記録ID: 7896421
全員に公開
キャンプ等、その他
四国
歩き遍路〜国分寺駅-白峰寺-根香寺-鬼無駅
2025年03月13日(木) [日帰り]

- GPS
- 08:43
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 806m
- 下り
- 831m
コースタイム
| 天候 | 快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
もう1台で80番 国分寺駐車場へ移動してスタート |
写真
摩尼輪塔と下乗石
摩尼輪塔(県指定有形文化財)は、苦しい仏道修行の中でも特に、最終の位を表す「摩尼輪」(塔の円盤部分)にちなんでこのように呼ばれています。また、この塔は下に「下乗」と書いてあり、長い遍路道もやっと聖地に近づいたことを教えています。
下乗とは、ここからは聖地であるからどんな高貴な者でも乗り物から降りて、 さんぱい自分で歩いて参拝しなさいということです。
この摩尼輪塔は、鎌倉時代末の1321年(元応3年2月18日)に密教の僧、金剛仏子宗明によって建てられた全国でも珍しい塔です。
一方左手にある下乗石の裏には、江戸時代末の1836年(天保7年丙申春3月)に高松藩が古い摩尼輪塔を小屋で覆って保存し新しくこの碑を建てたことが刻まれています。
摩尼輪塔(県指定有形文化財)は、苦しい仏道修行の中でも特に、最終の位を表す「摩尼輪」(塔の円盤部分)にちなんでこのように呼ばれています。また、この塔は下に「下乗」と書いてあり、長い遍路道もやっと聖地に近づいたことを教えています。
下乗とは、ここからは聖地であるからどんな高貴な者でも乗り物から降りて、 さんぱい自分で歩いて参拝しなさいということです。
この摩尼輪塔は、鎌倉時代末の1321年(元応3年2月18日)に密教の僧、金剛仏子宗明によって建てられた全国でも珍しい塔です。
一方左手にある下乗石の裏には、江戸時代末の1836年(天保7年丙申春3月)に高松藩が古い摩尼輪塔を小屋で覆って保存し新しくこの碑を建てたことが刻まれています。
讃岐遍路道
国指定史跡
一根香寺道-
四国八十八箇所霊場を巡る遍路道は、四国4県にまたがる空海(弘法大師) ゆかりの寺院を巡る 1400km におよぶ壮大な巡礼道で、古来より人々の往来や文化交流の舞台となり、数多くの石造物等の文化財が残されています。また、札所寺院や庵、遍路道では、地元住民が遍路に対して食べ物を提供したり、必需品を提供したりする「お接待」という行為が行われており、この「お接待」と呼ばれる心の文化も民衆が長い歴史の中で創り上げたものです。このように遍路道には物心両面にわたり、人びとによって今日まで受け継がれてきた巡礼に関する文化財や習俗が残っています。
四国八十八箇所霊場を巡る遍路の始まりについては定かではありませんが、第80番札所国分寺本堂には永正10年(1513) の落書に「四国中辺路、同行只二人納申候」の墨書銘が残されており、遍路の歴史が中世末まで遡る可能性があります。
香川県には 22 箇所の札所寺院とそれらをつなぐ約 185kmの遍路道があり、そのうち第81番札所百第寺から第 82 番札所根香寺間の遍路道である「根香寺道」は、高松市と坂出市にまたがる五色台にあり、歴史的な面影を残し、道沿いには道標・丁石等の石造物が残っています。道標は、主に白峯寺から根香寺の選路道と別の札所寺院へ遍路道が分岐する場所に設置されています。丁石も道標と同様に重要な構成要素で、白峯寺から根香寺間の遍路道沿いに約 109m間隔で50基設置されていたようで、現在も41基が確認できます。
承応2年(1653)の澄柿による「四国遍路日記」には「白峰ヨリ五拾町往テ根香寺二至ル」、貞享 4年(1687)の真念による「四国遍路道指南」には「これより根香寺まで五十町。」とあり、現在の丁数と合致しており、少なくとも江戸時代前期には現在の遍路道が使われていたことがうかがえます。 以上のように、讚岐遍路道-根香寺道は歴史的な面影を色濃く残し、江戸時代前期まで測ること
が確認でき、歴史的価値が十分あることから、平成25年10月17日に国の史跡に指定されました。
国指定史跡
一根香寺道-
四国八十八箇所霊場を巡る遍路道は、四国4県にまたがる空海(弘法大師) ゆかりの寺院を巡る 1400km におよぶ壮大な巡礼道で、古来より人々の往来や文化交流の舞台となり、数多くの石造物等の文化財が残されています。また、札所寺院や庵、遍路道では、地元住民が遍路に対して食べ物を提供したり、必需品を提供したりする「お接待」という行為が行われており、この「お接待」と呼ばれる心の文化も民衆が長い歴史の中で創り上げたものです。このように遍路道には物心両面にわたり、人びとによって今日まで受け継がれてきた巡礼に関する文化財や習俗が残っています。
