金勝アルプス・金勝寺


- GPS
- 05:39
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 691m
- 下り
- 691m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:39
過去天気図(気象庁) | 2025年04月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
昨日の武奈ヶ岳登山のクーリングダウンとして金城山を歩く。
ついでに近隣の金勝寺を見ると言う、観光兼任計画。
上桐生のバス停から少し進んで、駐車場を横切ると登山道になる。如何にも里山という生活の薫りのする歩き始めから、次第に山道然としてくる。10分ほど歩くと、落ヶ滝の分岐。落ヶ滝に立ち寄る。水量は少ないが、中々見栄えの良い滝だ。
元に戻って、天狗岩を目指す。だんだんジャングルっぽい様相になる。本州の山には珍しく、シダ植物に囲まれた登山道。小笠原の母島・乳房山に行った時のよう。あっちは、プラスタコの木で完全なジャングルだけど。小さな沢に沿ったり、渡ったりしながら鶏冠山への分岐まで進む。岩が比較的滑りやすく、且つ濡れているので、ロープの補助は有り難い。標高を上げると段々登山道脇に巨岩が目立つようになる。見晴らしの良い尾根筋まで出てすぐ、のぞき岩。南アルプス鋸岳の鹿窓的な岩の窓から下界が見える。里に近い低山の良いところに、町並みが箱庭のように見える。
そのすぐ先の見通しの良い高台から、目指す天狗岩が見える。ここは本当に高々標高500m程の山か?と疑いたくなるような圧倒的な光景。
そこから少し降って、登り返すと天狗岩の基部に着く折り重なる花崗岩の間を縫って、見晴らしの良い岩の上に出る。
天狗岩は狭いし、混むし、怖くて落ち着かないしで、早々に後にする。天狗岩を少し出た所に、天狗岩がよく見える場所がある。
一旦広い鞍部に降りて登り返すと耳岩。沢山の人が休憩している。展望台と書かれた方向に行くと岩をよじ登って岩の上にに出るらしい。やめておく。
白石峰へはしっかり登るが、見晴らしの良いところまで来ると、背後に耳岩が見える。ここから見ると耳岩がまさに耳の形をしているのがよくわかる。
白石峰は樹林に囲まれ、見晴らしはない。竜王山に向かう。途中、後天狗岩への踏み跡を見つけたので、後天狗岩に向かう。短いが大きく降った後、樹林を暫く歩くと、岩の基部に当たる。そこから岩を登って少し行くと、見晴らしの良い場所に出る。
帰りは道が三つに分けるが、どれを取って竜王山に行くが、一番低い道が楽のよう。分岐は小ピークになっていて、そこから竜王山へは一旦下る。低い道はその鞍部に繋がっているので。竜王山は肩に大きな祠がある。少し登ると山頂。
金勝寺へは竜王山から降って駐車場方面に向かう。駐車場まで降りるとあとは車道歩き。
金勝寺は流行りの寺にあるような派手さは皆無。いかにも古刹という感じの重厚感のある古い寺。御朱印を頂き、拝観料500円払って境内に入る。
派手さはないが、季節によって見所が変わるのではないか。
御朱印が、御朱印帳に書くのではなく、書き置きのものだったのが残念。寺の前にバスが止まっていて、これに乗れば山行終了できるだろう誘惑に抗って、再び来た道をとぼとぼ戻る。一度来た道を歩く時、行きより楽に感じるのは何故だろう。すこし登り返して、白石峰まで戻る。
そこから国見岩方面に進路を取る。石の階段が続き、一気に高度を減らす。このルート下りにとった時、楽に歩けるのが良い。
国見岩、狛坂磨崖仏と順調に見所を経て、以後石の階段はなくなる。高度を下げていくと、感じの良いシダ道になる。かなり着々降ったので、出合以降は楽なのでは、と期待したが、ビンゴ。ここから先は林道に毛が生えた程度の緩い下りでペースが上がり、オランダ堤防。ここまで来るともう一般向けの場所、程なくバス停に着く。
クーリングダウンのつもりだったが、クーリングダウンとは言えない程度のハードなコースだった。ただ見所は多く満足度の高い山だ。終始重たい雲の覆う日で、それだけが残念だった。
時間が余ったので安土山(安土城)で、さらにもうひと登り
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