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Yamareco

記録ID: 7920262
全員に公開
ハイキング
金剛山・岩湧山

石ブテ尾根〜ちはや園地〜伏見峠

2025年03月21日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
GPS
05:14
距離
13.8km
登り
1,195m
下り
778m

コースタイム

日帰り
山行
4:34
休憩
0:40
合計
5:14
距離 13.8km 登り 1,195m 下り 778m
9:45
9:55
13
石ブテ林道口トイレ
10:13
53
石ブテ尾根取付
11:06
11:16
12
ぬかるみの段差の上で休憩
11:28
28
895mピーク
11:56
11:58
10
12:08
9
12:17
26
転法輪寺前
12:43
12:58
30
ロープウェイ駅手前のベンチ (腹ごしらえ)
13:28
13:30
27
星と自然のミュージアム
13:57
24
14:21
金剛山ロープウェイバス停のトイレ前
天候 晴れ 暖かいが風強い
過去天気図(気象庁) 2025年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
●行き= 白鷺 7:39 (370円) 河内長野 7:59/8:15 (300円) 富田林 8:27/8:35 (4市町村コミバス 白木線・400円) 東水分 9:06
●帰り= 金剛山ロープウェイ前 14:44
車通りの多い車道 (国道三〇九号線) の脇にフキノトウ、逞しい
車通りの多い車道 (国道三〇九号線) の脇にフキノトウ、逞しい
石ブテ林道口のトイレを借りる
石ブテ林道口のトイレを借りる
大きな砂防ダム
行く手を阻むかのやう
行く手を阻むかのやう
石ブテ尾根ルートを取る
石ブテ尾根ルートを取る
急な登りが続く
自然林となる
泥濘の段差 ・ロープを掴んで登ろうとしたが滑つてこけた!!
泥濘の段差 ・ロープを掴んで登ろうとしたが滑つてこけた!!
登り切つた所で休憩 ・服や手袋に付いた泥を落とし、スパイクを履き、小腹を満たす
登り切つた所で休憩 ・服や手袋に付いた泥を落とし、スパイクを履き、小腹を満たす
想像以上の積雪だが樂しい
想像以上の積雪だが樂しい
葛城山を望む
八九五メートルピーク
八九五メートルピーク
六道の辻着
大日岳山頂
転法輪寺の前の下り道
転法輪寺の前の下り道
葛城神社方面への坂道 ・先週は雪がなかつたが再び厚い雪化粧
葛城神社方面への坂道 ・先週は雪がなかつたが再び厚い雪化粧
今回は葛城神社、湧出岳に寄らない南の水平道を行く
今回は葛城神社、湧出岳に寄らない南の水平道を行く
ちはや園地入口のベンチで腹ごしらへ
ちはや園地入口のベンチで腹ごしらへ
フクジユソウ、先週は曇つてゐて花は閉じてゐたが、此の日は矢張り開いてゐた
フクジユソウ、先週は曇つてゐて花は閉じてゐたが、此の日は矢張り開いてゐた
輝くやうな黄色
しやくなげの路はまだ雪
しやくなげの路はまだ雪
フクジユソウの所に戻つて来た
フクジユソウの所に戻つて来た
シヤアベツト状の坂道 ・“防水努力義務” の安価な登山靴にジワジワと染み込んでくる
シヤアベツト状の坂道 ・“防水努力義務” の安価な登山靴にジワジワと染み込んでくる
星と自然のミユージアムで尋ねて ----
星と自然のミユージアムで尋ねて ----
開きかけのセツブンソウ1輪、無事に見ることが出来た
開きかけのセツブンソウ1輪、無事に見ることが出来た
キヤンプ場方面に咲くオオミスミソウ ・元気なささうだがこれからシヤキツとするのだらうか
キヤンプ場方面に咲くオオミスミソウ ・元気なささうだがこれからシヤキツとするのだらうか
一旦,大屋根広場まで上がつてから下山
一旦,大屋根広場まで上がつてから下山
伏見峠 ・此処から雪や氷の坂道 (念仏坂) を速足で下りて行く
伏見峠 ・此処から雪や氷の坂道 (念仏坂) を速足で下りて行く

感想

 大正風 (祖父風) の文章,捨て難く、今後も暫く一人の山行は其れで書くことに。
 先週,そろそろ咲くと聞いた,ちはや園地のセツブンソウを見るため今週も金剛山。その時「ユキワリソウ」も咲くと聞いた。そんな花 (サクラソウ属の高山植物) 咲くのか? と疑問だつたが、どうやらオオミスミソウのことらしい。調べてみると、漢字で書く「雪割草」は園藝の世界でミスミソウなどをさう呼ぶとのこと。やゝこしいので「雪割草」は使はない方がいゝだらう。
 其れとは別に、石ブテ尾根にミスミソウが咲くと聞いて、今回のルートを考へた。北から金剛山へ登るルートは山地図に載つてゐないルートが沢山有るやうだが、通常のハイカー用の装備では登れない沢登りルートも含むやうだ。二〇一二年五月、石ブテ東谷を登つたが、小さな砂防ダムなど,立ちはだかる壁を幾つも超えて行くシンドイ道だつたことが思ひ出される。

