黒部横断 扇沢~スバリ岳~黒部湖~丸山~小窓~馬場島


天候 | 3/20 快晴 3/21 上部ガス、強風 3/22 快晴、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大町日向山ゲート前 1台 富山伊折集落 友人自家用車出迎え |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
日よけ帽子
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ビンディング
スキー板
シール
エアマット
マクラ
シュラフ2
シュラフカバー
ガス110 予備
ハーネス
ATC
下山後用スキー袋
お金
モバイルバッテリー 2
コッヘル
ホッカイロ
トレペ
ゴミ袋
渡渉ビニール
歯ブラシ
水入れ物
シューズカバー
単三予備電池
カード
保険証
|
---|---|
備考 | テント ロープ ガスバーナー ガス |
感想
地図データはストラバ参照
https://www.strava.com/activities/13950565388
黒部湖冬季横断
ロマン溢れる響き
だけど、普通ではなかなか行けない、北アルプスの最深部
1day
日向山ゲート-扇沢駅-針ノ木雪渓-スバリ岳-大スバリ沢-黒部湖
朝6:20 大町日向山冬季ゲート発
久しぶりの緊張感
まずは7km弱のロード歩き
20kg+板が背中にズッシリ
扇沢駅は除雪がすすむ
ここから本格的な雪山に
前日までの降雪でなかなかのラッセル
マヤクボ沢を詰め稜線に
稜線はアイゼンでシートラ
ヒリヒリする
険しい雪壁を越えるとスバリ岳山頂
素晴らしい‼️
雪に覆われた北アルプスが一望
これから向かう剱岳方面も
滑走ルートは大スバリ沢
ルートを慎重に見定めドロップ
雪は良い❗️
が
ザックの重さで、思うようには滑れない
20kgはなかなかの重量
がどんどん落とす
立山に向かって滑る最高の瞬間
下部には大滝
突破出来ないかギリギリまで見定めるが不可
高巻きに登り返す
登り返してトラバースすると、ここも素晴らしい斜面
ヒャッホーしながら、黒部湖へダイブ❗️
黒部ダムを眺めながら、黒部湖を横断❗️
現実味が無い
TVで見る世界
テンションMax
黒部湖を横断し、ロッジくろよん近くで
本日の黒部ホテル設営
穏やかだった風が夜半から強くなり、⛺️はためき音を聞きながら就寝
素晴らしい1日目
2日目も不安と期待
黒部冬季横断 2day
予報通り夜半から風が風が強く、⛺️も煽られる
稜線から、ゴーゴーという激しい風切り音
当初の計画だと、2日目は室堂経由で劔沢滑走予定だったが、稜線はガスと強風
標高を上げるのはリスクが高いとルート変更
※一ノ越(2700m) 劔御前小屋(2750m)
黒部平-御前谷-丸山-内蔵助平-ハシゴ乗越-劔沢-近藤岩
このルートだと、最高到達点でも2000mちょい
そして、北上ルートなのでパウダーも楽しもうと
スタートは6:40
今日は、上空には雲がかかり立山の稜線も見えない
まずは黒部平ロープウェイ🚡駅を目指す
巨大な駅舎が目を引く
もうすぐ営業が始まると、たくさんの人が押し寄せるが、まだ静かな山
関係者だろうか、ロープウェイが動いている
駅の真下を登り、尾根に上がる
ここから御前谷への滑走
北面の素晴らしい雪を堪能する
御前谷を詰め、丸山に登り上げると、後立山の素晴らしい景色
昨日のラインもよく見える
素晴らしいとしか言いようがない
丸山からの一本は、内蔵助平の広大な雪原への滑走
もう素晴らしい‼️
しかなかった
内蔵助平の雪原を突っ切ると、ハシゴ乗越への登りにかかる
この辺りから、シャリバテか、2日目の疲れか、かなりの疲労感
なんとかラッセルはするもののペースがガクッと落ちる
狙っていた斜面は、別ルートから来ていた先行パーティーに滑られていたので、もう一本登り隣の斜面から、2日目ラストのドロップ
狭い谷から一本抜けると、またもや素晴らしい斜面
剱岳に向かっての滑走
疲れも全て吹っ飛んだ
劔沢を下り、2日目は近藤岩、下にて⛺️
ここでも黒部の美味しい天然水が取れ、快適テン泊
目の前には、剱岳八ツ峰と三ノ窓雪渓
夕刻になると、上空の雲も取れ稜線をはっきりと見ることができる
あまりの凄さに、現実味がわかない
天気はいいが風は強い
3日目の小窓越えの緊張感を感じながら、時折吹き付ける⛺️の、はためき音を子守唄に、早々就寝
黒部冬季横断 3day
いよいよ最終日、ルートは
近藤岩-小窓雪渓-小窓-西仙人谷-馬場島-伊折集落
今回の山旅のハイライトでもある剱岳小窓越え
上部の風は?雪は?斜面は?
