伯耆大山(北壁西稜ルート登攀)


- GPS
- 10:22
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,022m
- 下り
- 1,032m
コースタイム
- 山行
- 1:35
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 1:52
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 7:06
天候 | 2/15 快晴のち雪 2/16 ガスガスのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
ザック
ザックカバー
冬靴
アイゼン
ゲーター
ピッケル・アックス1~2本
ヘルメット
ハーネス
ストック
ストックバスケット
ハードシェル
グローブ(オーバー・ミドル・インナー)
ツェルト
防寒具(帽子
バラクラバ
ネックウォーマー
ダウン
カイロ)
替用(グローブ・靴下)
ゴーグル
日焼止め
折畳傘
行動食
非常食
ヘッドライト
替電池
レジャーシート
銀マット
古布
シュラフ
シュラフカバー
シュラフマット
ギア一式(確保器
安全環付カラビナ 5 個
カラビナ5個
シュリンゲ120 5本・180 1本
ロープスリング 1本
アタックザック
ビーコン
ゾンデ棒
スノーショベル
ワカン)
食器
テルモス
入浴セット
ゴミ袋
|
---|---|
共同装備 |
ダブルロープ1本・スノーバー2つ・デッドマン・スノーソー・ツェルト大・ランタン・マントル・ライター(i)
補助ロープ・たわし・トランシーバー2組セット(m
i)
夕食食料・コッヘル大小1組・ガスヘッド
ボンベ2つ・ライター・ハシ・おたま・紙ナプキン・水作り用ビニール袋・茶こし・じょうご・お湯くみ容器(g)
ガスヘッド・ボンベ小・ライター(m)
|
感想
以前から行きたかった大山北壁登攀。今年こそはと、計画していたら、兵庫労山でロープワーク講習会付きで開催されるとのこと。1日目のロープワークと2日目の登攀。とても勉強になりました。
2/15 【ロープワーク講習】
1.フィックスロープ(支点構築・中間支点)
2.確保技術(リード・セカンド)
3.進行技術(コンティニュアンス・スタカット)
以下、要約です。
1.フィックスロープ(支点構築・中間支点)
① 中級講習会の実施要項に準ずる。
② 雪上特有の技術を理解することが必要。
2.確保技術(リード・セカンド)
① ムンターヒッチ、肩&腰がらみ(ギアを使わない技術)を習得
② スタンディングアックスビレイ[※1]
[※1]スタンディングアックスビレイ(SAB)
雪稜登攀において、習得必須の技術である。
ただ、誤認があるため、以下説明します。
SABは、不安定な雪中で使用するため、不安定要素が多い確保技術である。
単独で使用する場合には、崩壊する可能性があることを、理解しておく必要がある。
強固な木や岩などの自然物がある場合には、SABは使用する必要がない。
スピード&安全性の面で、SABよりも絶対的に強固である。
ただ、自然物が無い状況では、唯一の自己確保技術として、使用する。
アックス他、スノーバーなどとの複数での使用が推奨される。
雪の状況に応じた使い方を習得する必要がある。
スノーバーなどのプロテクションなどで、複数の支点として、SABを使用できる技術習得が必要である。
3.進行技術(コンティニュアンス・スタカット)
① それぞれに必要な技術を習得することが必要。
② 登攀入門講習会に導入することを提案協議したい[※2]
[※2]基本的なロープワーク技術
これらを、中級講習会で習得して頂いて、ステップアップ希望者には、登攀入門講習会(現山行部セミナー)を受講して頂く。現山行部員の学びともなるように、中級講習会の実施要項を定めたい。
2/16【北壁登攀】
講習会リーダーの不参加により、東壁ルートの先導するパーティー不在のため、我ら3人と講師4人で、西稜ルートとする。
結論から言うと、このルートは技術より体力勝負。直登、キックステップを、長時間続けられるか。待ち時間が長いので、寒さに耐えれるか。
出発して、取付きを目指して進むが、別山バッドレスの手前に到着。西に200mトラバースして、西稜取付きに到着。山頂直前で、快晴となり、景色も最高で満足な登攀となる。
今回は、西稜、東稜、別山バッドレスの取り付きの下見ができたのでよかった。ホワイトアウトしてると、全く別もんなんでしょうが。
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