鐘撞堂山

- GPS
- 03:33
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 284m
- 下り
- 280m
コースタイム
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・道標(ふるさと歩道)が充実しており、コースに迷うことはない。 ・先日(2016/1/18)の積雪の影響からか、なぎ倒されたような木、倒木が各所で見受けられた。 |
| その他周辺情報 | お土産: 寄居駅南口〔観光案内所〕 登山後の温泉: 東松山駅下車〔蔵の湯〕 |
写真
装備
| 個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
入浴セット
御朱印帳
飲料
|
|---|
感想
しばらく続いた冬日和も、月曜日の雪で一転。残雪に寒空が浮かび、北日本から西日本への爆弾低気圧の影響で、関東もまたいつ雪が降ってもおかしくない週末となりましたが、お手軽午前中ハイカーの我等は、まだ歩かぬ東京近郊の低山を探して今週も歩きます...。
今日は鐘撞堂山に登ります。寄居駅の北北西に横たわる丘陵状の里山で、標高わずか330mの低山ですが、関東平野を見晴らす抜群の展望が魅力だと聞きます。荒川の河岸段丘に作られた鉢形城の見張り台が置かれて、戦国時代には敵の襲来を鐘を撞いて知らせたのが山名の由来だそうです。
ここ奥武蔵にも寒波が押し寄せてい、突き刺すような冷たさの中、寄居駅北口に降りました。線路沿いに東へ歩き、陸橋手前の十字路を左折するルートでしたが、おしゃべりしながら北方向へ歩き進んでしまい、国道140号バイパス沿いを東へ。天沼陸橋入口交差点を左折してルートに戻ります。道沿いの蝋梅が黄色く咲き誇っています。
大正池に着きました。天皇即位を記念して作られた灌漑池ですが、工事中のようで水が抜かれていました。このすぐ先で人家はなくなり、林道に入ります。
残雪の上を歩いていく状態になってきました。やがて林道分岐で道標にしたがい右手の沢沿いの山道に入ります。登っていくと竹炭工房があり、工房の人たちが雪かきをしていました。雪の重みでしょうか、竹林が押しつぶされたように方々荒れていました。そこから杉林を抜け、暗い山道を過ぎれば木段が見えてきます。右手の木の間越しに寄居の市街地が見晴らせます。そして70段の木段をのぼりきれば鐘撞堂山の山頂です。薄っすらと曇ってはいますが、北西彼方に榛名山や白根山が、展望台の上から東方向独立峰の筑波山が聳え、すばらしい展望です。山頂は広く、日当たりもよい。東屋もあって過ごしやすくなっています。
下山は少し戻って円良田湖方面へ。残雪が深く、今日は軽アイゼンもないので慎重に歩きます。沢沿いを緩やかに下っていき、湖の手前で林道に出、左へ行くと羅漢山登山口に出ます。階段をのぼり山頂へ。ここでも倒木が道をふさぎ、大小の枝が落ちて散らかっていました。山頂の釈迦三尊に手を合わせ、五百羅漢の遊歩道を下ろうとすると、あろうことか折れた木が羅漢さまの上にのしかかっていたので取り払いました。
羅漢さまは一体一体の表情や座り方がそれぞれ異なりユーモラス。じっくり鑑賞しながら歩きたいところですが、雪の下り道なので足元に注意を払わないわけにはいきません。
少林寺で御朱印をいただくと、閉めていた本堂を開けてくれました。ご本尊にお参りします。
少林寺からは道なりに下り、馬頭観音の角を左へ。踏み切りの先の藤田善導寺にも立ち寄ってお参りし、寄居駅に戻りました。
〔感想〕
この標高の低さでこれだけの展望を楽しめるとは思いませんでした。
急登、急降下もないので、家族連れでも安心して歩ける山だから人気もあるのでしょう。
さすがに残雪のこの日は人は少なかったですが...。
今回我等は羅漢山方面へ行きましたが、円良田湖畔には、樹齢30年を越えるサクラが立ち並んでい、春のシーズンであればお花見を楽しみながら波久礼駅へ向かう道を選んだかと思います。
178_tomo
koya4698













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