四国八十八箇所霊場を巡る遍路の始まりについては定かではありませんが、第80番札所国分寺本堂には永正10年(1513) の落書に「四国中辺路、同行只二人納申候」の墨書銘が残されており、遍路の歴史が中世末まで遡る可能性があります。
香川県には 22 箇所の札所寺院とそれらをつなぐ約 185kmの遍路道があり、そのうち第81番札所百第寺から第 82 番札所根香寺間の遍路道である「根香寺道」は、高松市と坂出市にまたがる五色台にあり、歴史的な面影を残し、道沿いには道標・丁石等の石造物が残っています。道標は、主に白峯寺から根香寺の選路道と別の札所寺院へ遍路道が分岐する場所に設置されています。丁石も道標と同様に重要な構成要素で、白峯寺から根香寺間の遍路道沿いに約 109m間隔で50基設置されていたようで、現在も41基が確認できます。
承応2年(1653)の澄柿による「四国遍路日記」には「白峰ヨリ五拾町往テ根香寺二至ル」、貞享 4年(1687)の真念による「四国遍路道指南」には「これより根香寺まで五十町。」とあり、現在の丁数と合致しており、少なくとも江戸時代前期には現在の遍路道が使われていたことがうかがえます。 以上のように、讚岐遍路道-根香寺道は歴史的な面影を色濃く残し、江戸時代前期まで測ること
が確認でき、歴史的価値が十分あることから、平成25年10月17日に国の史跡に指定されました。
※読めないところがありました💦ごめんなさい↓↓↓
閼伽井と丁石
開御井とは、神仏にささげる水のわく井戸のことです。この付近は自峰寺の寺側で、この井戸のことは、白峰寺縁起のなかに記述されています。水は枯れることなく、遠い昔から、ここを通るお遍路さんはこの冷水でのどをうるおし、手を清めたことでしょう。
一人山道を歩くお遍路さんにとって 頼りになったのが丁石です。これは岩石に地蔵菩薩と次の札所までの丁数を刻んだ舟型の石仏です。
丁は江戸時代桜期にたてられ、五色台山上には数多く残っています。これらの丁石は当時の人々が、お遍路さんの道中の安全を祈願してたてたのです。ところが、丁石は、五色台山上には分布しない(解読不能)作られています。おそらく、庵治などの石切場からここへ運んできたのでしょう。信仰心があつかった昔の人たち(解読不能)のばれます。シロダモでぞうりを作り、遍路道にたたずむお地蔵様におそなえをしましょう。
閼伽井と丁石
開御井とは、神仏にささげる水のわく井戸のことです。この付近は自峰寺の寺側で、この井戸のことは、白峰寺縁起のなかに記述されています。水は枯れることなく、遠い昔から、ここを通るお遍路さんはこの冷水でのどをうるおし、手を清めたことでしょう。
一人山道を歩くお遍路さんにとって 頼りになったのが丁石です。これは岩石に地蔵菩薩と次の札所までの丁数を刻んだ舟型の石仏です。
丁は江戸時代桜期にたてられ、五色台山上には数多く残っています。これらの丁石は当時の人々が、お遍路さんの道中の安全を祈願してたてたのです。ところが、丁石は、五色台山上には分布しない(解読不能)作られています。おそらく、庵治などの石切場からここへ運んできたのでしょう。信仰心があつかった昔の人たち(解読不能)のばれます。シロダモでぞうりを作り、遍路道にたたずむお地蔵様におそなえをしましょう。
接待所の願い
この接待所は、三つの願いを込めています。
一.ご縁あって香川県をゆくお遍路さんが、元気に結願してほしい。
二.未来を担う子どもたちが、いのちを大切にしてほしい。
三.小児がんなど、病気や障がいの子どもたちへの支援の輪が広がってほしい。
この接待所を設けたきっかけは、小さな「いのち」がスタートです。
景子ちゃんは、三歳で小児がんを発病。精一杯いのちを輝かせて、六歳で天国に旅立ちました。
その後、お父さんは、いのちを大切にしてほしい、小児がんなどへの支援の輪を願い、全国で「いのちの授業」に取組んでいます。
景子ちゃんの二十三回忌を終えて、お父さんは、四国歩きお遍路を始めました。その思いを知った仲間(香川県在住)が、天国の景子ちゃんに代わり、
お父さん、ありがとう。結願まであと少し、がんばって
との気持ちでお接待しようと、この地にて、缶ジュースと自由ノートを置いて一日接待所を設けました。
すると、たくさんのお遍路さんから感謝と感動のメッセージが届いたのです。
「突然、山の中でお接待。すごい元気をもらいました。」
「こんなご接待は初めてです。香川、最高です。」
「景子ちゃん、みなさん、本当にありがとう。」
「いのちをいやす、接待所です。ずっとあってほしい。」
そのメッセージを、お大師様のお声として、香川県の心ある仲間が集いました。そして、この接待所を設けて、今運営しています。
