平標山_平標沢滑降して二居へ下山


- GPS
- 08:58
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,431m
- 下り
- 1,591m
コースタイム
天候 | 朝のうち曇り、後快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
二居発: 6:03、平標登山口着: 6:09 |
コース状況/ 危険箇所等 |
今シーズンは雪が多いです。 冬道と夏道のジャンクションの尾根上の雪庇も格段に大きくなっています。 雪庇の付け根にクラックも多数入っていて、新雪で隠されている所もあるので、要注意です。 数日前からの寒波で新雪もだいぶ積もったようですが、結構沈んでいる感じで安定感ありました。 一ノ肩南斜面の雪崩れ常発ヶ所ですが、今シーズンも何度か落ちているようなので、ヤカイ沢に入る際は、近づかない方が良いです。 |
その他周辺情報 | 二居、宿場の湯 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
バラクラバ
日よけ帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
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感想
ようやく越後の大雪も一段落、ということで平標山へ行ってきました。
今回は北面の平標沢を滑降。
滑り出しから上部1/3ぐらいは、ここ2日間の強風に叩かれて、シュカブラと吹き溜まりがパッチ状に入り乱れ滑り難かったです。
林の中の方がパウダーが溜まっていたので、敢えてツリーランで真ん中辺りまで降り、その後は全面最高のパウダーを満喫できました。
平標・仙ノ倉北面に降りると、通常は毛渡沢を下って土樽に出ますが、三国街道側の登山口に車を置いていると、戻りの移動が厄介です。
なので、数年前から良いルートがないかなぁと地図を眺めたり、記録を漁ってました。
日白山へ登り返して二居、或いは三俣へ降りる記録がいくつかありますが、ちょっとハードです。
そこで、もう少し楽に行けるんじゃないか? と、目を付けたのが、二居俣ノ頭 - 平標山間の最低コル、1450峠。
ここを越えて、ユーガイヒト沢へ下降すれば二居までは一足で下山可能。
ということで、平標沢を滑った足で、登り返してみました。
平標沢終了点から標高差400mほどの登り返し。今回は脛ぐらいのパウダーラッセル、且つ地形を観察しながら、写真撮りながらで、2時間45分ぐらいでした。
沢幅は広くルート全体が見通せるので、不安な部分はありません。傾斜も、詰めの150m以外は比較的緩いので、淡々と登ればもう少し早く行けそうです。
稜線上の雪庇の張り出しと、ユーガイヒト沢の藪の具合が不安でしたが、雪庇は難なくクリア。今シーズンの雪の量でこのくらいなら心配無用と思います。
藪も、稜線直下は少々煩いですが、中間部以降はターンできるぐらいのスペースはありました。
但し、西向きの斜面なので、晴天で気温が上がると一気に雪が腐ります。新雪が溜まっているときは要注意です(今回も、雪まくれが出まくって大変でした)。
余談ですが、二居俣ノ頭南東斜面から今回登った沢まで、広々とした急傾斜のオープンバーンが続いており、"ここ滑りたいっっ‼" って、すごく誘惑されました。
機会があれば行ってみたいです。
初めてのところってワクワクしますが、誰かの記録を辿るのではないルートは、冒険気分いっぱいでテンション上がりますね。
このルート、西ゼンを滑った後でも使える気がするな。
山行中何度かお話しさせていただいた者です。当日の状態を勘案して日白ではなく1,150辺りからユウガイヒトに合流するルートに変更されたのですね。兎に角無事に二居に戻れたようでなによりです。平標沢の状態悪くなさそうですね。私も3年振りに仙ノ倉谷方面へ滑り込みたいと思いました。
コメントありがとうございます。
良い天気になって良かったですね。暑いぐらいで登り返しがキツかったですが、やっぱり青空が一番です。
雪の状態は日々変わるので、仙ノ倉谷方面へ入る際は最新の情報をチェックして、気を付けてお出かけください。
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