山行記録: 白木峰《日本三百名山》

記録ID: 7879669

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

北陸

白木峰《日本三百名山》

2006年11月03日(金) [日帰り]

富山県岐阜県

山キチどん

GPS: 01:59
距離: 10.3km
登り: 718m
下り: 718m

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コースタイム

日帰り

山行: 3:06
休憩: 0:29
合計: 3:35

6:47

41分

万波登山口

7:28

7:32

25分

小白木峰

7:57

35分

P1418

8:32

8:37

9分

白木峰

8:46

8:50

10分

前白木峰

9:00

9:14

28分

白木峰

9:42

22分

P1418

10:04

10:06

16分

小白木峰

10:22

万波登山口

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2006年11月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車飛騨市万波高原小坂谷に駐車アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	白川村白川郷の湯\700

写真

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金剛堂山(1,650m)
小白木峰山頂より

2006年11月03日 07:30撮影 by E990, NIKON

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11/3 7:30

金剛堂山(1,650m)
小白木峰山頂より

小白木峰(1,437m)山頂
3等三角点「小白木」

2006年11月03日 07:31撮影 by E990, NIKON

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11/3 7:31

小白木峰(1,437m)山頂
3等三角点「小白木」

白木峰(1,596m)

2006年11月03日 07:33撮影 by E990, NIKON

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11/3 7:33

白木峰(1,596m)

小白木峰(1,437m)

2006年11月03日 07:38撮影 by E990, NIKON

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11/3 7:38

小白木峰(1,437m)

白木峰(1,596m)

2006年11月03日 07:58撮影 by E990, NIKON

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11/3 7:58

白木峰(1,596m)

小白木峰(1,437m)の後ろに金剛堂山(1,650m)

2006年11月03日 08:29撮影 by E990, NIKON

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11/3 8:29

小白木峰(1,437m)の後ろに金剛堂山(1,650m)

前白木峰(1,586m)

2006年11月03日 08:35撮影 by E990, NIKON

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11/3 8:35

前白木峰(1,586m)

尾根の先端に金剛堂山(1,650m)、奥に白山(2,702m)
白木峰山頂より

2006年11月03日 08:35撮影 by E990, NIKON

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11/3 8:35

尾根の先端に金剛堂山(1,650m)、奥に白山(2,702m)
白木峰山頂より

白木峰(1,437m)山頂

2006年11月03日 08:36撮影 by E990, NIKON

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11/3 8:36

白木峰(1,437m)山頂

白木峰(1,596m)と白木峰山荘
前白木峰山頂より

2006年11月03日 08:48撮影 by E990, NIKON

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11/3 8:48

白木峰(1,596m)と白木峰山荘
前白木峰山頂より

万波高原の紅葉、手前は万波川

2006年11月03日 10:39撮影 by E990, NIKON

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11/3 10:39

万波高原の紅葉、手前は万波川

撮影機器：

E990 NIKON

感想

山キチどん

　1:30深夜の高速道路を走る。370㎞の行程で富山県から岐阜県へと回り込み、峠を越え万波（まんなみ）高原に入った。開拓の村が歴史に埋もれ、清流と農地の跡が物悲しい。道はダートになり小坂谷に入ると20㎞/h程度しか出せない悪路、まともに行けば腹を擦りそうで路面の左右を選んで進んだ。軽四とは言え4WDの威力発揮と言うところだ。左手に「小白木峰登山口」と表示があったのを凸凹路面に気を取られ見過ごしもうこの辺りだろうと広場に車を停めたが林道を登るがどうもおかしい。迷彩服を着た小父さんの車が走って来たので訊ねると駐車地点から50mほど下だと教えられ引き返したが、出だしから15分のロスをやってしまった。
　登山道は整備されて歩き易い。急斜面をジグザグに登り尾根に上がれば富山県側の大長谷川からの登山道に合流した。稜線をなだらかに進むとすぐに小白木峰(1,437m)山頂に達した。笹原の山頂にピーク性はなく壊れた山頂標識と3等三角点「小白木」が、「ここが山頂だよ」と訴えているようだった。西側には金剛堂山(1,650m)、さらに遠く白山まで確認できる好展望だ。しかし好天続きで霞みがちで白山までが限界のようだった。
　東方向に見える白木峰までの稜線は小さなピークはあるものの快適な稜線歩きが続くが、低い木に阻まれ写真の撮れる所は意外と少なかった。P1427を過ぎると最後の登りとなり、この辺りから丸太階段が完璧に整備され山頂へと続いていた。登り切ると小さな祠があり、200mほど先の山頂が視界に入ってきた。方向指示盤と大きな山頂標識のある白木峰(1,596m)は360°の展望で、北アルプスが近い。越中・飛騨国境の山で剱、立山、薬師、黒部五郎、槍、穂高etc.・・全部見えるが、乗鞍、御嶽まで行くと霞んで怪しくなってしまった。近くに目を転じると、すぐ下には白木峰山荘、富山県側からは標高1,570m辺りまで林道が上がっており、超安易な登山者は徒歩10分で“登頂”することができるようだ。しかし山頂には誰もいなかった。
　山頂域は高層湿原で、夏はニッコウキスゲの群落となるらしい。浮島の池、三段の池などの池塘のある山頂域は木道が整備されているが、地盤が緩く傾いてしまい歩き難いことこの上もない。北に進み前白木峰(1,586m)に足を伸ばすとそこには2等三角点「白木峰」が設置され北アルプスが益々近づいた。前白木峰から万波高原に降りる登山道があるという情報もあったが、詳しく調べている時間がなかったので、仕方なく小坂谷からのピストンになってしまったが前白木峰の先にまだ木道は続いていた。どうやらしっかりした登山道があるようだが、標識は一切なく分からないままだった。
　白木峰に戻りパンを食べていると小屋辺りをうろつく小父さんを発見した。しかし登ってくる気配はないようだ。小白木峰に向けて歩き出すと同じコースを歩いてきた男性と遭遇、地元の人で先週も登り、その時は空気が澄んで北アルプスがくっきり見えたそうだ。登山口で1台車を見たと言うので、そのうち人に会うだろうと半分期待していたが、結局そのまま人に会うことなく下山してしまった。何処に行ったのだろう?
　残り少なくなったガソリンを気にしながらR360の打保（うつぼ）まで下るとガソリンスタンドを発見し一安心。明日の大門・大笠のために白川郷へと向う。R360は標高1,289mの天生峠（あもうとうげ）を越える。昨年の9月に加賀の医王山から飛騨の位山に向うとき麓を通りがかると、峠周辺には湿原があり、高山植物の宝庫であるとの看板があったので気になっていた所だ。広い駐車場があり、30～40台の車が停まっている。時刻はまだ12時、湿原の奥には昨年5月猿ヶ馬場山に登ったとき形よく見えていた籾糠山があり、峠から登山道が繋がっている。行かない手はないだろう。

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