この地をゆくお遍路さんとのご縁を通じて、願いが叶うことを祈ります。
合掌。
この接待所にかかわる有志一同
この接待所は、三つの願いを込めています。
一.ご縁あって香川県をゆくお遍路さんが、元気に結願してほしい。
二.未来を担う子どもたちが、いのちを大切にしてほしい。
三.小児がんなど、病気や障がいの子どもたちへの支援の輪が広がってほしい。
この接待所を設けたきっかけは、小さな「いのち」がスタートです。
景子ちゃんは、三歳で小児がんを発病。精一杯いのちを輝かせて、六歳で天国に旅立ちました。
その後、お父さんは、いのちを大切にしてほしい、小児がんなどへの支援の輪を願い、全国で「いのちの授業」に取組んでいます。
景子ちゃんの二十三回忌を終えて、お父さんは、四国歩きお遍路を始めました。その思いを知った仲間(香川県在住)が、天国の景子ちゃんに代わり、
お父さん、ありがとう。結願まであと少し、がんばって
との気持ちでお接待しようと、この地にて、缶ジュースと自由ノートを置いて一日接待所を設けました。
すると、たくさんのお遍路さんから感謝と感動のメッセージが届いたのです。
「突然、山の中でお接待。すごい元気をもらいました。」
「こんなご接待は初めてです。香川、最高です。」
「景子ちゃん、みなさん、本当にありがとう。」
「いのちをいやす、接待所です。ずっとあってほしい。」
そのメッセージを、お大師様のお声として、香川県の心ある仲間が集いました。そして、この接待所を設けて、今運営しています。
この地をゆくお遍路さんとのご縁を通じて、願いが叶うことを祈ります。
合掌。
この接待所にかかわる有志一同
「今から約450年くらいの昔、このあたりに人間を食べる恐ろしい怪獣、牛鬼が棲んでいて、人々を大変困らせていました。そこでこの地方の村人は、山田蔵人高清といういう弓の名人に牛鬼の退治を頼みました。高清は根香寺の本尊である千手観音(重要文化財)に願をかけ、そのおかげで牛鬼を見つけ出し、見事に退治したそうです。
そして、怪獣の角を根香寺に奉納して、その菩提を弔ったと伝えられています。
そして、怪獣の角を根香寺に奉納して、その菩提を弔ったと伝えられています。
「白猴欅(はっこうけやき)
智証大師が当山開基の時、 この樹下に山王権現が現れ、 また、白い猿が下りてきて、 大師を守護し創業を助けたと云う。
樹齢約一六〇〇年。
樹幹の周囲約七メートル。
昭和五○年ごろ、枯れてしまい、平成三年に保存のため、 根を切り、屋根をつけて生えていたとおりの位置に据えています。」
智証大師が当山開基の時、 この樹下に山王権現が現れ、 また、白い猿が下りてきて、 大師を守護し創業を助けたと云う。
樹齢約一六〇〇年。
樹幹の周囲約七メートル。
昭和五○年ごろ、枯れてしまい、平成三年に保存のため、 根を切り、屋根をつけて生えていたとおりの位置に据えています。」
「国指定重要文化
千手観音木像
当寺の本尊てありメート平安時代蘇原時代初期)
智證六師門診の刻んだものて漫材一人造り
総身高さ六万ドルの立像 漆箔
遠赤兰十三千日間扉の秘佛としております」
千手観音木像
当寺の本尊てありメート平安時代蘇原時代初期)
智證六師門診の刻んだものて漫材一人造り
総身高さ六万ドルの立像 漆箔
遠赤兰十三千日間扉の秘佛としております」
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
笛
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
タオル
|
|---|
感想
今回は歩き遍路です。
歩き遍路仲間にいれてもらっているので
GOAL地点に🚙をデポしています。
◎天気
心配していたお天気は絶好の山日和に。
〇ルート
遍路道です。今回の遍路道はロードばかりじゃないので歩きやすいです。
〇アクセス
香東川公園飯田運動公園に車を1台デポ。
もう1台で80番 国分寺駐車場へ移動してスタート
〇すれ違い
根香寺のふもとに狸さん1匹。
遍路小屋で赤星を守ってくださってる方と会いました。
以前玉簾のところで山談義をした方でした。
山での出会い、人生を豊かにしてくれます。
◎感想
ヒトが遍路につむぐ思いがあふれていました。
お遍路小屋もあり、根香寺道には歴史も味わえてよかったです。(ラスト2枚の追加画像を見てみてください!)
「けいこちゃんのお接待所」は立派なHPがあるので是非!ご覧ください。
https://inochi-baton.com/katsudo/景子ちゃんの接待所/
〇追記
そろそろ結願〜1番の話がでてきました。楽しみです。
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