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Yamareco

記録ID: 8181628
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科

大出山、殿城山〜南の耳〜大笹峰周回(長和町)

2025年05月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:15
距離
17.3km
登り
835m
下り
812m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:36
休憩
0:21
合計
4:57
距離 17.3km 登り 835m 下り 812m
9:53
19
スタート地点
10:12
66
11:18
11:30
54
12:24
63
13:27
13:32
17
13:49
15
14:04
14:07
9
14:16
14:17
7
14:24
14
14:38
12
14:50
ゴール地点
下りは大体走っています。
天候 曇り 時々 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
○大出山
星くずの里たかやま 黒耀石体験ミュージアム前の県道沿いの駐車スペースに駐車しました。

○殿城山〜大笹峰
エコーバレースキー場(今年度も休業中)の中段の大駐車場奥に駐車しました。
【中央分水嶺トレイル・姫木平ハイキングコース】
https://www.c-trail.com/himekidaira_haiking_course/
 
コース状況/
危険箇所等
○大出山
星糞(ほしくそ)峠から先はやや荒れた作業道または膝下のササ帯歩き。
歩きにくい箇所はないものの、道迷いや転倒等注意です。

○殿城山〜大笹峰
エコーバレースキー場から殿城山まではゲレンデ経由のバリエーションルート。
踏み跡(獣道)はありましたが、テープ等目印になるものはありません。
殿城山からは歩きやすい登山道です。
 