 車を持つてゐないと、東水分バス停からトラツクなどがビユンビユン通り過ぎて行く恐怖の車道を四十分ほど歩かなくてはならぬが、毎回,意外と長く感じないものだ。トイレを借りてから石ブテ林道に入る。
 荒れ気味の林道から急な尾根道を登つていく。尾根道に入つた辺りに咲くと目星を付けてゐて、足元をキヨロキヨロ見乍ら登るが、ない。そもそもこんな植林帯の尾根筋に咲くとも思へず、意気阻喪…。
 植林帯を抜けると自然林のいい雰囲気。適度な積雪も良い。此の辺りにミスミソウが咲いてゐる可能性もあるかなと期待する一方で、見られなくともいい道を知ることができたといふ満足感があつた。しかし,ぬかるんだ段差で滑つて服や手袋を汚してしまつた。早目にスパイクを履いておくべきだつたと後悔。
 この道で出会つたハイカーは高齢女性お一人。少しお話ししたが、早く歩けなくなつたので,キツイ乍ら一人でゆつくり歩ける此の道がお気に入りとのことだつた。将来かく有りたいものだ。ミスミソウのことを尋ねてみたが、此の道では咲かないのではないかとのことだつた。
 六道の辻からは二〇二〇年二月、太尾以来の道。但しその時は下山だつた。

 今回は葛城神社、湧出岳に寄らず、南側の水平道をとる。こつちの道の方が歩き易いことには間違いないが、雪解けで泥濘になつている所があり、“防水努力義務” といふ感じの安価な登山靴では心許なさを感じた。
 ロープウエイ駅手前のコンクリベンチで手つ取り早く腹ごしらへを済ませ、フクジユソウの花畑。先週は曇つてゐた為,花は閉じてゐたが、この日は照つてゐるのでいつぱいに花を開かせてゐた。セツブンソウを探してしやくなげの路を行くがまだ雪に閉ざされてゐる。辺りをウロウロしながら、何となく星と自然のミユージアムに登り着いたが、其処に設置されてある園地の案内図に花の開花状況が書き込まれてゐるではないか。セツブンソウ、オオミスミソウ…。建物内に入り、係の方に教へを乞ふ。二種の花は一輪 (一株)ずつ咲いたところだと仰る。今朝撮つた寫眞を見せて呉れたり、方向音痴でも分かり易いやうに丁寧に場所を教えて呉れた。多謝感謝。
 先ずはセツブンソウ。しかし教えて貰つた辺りを二往復しても見つからない。偶然,通り掛かつた方が気を利かせて教えて呉れた。有るといふ所を二往復しても見つけられないのだから、石ブテのミスミソウが見つかる訳が無い。
 その後,キャンプ場方面に下りて、オオミスミソウを見ることが出来た。葉の形は似てゐるとはいえミスミソウとは雰囲気は可成り異なる。矢張りミスミソウを見たいものだといふ気持ちを新たにした。

 トイレを借りた後 (百円寄付),下山。伏見峠から走つて下りられる念仏坂。山地図にバス停迄の参考タイム五十分を書かれてゐるが、先々週は半分の二十五分程で下りた。ところが此の日は雪と氷で苦戦…。脇の木製の柵を頼りに速足で下りて行く。ガリガリと音を立てるスパイクが何とも不快。
 登山終了。こけずに済んだ。今回も二十五分ほどで下りられた。
 ミスミソウは見られたかったものゝ充分満足すべき山行だつた。
 しかし帰宅後から目の痒さに悩まされた。本格的な花粉症の季節だ。鼻はましなのはずつとマスクをして登つた効果もあるのだらう。ゴーグルも持つて行つてをり、最初の車道では付けていたのだが、汗で曇るので使い難い。私はヒノキの方が強く出るので先が思ひやられる。五月迄はセレスタミンを常用すべきか…。

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コメント

関西一の人気のお山だけあって、フクジュソウから始まり色んな花が咲くんやね。
いよいよ花活の時期ですな。ワイも来週あたりからどこの山に行こうか思案中ですわ。
2025/3/24 2:08
ま、言うても、園地の花は栽培、あるいは保護している花やからね。野性でもいろいろ咲くけど、珍しいのはなかなか見られんわね。昔一度登ったことのある花の道は台風で崩落して通行止めになったしなぁ。ニリンソウ畑、大丈夫なんやろかなぁ。
2025/3/24 2:52
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