記録ID: 784536
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東北
金華山〜2015年を振り返る
2015年03月08日(日) 〜
2015年03月09日(月)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 28:16
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 2,259m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 8:24
距離 15.5km
登り 1,105m
下り 1,020m
2日目
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:40
距離 19.3km
登り 1,171m
下り 1,242m
6:45
460分
鹿山公園(テント泊)
14:25
ゴール地点
1日目:愛宕神社を探索
2日目:仁王崎を探検
2日目:仁王崎を探検
天候 | 2015年03月08日(日):雨 2015年03月09日(月):雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
船
定期便の運航は日曜日のみ、かつ往路・復路それぞれ1便のみ、片道料金2,500円(税込)。海上タクシーは片道料金が基本15,000円(税込)。ゆえに2日間にまたがる山行の場合、交通費は最低2,500円+15,000円=17,500円(税込)となる。 今回は往路は定期便(乗合船)を、復路は海上タクシー(貸切)を利用することにし、往路・復路ともに「金華山観光クルーズ」で予約をした。 金華山観光クルーズ 航路:鮎川港←→金華山港 定期便(ホエール号): ※完全予約制 鮎川港・発:毎週日曜日10:30 金華山港・発:毎週日曜日12:30 所要時間:約20分 料金:2,500円/人(片道分) 海上タクシー(くろしお号): ※完全予約制 所要時間:約15分 料金:3,000円/人(片道分) ※5名以上で利用可 ※5名に満たない場合はチャーター料15,000円 シードリーム金華山汽船 航路:鮎川港←→金華山港 定期便(ドリーム号): ※完全予約制 鮎川港・発:毎週日曜日10:30 金華山港・発:毎週日曜日12:30 料金:2,500円/人(片道分) 海上タクシー(シードリーム号): ※完全予約制 料金:3,000円/人(片道分) ※5名以上で利用可 ※5名に満たない場合はチャーター料15,000円 潮(うしお)プランニング 航路:女川港←→金華山港 定期便(アルティア号あるいはベガ号): ※予約推奨 女川港・発:11:00→金華山港・着11:35 ※所要時間35分 金華山港・発:13:30→女川港・着:14:05 ※所要時間35分 料金:1,550円(片道分) 遊覧船なべちゃん 航路:寄磯浜(よりいそはま)漁港←→金華山港 定期便:なし 海上タクシー: 料金:記載なし |
コース状況/ 危険箇所等 |
金華山全体が、松くい虫による松枯れと、ニホンジカによる食害と、地震・台風等の自然災害のせいで、ハゲ山状態。藪らしい藪はないが、棘植物や倒木に進路を阻まれる。 金華山黄金山神社から金華山山頂までのルートは、「お沢掛コース」と「お峯掛コース」の2ルート。メインルートはお沢掛コースだが、思ったほど明瞭ではない。一方、お峯掛コースは、尾根に登るまでの数百mが不明瞭だが、尾根に出てしまえばお沢掛ルートよりむしろ明瞭な道がある。お沢掛コース8合目から愛宕神社に通じる尾根筋は、踏跡は薄いが見通しが良いので難なく辿っていける。愛宕神社から金華山黄金山神社までの数百mの下りは不明瞭。 金華山山頂から千畳敷へ下るルートは、天柱石までは明瞭だが、そこから千畳敷までは不明瞭。千畳敷から千人沢までは明瞭な歩道があるが、千人沢から大函崎(おおばこさき)にかけて歩道は徐々に消失する。大箱崎から仁王崎(におうざき)を経由し鹿山公園の林道に出るまでは、道はなく薄い藪が続く。 |
写真
コース分岐。真っ直ぐ行くと「お沢掛コース」、右に曲がると「お峯掛コース」。位置:N38° 17.863' E141° 33.433'。お峯掛コースは「この先危険 歩行できません」との警告だったが、予定通りこのコースを行く。
お峯掛コースの尾根筋に出ると、踏跡が明瞭になる。藪はないが棘植物が多い。写真の左右はすべて棘植物。落葉しているが長く鋭い棘が対生しており、どうやらサンショウのようだ。日当たりの良い尾根にこれほど群生するのを見るのは初めてだ。
ケルンに「大函(おおばこ)尾根分岐」と書かれた立札が刺さっている。位置:N38° 17.789' E141° 34.056'。地形図を見ると、ここから北東に延びる尾根が金華山東部の大函崎(おおばこさき)方面まで続いている。踏跡はないようだが藪ではないので棘植物に注意すれば歩いて行けそうだ。しかし今回は御沢掛八合目に向かう。
さらに北西へ300mちょっと尾根沿いを辿ると、315mピーク。位置:N38° 18.210' E141° 33.648'。しかし目指す愛宕神社は見当たらない。主稜線は西方へ流れていくが、南西の尾根に下りて行ってみる。
ここの尾根にも愛宕神社は見当たらない。位置:N38° 18.141' E141° 33.413'。社が建っているとすれば、多分傾斜の緩い尾根筋だと思うんだけど…。ここから南方に別の尾根が走っている。今度はそこを探索してみることにする。
日が暮れてしまったので、あまり場所を選べず鹿山(しかやま)公園内の杉林で野宿。位置:N38° 17.883' E141° 33.170'。GPSの気温センサーを忘れたので当時の気温の記録はないが、3月上旬の夜はかなり冷え込んだ。山行中の雨濡れと、ちょいと薄すぎたシュラフのせいで、とにかく寒かったのだけ覚えている。
芍薬園を通り過ぎて間もなく、金華山の東部沿岸を南北に走る歩道に出る。位置:N38° 17.417' E141° 34.785'。天柱石から1kmちょっと、標高差250mほど下ったところ。
千人沢より北側は危険との警告。位置:N38° 17.586' E141° 34.890'。しかし予定通り行けるところまで行くことにする。歩道を北へ辿り始めて間もなく、ケータイに船会社から電話が入る。16:00発で帰りの船をチャーター予約していたのだが、荒天のため14:00までに金華山港まで戻って来るようにとのこと。参ったな、と思う。
歩道手すり跡。位置:N38° 18.397' E141° 34.498'。今となっては歩道の痕跡を見つけるのは困難だが、昔は金華山最北の仁王崎を経由して西岸までぐるりと遊歩道が周回していたのではないかと想像する。
帰りの船の出航時間を気にしながら金華山北岸の地形をトラバースとアップダウンを繰り返し、ようやく仁王崎(におうざき)の付け根まで辿り着く。位置:位置:N38° 18.470' E141° 34.012'。
絵馬殿からさらに700mほど歩き金華山港に到着したのが13時58分。船会社に指定された出航時間に何とかぎりぎり間に合った。しかし、チャーター船が見当たらないので船会社に電話すると、船は既に出航したとのこと。でもこちらも船がないと帰れないので船を呼び戻し、およそ30分後に船が到着。
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
シェラフ
|
---|
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2011人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する