その他周辺情報 下山後に、長門温泉やすらぎの湯(日帰り入浴600円)で入浴しました。
https://nagawamachi.com/
【1座目:大出山】
黒曜石体験ミュージアム手前に車を停め出発します。
【1座目:大出山】
黒曜石体験ミュージアム手前に車を停め出発します。
最初は鉱山跡の虫倉山方面へ向かう歩きやすい遊歩道です。
最初は鉱山跡の虫倉山方面へ向かう歩きやすい遊歩道です。
途中には大型の草原性スミレ、サクラスミレが咲いています。
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途中には大型の草原性スミレ、サクラスミレが咲いています。
こちらは葉脈が赤く染まるチシオスミレ。
桜の花びらのように綺麗に切れ込みが入った花。
チシオはすごく久々に見た気がします。
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こちらは葉脈が赤く染まるチシオスミレ。
桜の花びらのように綺麗に切れ込みが入った花。
チシオはすごく久々に見た気がします。
数多く咲いており、所々で足を止めます。
数多く咲いており、所々で足を止めます。
沢の近くにはニリンソウの群生。
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沢の近くにはニリンソウの群生。
明るいカラマツ林の遊歩道。
明るいカラマツ林の遊歩道。
ヒトリシズカ。
星糞峠直下は長い階段の登り。
星糞峠直下は長い階段の登り。
途中には黒曜石のかけらがたくさん落ちています。
少し見回しただけで幾つも見つけられました。
途中には黒曜石のかけらがたくさん落ちています。
少し見回しただけで幾つも見つけられました。
ここは持ち帰り禁止エリアなので元に戻しておきます。
ここは持ち帰り禁止エリアなので元に戻しておきます。
星糞峠には休憩所とトイレあり。
星糞峠には休憩所とトイレあり。
遺跡のある虫倉山方面は道は良さそうですが・・・
遺跡のある虫倉山方面は道は良さそうですが・・・
大出山は近づかないと作業道も分からないレベル。
大出山は近づかないと作業道も分からないレベル。
下草やササ生える緩やかな作業道を進みます。
下草やササ生える緩やかな作業道を進みます。
所々でクリンソウの株や蕾。
作業道上に生えており踏まないよう避けつつ進みます。
所々でクリンソウの株や蕾。
作業道上に生えており踏まないよう避けつつ進みます。
途中、作業道なのか悩む箇所も。
途中、作業道なのか悩む箇所も。
作業道上にもサクラスミレがちらほら。
作業道上にもサクラスミレがちらほら。
作業道が途切れササ藪漕ぎになる箇所。
テープはありますが、あまり当てにできず。
作業道が途切れササ藪漕ぎになる箇所。
テープはありますが、あまり当てにできず。
作業道が終わり、斜面を巻きながら渡渉する箇所。
作業道が終わり、斜面を巻きながら渡渉する箇所。
作業道は迷路のごとく入り組んでいます。
ここは右下奥へ下るのが正解。
作業道は迷路のごとく入り組んでいます。
ここは右下奥へ下るのが正解。
途中からクリンソウの花がちらほら。
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途中からクリンソウの花がちらほら。
斜面にはヒナスミレの咲き残り。
斜面にはヒナスミレの咲き残り。
ミヤマカタバミ。
ミヤマカタバミ。
作業道上に群生するクリンソウ。
進むのに足の踏み場が無くて困る〜の図。
作業道上に群生するクリンソウ。
進むのに足の踏み場が無くて困る〜の図。
前半は蕾でしたが、中盤は開花が進み見頃でした。
前半は蕾でしたが、中盤は開花が進み見頃でした。
花付きの良い個体。
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花付きの良い個体。
目立つ黄色はキジムシロ。
目立つ黄色はキジムシロ。
なだらかな広い尾根で歩きやすい作業道。
なだらかな広い尾根で歩きやすい作業道。
鉄塔直下まで来ました。
鉄塔直下まで来ました。
鉄塔からは佐久市街方面。
うっすら浅間山も。
鉄塔からは佐久市街方面。
うっすら浅間山も。
山頂直下は再び膝下のササ帯。
ここも緩やかな登りです。
山頂直下は再び膝下のササ帯。
ここも緩やかな登りです。
岩場には満開のミツバツツジ。
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岩場には満開のミツバツツジ。
山頂と東屋(!?)が見えてきました。
道はないのに東屋がある不思議。
山頂と東屋(!?)が見えてきました。
道はないのに東屋がある不思議。
山頂にはホイミスライム。
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山頂にはホイミスライム。
復路も歩きやすそうなルートを選びながら星糞峠へと降りてきました。
復路も歩きやすそうなルートを選びながら星糞峠へと降りてきました。
さらに遊歩道を降り、登山口へ戻ってきました。
さらに遊歩道を降り、登山口へ戻ってきました。
【2座目:殿城山〜大笹峰】
場所を移動し、エコーバレースキー場(休業中)へ移動し、上部の大駐車場を出発します。
【2座目:殿城山〜大笹峰】
場所を移動し、エコーバレースキー場(休業中)へ移動し、上部の大駐車場を出発します。
殿城山へはショートカットでゲレンデを直登します。
殿城山へはショートカットでゲレンデを直登します。
ゲレンデトップから麓を見下ろす。
ゲレンデトップから麓を見下ろす。
ここからは岩とササの尾根登り。
ここからは岩とササの尾根登り。
直登を想定していましたが、途中から踏み跡があったので斜面を巻きながら登っていきます。
直登を想定していましたが、途中から踏み跡があったので斜面を巻きながら登っていきます。
シカの足跡残る踏み跡(獣道)を登ります。
シカの足跡残る踏み跡(獣道)を登ります。
山頂直下。
ここは特に斜度が高いので、右側方面から巻きながら登ります。
山頂直下。
ここは特に斜度が高いので、右側方面から巻きながら登ります。
稜線に出ると視界が開け気持ちの良い風が吹き抜けます。
稜線に出ると視界が開け気持ちの良い風が吹き抜けます。
奥へ進み殿城山山頂が見えてきます。
奥へ進み殿城山山頂が見えてきます。
殿城山山頂。
ここを訪れるのはかれこれ学生以来だったかも。
だとするならば20年ぶりになります。
殿城山山頂。
ここを訪れるのはかれこれ学生以来だったかも。
だとするならば20年ぶりになります。
ここは蓼科山と八ヶ岳連峰の好展望地。
目の前に遮るのもの無く望むことができます。
ここは蓼科山と八ヶ岳連峰の好展望地。
目の前に遮るのもの無く望むことができます。
まだ雪残る南八ヶ岳。
硫黄、横、赤、阿弥陀の順に並びます。
ここまで溶ければ、間もなく高山植物のオンシーズンですね。
まだ雪残る南八ヶ岳。
硫黄、横、赤、阿弥陀の順に並びます。
ここまで溶ければ、間もなく高山植物のオンシーズンですね。
正面に車山を望む。
正面に車山を望む。
振り返って殿城山と蓼科山。
振り返って殿城山と蓼科山。
右手にはこれから歩く外輪山のなだらかな稜線。
山彦南の耳、北の耳、大笹峰と続いています。
右手にはこれから歩く外輪山のなだらかな稜線。
山彦南の耳、北の耳、大笹峰と続いています。
ササに紛れてわずかにショウジョウバカマが咲いていました。
ササに紛れてわずかにショウジョウバカマが咲いていました。
再び、殿城山と蓼科山。
再び、殿城山と蓼科山。
山彦南の耳へ。
気持ちの良い草原広がる稜線歩きです。
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山彦南の耳へ。
気持ちの良い草原広がる稜線歩きです。
登り切って山彦南の耳。
登り切って山彦南の耳。
反対側は八島ヶ原湿原方面。
反対側は八島ヶ原湿原方面。
南の耳から北の耳へ。
南の耳から北の耳へ。
登り切って北の耳。
ここはケルンもあり。
登り切って北の耳。
ここはケルンもあり。
南の耳と左奥に車山を振り返る。
南の耳と左奥に車山を振り返る。
ここも八ヶ岳方面の好展望地。
手前は先ほどまでいた殿城山です。
ここも八ヶ岳方面の好展望地。
手前は先ほどまでいた殿城山です。
大笹峰へと伸びるゆるやかな稜線。
大笹峰へと伸びるゆるやかな稜線。
大笹峰山頂手前には三角屋根の建物。
大笹峰山頂手前には三角屋根の建物。
ここはたかやまスキーリゾートのゲレンデトップ。
山頂休憩所と展望台があります。
ここはたかやまスキーリゾートのゲレンデトップ。
山頂休憩所と展望台があります。
山頂休憩所の中には、冬場は展望台にあるはずのスキー地蔵。
オフシーズンは屋内に安置されているようです。
山頂休憩所の中には、冬場は展望台にあるはずのスキー地蔵。
オフシーズンは屋内に安置されているようです。
大笹峰山頂も八ヶ岳方面が開ける好立地です。
手前右は殿城山。ぐるっと周り、だいぶ位置が変わりました。
大笹峰山頂も八ヶ岳方面が開ける好立地です。
手前右は殿城山。ぐるっと周り、だいぶ位置が変わりました。
その右手奥には車山と手前は歩いてきた稜線。
その右手奥には車山と手前は歩いてきた稜線。
山頂には木に掛かったプレートと三等三角点があります。
山頂には木に掛かったプレートと三等三角点があります。
そのまま稜線沿いに奥へ進み、姫木平方面へ尾根沿いに下ります。
そのまま稜線沿いに奥へ進み、姫木平方面へ尾根沿いに下ります。
成木、若木、伐採直後と様々なステージのカラマツ林。
成木、若木、伐採直後と様々なステージのカラマツ林。
尾根沿いに暫く下ると林道へ降りてきます。
尾根沿いに暫く下ると林道へ降りてきます。
林道沿いに下っていくと眼下に登山口が見えてきます。
林道沿いに下っていくと眼下に登山口が見えてきます。
大駐車場のある登山口へ戻ってきました。
大駐車場のある登山口へ戻ってきました。
帰りにやすらぎの湯で入浴し終了です。
帰りにやすらぎの湯で入浴し終了です。

