大光院~金山城跡~栄螺堂~中八王子山~高山神社


- GPS
- 07:27
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 465m
- 下り
- 465m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 7:25
天候 | 晴れ ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
天皇に忠義を尽くした新田義貞を祀るため、地元有志によって創建された。
菅原道真と同様、一般民衆の同情と支援を受け、怨霊神=火雷神=御霊神という神格化の過程をたどったとされる。
松が枯れる原因は、幾つかあるが、最も有力な説は、マツノザイ線虫と呼ばれる寄生虫感染である。
これにやられると、松は水を吸い上げることができなくなり、枯れてしまう。
マツノザイ線虫は、自分では移動できないが、マツノマダラカミキリという昆虫の体内に寄生することで健全な松に移動できる。
寄生虫はとても厄介な生き物だ。
感想
金山城は日本100名城の一つ。
上杉謙信や武田勝頼などの戦国武将から10回以上も攻撃を受けながら、120年間、一度も落城することがなかった城。
そのため、「難攻不落の城」と呼ばれている。
堀切、土塁、石垣、物見台など、敵の侵入を防御するシステムが実に見事にできている。
▶︎金山城の水事情
大光院から西山ハイキングコースに入ると、ドロドロとした道が随所に現れる。
ここは、丘陵でありながら湿地の地勢なのだ。
また山頂近くには2つの巨大な池があり、水が枯れることはない。
つまり、金山城は水が豊富な城。
これは、長い期間、籠城が可能であるという利点があるが、その反面、大量の水による城の崩壊というマイナス面も持ち合わせている。
その対策として、谷底に集まった雨水は、岩盤を大きくえぐることで排水させ、その下流には、水を溜める溜井が設けられている。
▶︎スバル群馬製作所の実習生
物見台では、若い外国人男性が4名ほど休んでいた。挨拶し、話しかけたらニコニコし、welcomeな様子。
彼らは、太田市にあるスバル工場で車の製作を勉強している技能実習生だった。
日本語を勉強してたったの10ヶ月だというのに結構うまい日本語を話す。
分からない部分は英語を使った。
2名はバングラデシュから来たそうだが、バングラデシュでは、英語は将来、海外で働くため、小さい頃から勉強するそうだ。
「どこから来たの❓」と尋ねてきたので、「東京から来た」と答えたら、「えっ、この城を見るために東京から来たの❓」と驚いていた。
「だって、金山城は、百名城の一つで、すごく有名なんだよ」と言ったら太田市に誇りを感じたのか、嬉しそうだった。
スバルでは、毎日10時間勉強するそうだが、その内、30%は日本語の学習、70%は自動車製作の勉強に費やすそうだ。
自分は毎日、日本語を話す練習をするけど、
「日本人は英語を話さないね」と言っていた。
先日は「ご愁傷様でした」という日本語を教えてもらったそうだ。
「ご愁傷様❓随分難しい日本語だよね。でも英語では、I’m so sorry to hear that.だよ。」
と言ったら、嬉しそうな顔をして、pronunciationが良いと言って逆に褒められてしまった。
実習先がスバルなので車に興味があると思い、日産のことを話してみた。日産はモノはいいけど、経営はあまり良くないと話したが、会社の経営のことまではまだよくわからないようだった。
一緒に山頂に行こうと誘われたので物見台を離れ、展望台を経由してから新田神社に行った。しばらくしたら彼らから先生と呼ばれている日本人女性が遠くから現れた。
その先生に向かって、「彼は日本語がすごくうまいですね。」と言ったら、特別に優秀な生徒なのだそうだ。
その優秀な彼が「3人の写真を撮りたい」と提案してきたので、先生が待つ中、急いで写真を撮った。
小1時間ほどの時間でしたが、旅先で海外の人と交流を持つのは楽しいことですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する