踏み抜いてみる
一回、踏んだ先の雪の下が空洞で脚一本分踏み抜いた
若干の岩混じりのアイゼンワーク
急斜面の登り方の工夫の実践
帰り道ではどこか遠くで雪崩の予兆の「パキッ」って音を何度も聞いた。
シリセードをちょっと実践(他の人の滑り跡の場所)
◾️服のレイヤー管理
①最初
ドライレイヤー、ベースレイヤー、ミッドレイヤー、ハードシェル着用
②早々にハードシェルを脱ぐ
③途中からミッドレイヤーも脱いで、
ドライとベースの2枚で山行
④風が出てきたところでミッドレイヤーを再度着用
⑤丸山ケルンより上は風が強くなってきたため
ハードシェルを着用
(ベンチレーションは基本的に全開)
⑥そのまま下山時もベンチレーションと前を全開でハードシェルを着用
(シリセードをいつするかわからなかったため)
◾️事前調査
ヤマテンさんの予報を1週間くらいチェック
→唐松岳、白馬岳の山域
→専門天気図で各種パラメータを観察
日本雪崩ネットワークさんの雪崩情報チェック
→前1週間の様子、積雪の状態観察
→当日も6:30頃に更新されたのでチェックした
2度とないくらい幸運な唐松岳登山だった。
結果的に登頂でき、
360度展望が見える最高のタイミングだった。
リフト3つ目が動かないと聞いた時はどうしようかと思ったが、結果的に問題なかった。
下りは思った以上に早く下山。
踏み跡がたくさんある道は安心感がある。
(1箇所気をつけて歩いてたゾーンでズボッと踏み抜いた)
また、途中まで同行してくれた男性の方にいろいろな知見を教えて頂いたお陰もあり、
充実した山行となった。
とても良い雪山経験が出来ました。
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