朝から緊張感が走る
スタートは、まだ月が光る5:20
スタートから美しい世界
小窓雪渓の入り口に辿り着く頃に日の出
目の前の池の平山がモルゲンに染まり、美しさに息を呑む
振り返るとからの鹿島槍からの日の出
先には広大な小窓カール
左には小窓の王
自分がこの場所に身を置いていること自体に、現実味がわかない
素晴らしい映像の中にいる様な
ただただ圧倒的な美しさに、スゴいとしか言えない
心配していた風は、風向きの影響で暑いぐらいで平和そのもの
ただ、稜線は爆風が吹いているのがわかる
小窓が近づく
途端に風が強くなる
耐風装備に全てチェンジ
小窓のコルに到着
風は確かに強いが、コルの影では想定内程度
ザックを置き、ドロップポイントの西仙人谷入り口を偵察
と
ドロップポイントは爆風を通り越して、ジェット気流が吹き荒れる
飛ばされそうになりながら斜面を観察する
もちろんカチカチ急斜面と岩
とても自分の技術では滑れないのが一目瞭然
早々にシートラで、クライムダウンを選択
アイゼン、ピッケルを装着
地獄ゴーグルも当然装備
ジェット気流の中に飛び込む
強烈な爆風に飛ばされないように、ピッケルを突き刺し、膝をついた状態から身動きが取れない
敗退も頭によぎる
たいした時間じゃないんだろうけど、そのまましばし固まる
風には息がある
その僅かな瞬間にクライムダウンを始める
背負った板が斜面と平行になるので、カラダが安定する
一歩一歩、確実にアイゼンとピッケルを雪面に差し込む
緊張と爆風で呼吸が苦しい
15mほど下ると、雪が少し柔らかくなり、ブーツが沈んでくれた
カラダの安定感が一気に高まり、少し安心感がでる
そのまま下りトータルで70mほどをクライムダウンすると、更に雪が柔らかくなり、僅かな岩陰で板を装着出来そう
ここで、スキー板装着
こうなれば突破は見えた
シュカブラとアイスバーンは出るが、これなら慎重に滑れば降りられる
板を履いた瞬間に、斜面に対して戦闘力が上がった気がする
下に降るにつれ、ウソの様に風も収まる
安全地帯まできて、緊張感が解れる
と、改めてもの凄い景色の中にいる事を実感する
2人で感動のハイタッチ
素晴らしい瞬間だった
そして、もう一度、ココロ行くまで絶景を堪能した
しばらく滑走を楽しむが、下部に来るとパリパリモナカ、ストップ雪、灼熱と、すっかり春スキー
重い雪に大苦戦
途中すれ違ったクライマーのトレースがありがたいこと
そしてついに馬場島へ到着
富山県警の山岳救助隊の方にご挨拶
いただいた抹茶ラテの美味しかったこと
とは言っても伊折集落は遠い
林道でシール装着
やがて除雪終了点
旅が終わることの寂しさと、達成感で一杯
旅の終わりには、シーハイルの仲間が出迎えてくれた
計画からルート、天気、雪の状況から全てにわたってリードしてもらったHさんには、感謝してもしきれない
そして、出迎えてくれたTさんにも大感謝
またいつか
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する