11歳児とゆく午前中にサクッと登る富士山ドーンの槇寄山【甲斐百山】

- GPS
- 03:19
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 647m
- 下り
- 654m
コースタイム
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
落ち葉が多いもおおむね良好 |
| その他周辺情報 | びりゅう館 ここの天ぷらそばは逸品すぎる |
写真
感想
移動に時間がかからず、午前中にサクッと登れる山。これをひたすら探し続けて、今回たどりついたのが槇寄山。
奥多摩、三頭山から続く笹尾根上にあるピークのひとつ。檜原村方面から登るには登山口まで行くのに時間がかかるけれど、上野原の奥からも登れる。スタート地点となる「びりゅう館」まではさほど時間がかからず、ここを駐車場にできるうえおりてきてから美味しいおそばが食べられる。
甲斐百山であり、山頂からは富士山も見えるらしい。冬晴れのいま登るなら、ここしかない。
びりゅう館に車をとめてスタート。県道を渡って、、、地図を読み誤りあやうく旧西原中学校に登ってしまうところだった。旧中学校の横から出ている、郷原集落への道をのぼる。
2月中旬。真冬から春にさしかかるところでなかなかの晴天、動いているとちょいと暑い。郷原集落の入口あたりで山のほうに入る。
山に向かい、民家のあいだを登ってゆく。宝珠寺というお寺がある。さらに登り、別荘のような家を回り込むようにして登山口へ。気持ちよさそうなスロープを横目に山へと分入ると、少し先にゲート。開けて進むと、クラシックな登山道に。
このあたり、檜原村方面への山道と峠が平行にいくつも走っている。笹尾根と呼ばれる連山、その両サイドにある谷どうしで、昔はそれなりに行き来があったのだろう。
ここもそのひとつ、「つね泣き峠」こと西原峠を経て数馬地区に至る道であり、古道らしく山の斜面に掘り込まれている。登山のためにできた道では、あまりこのようにはならない。昔の里の人たちに思いを馳せながらのんびり登る。
冬晴れの南斜面、ゆったり高度を上げていく古道。なんとも気持ちがいい。ときおり振り返ると里がよく見える。坂が一段なだらかになったところに、「つね泣き峠」の由来を語る看板があった。山向こうに住む女子・おつねと、先ほど横を通った宝珠院の僧・香蘭の恋、それを盛り上げたガイドわんこのお話。とりあえずは香蘭ひでえなしっかりしろや、という感想である。
葉のすっかり落ちた林の中を進むので、ずっと陽が当たっている。急登もほとんどない。ときおり眺めのいい場所に出て、里の様子が見える。冬にの晴れた日に歩くにはベストの道だ。
「三頭山方面」と「数馬峠方面」という道しるべのある分かれ道に到着。地図を見るに、山頂の左手に出るか、右手に出るか、の違いのようだ。登りは右からいこう。
あまり木のない斜面を数度折り返して、最後に稜線に対して斜めにまっすぐ進むと、西原峠に出た。おつねさんが毎回越えていた峠ね。
ここまできたら山頂は目の前。息子さんは走ってあっという間に登頂してしまった。少し遅れていた妻を待ち、こちらも登頂。
山頂は南西方向に大きく開けていて、視界の真ん中にどーんと富士山が見える。これは絶景!
頂上には2セットのテーブルとイスがあり、ピクニックにぴったり。我々にはびりゅう館のソバがあるのでここでは食べないけれど、仲間うちで来ると楽しそうだ。
そしてここはいわゆる「笹尾根」、三頭山から生藤山へと続く長い尾根である。天気のいい日に縦走したら気持ちよさそうだ。
お茶を飲んでひといきついたら、ソバを食べに山をおりよう。さっきの道しるべのところに、三頭山方面からおりてみる。
山頂から北西に進む。浅い谷のようなところに雪が残っていて、息子さんが大喜びで突入する。雪玉を投げてくる。
ほの暗い針葉樹林の中にくだっていく道があった。道しるべはないけれど、これらしい。ここまでずっと落葉樹林の明るい道を歩いてきたけれど、ここで初めて光のあまり届かない道に入った。しかしそれよりも、花粉が妻の鼻を攻撃しないか心配である。流行に敏感な妻は、世の誰よりもいち早くスギ花粉を検出できるのだ。
思ったよりもすぐ、道しるべのところに出た。あとはのんびりくだるだけ。途中、見晴らしのよい場所で里を眺める。その奥に坪山、また奥に権現山連山などが重なる山並み、その上から富士山がちょこりと顔を出していてかわいい。
昔の人々の生活道路だっただけあり、とても歩きやすい。息子は快調にトバし、我々は追いかけ、ほどなくしてふもとについた。おつかれさま。
登りのときスルーした宝珠寺もさすがにあの話を読んだからには少しのぞいてみる。まわりにたくさんの石碑があることに気づく。由緒あるお寺なのね。
郷原の里からくだって、びりゅう館へ。お待ちかねの天ぷらそば! 今回の山行、目的の半分はこれだったのだから。コシも香りも最高、天ぷらがまた地元産の野菜で本当に美味しい。こんにゃくもついてきて、思いっきりお得。
本当に午前中で完結するあっさりした山だったけれど、終始気持ちのいいハイキングになった。今度は笹尾根から来てみよう、あるいは檜原村、数馬からおつねさんと同じルートで香蘭くんに会いにくるのもいいかもしれない。
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シューP














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