記録ID: 8159136
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沢登り
屋久島
【屋久島】川原北谷[アライダシノ川]遡行(右岸尾根下山)
2025年05月10日(土) [日帰り]
鹿児島県
tamoshima
たな
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:21
- 距離
- 5.1km
- 登り
- 1,012m
- 下り
- 1,011m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
○川原北谷[アライダシノ川/川原1号沢]：2級上 屋久島では珍しい、フリーソロで登れる小滝を連ねる沢。南アの花崗岩地帯に似たような渓相だが、源頭部は藪っぽいのが残念。詰めても登山道はなく、稜線で藪を漕ぐが、山頂(マルキノ頭)からの景観は素晴らしい。 ○右岸尾根 上部は藪が酷いため、尾根の北側を歩いた方が楽。途中からは歩きやすくなるが、枝尾根に入り込みやすいので要注意。 |
| その他周辺情報 | 【地名】 ・服部志帆 著「霊長類学者・川村俊蔵のフィールドノート―1950年代屋久島の猟師と後継者たち―」(2022)に川村俊蔵が1950年代に猟師から聞き取った地名が記載されている。これによると、今回遡行した沢は「アライダシノ川」、1074m峰は「マルキノカシラ」。なお、川原南谷は「イノバタケノ川」。 ・橋の銘板に拠ると、川原は「かわはら」と読む。 【他の記録】 下記の1件のみを確認。他にもYNACによって遡行されている。 ・屋久島遡行人(2014)：http://sokoujin.blog90.fc2.com/blog-entry-347.html |
写真
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川原1号橋より下流にもナメ小滝が続いていたので、少し下流側から入渓。
入渓直後からなかなか良いナメ滝が続き、期待を抱かせるが…
結局この沢が一番綺麗だったのはこの辺かもしれない。
結局この沢が一番綺麗だったのはこの辺かもしれない。
滝もいくつかあるが概ねゴーロの渓相を経て、360m二俣は右へ。
薮っぽいゴーロを経て、マルキノ頭の山頂手前の岩峰。平らで居心地が良い。
装備
| 備考 | ラバーソール適 |
|---|
感想
【訪渓の経緯】
屋久島最終日は、日帰り沢としては内容が濃くお薦めらしい、川原北谷へ。普段の水量は少ない沢だが、前日の雨による増水も期待して。
【感想】
屋久島では珍しいタイプの、急峻で登れる滝が多い沢だったが、こういう沢は南アの駒ケ岳周辺では多いような気がする。もちろん植生や景観は屋久島らしさ全開だが、わざわざ屋久島にきて登る沢かというと、もっと良い日帰り沢は沢山あるように思う。とはいえ、そういう沢で行ってない沢があまり残っていないような自分にとっては、屋久島の別の一面を見られて充実した山行だった。特に、マルキノ頭からの眺望は素晴らしかった。
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