感想

5/18日曜日は天気微妙、体調微妙だったので近場の未踏の低山歩き。
前週の外仕事の影響で下半身筋肉痛が酷く、本調子とは程遠いコンディションでした…。
最初は霧ヶ峰の裏側、長和町の大出山へ。
ここは最近歩かれた情報は無く、過去の記録でもルート不明瞭とのこと。
前日が雨で下草が濡れている懸念があったので、なるべくスタート時間を遅らせ10時前に黒曜石体験ミュージアム手前の駐車スペースを出発します。
歩き始めから星糞(ほしくそ)峠までは緩やかな遊歩道と直下の階段。
峠から先はやや荒れた作業道になり、途中からは道も途切れ踏み跡薄いササ藪や登山道になります。
また、傾斜は緩やかですが作業道は迷路のごとく入り乱れており、油断すると全然違った方向に迷い込んでしまいます。
時折GPSで答え合わせしながら、遠目に見える鉄塔と山頂方向を目指します。
全体に難しい箇所は無いのですが、道の割には歩きにくさを感じる内容でした。
途中、作業道上に咲くサクラスミレや所狭しと群生するクリンソウが印象的でした。
鉄塔から先は再び膝下のササ帯となり、登り切ると突然現れる東屋。
道が無いのに東屋だけあるパターンは新鮮でした。
展望は無く、東屋でひと休みして復路も歩きやすそうなルートを都度選びながら下山しました。
なお、通してダニの気配は無さそうでした。
とは言え、シカの多いエリアなので注意は必要かなと思います。

たかやまスキーリゾートからエコーバレースキー場へ移動し、この日2座目の目的地、大笹峰へ。
時間的には余裕があったので、殿城山経由で外輪山(山彦南の耳〜北の耳)を経由し大笹峰へ至る周回ルートで歩くことにします。
また、地図を見るにゲレンデトップから尾根沿いに登れそうだったので、ルートはありませんが、最短距離で歩くことにしました。
ゲレンデを直登していくと上部は作業道が出来ており、急登をジグザグに登っていきます。
最上部からは岩場とササ尾根の急登。
尾根の直登を想定していましたが、踏み跡(獣道?)があったので、辿りながら急斜面を巻きながら登っていきます。
殿城山直下は斜度が高かったので、右側(西側)から巻きながら稜線へ出ます。
稜線上は風が吹き抜け展望も一気に開けます。
少し進めば、目の前に蓼科山と八ヶ岳連峰が広がる大展望の山頂。
ここに来るのは学生の頃以来かも。
その後は快適展望稜線歩きに変わります。
外輪山を歩くのもかれこれ数年ぶりだったか。
山彦南の耳、北の耳と経由し、まだ雪残る斜面の車山をはじめ周辺の山々を眺めながらの展望稜線歩きが続きます。
北の耳から少し先の分岐から大笹峰へ。
ここから先は未踏エリア。
殆ど傾斜の無い緩やかな稜線を進み、大笹峰山頂へ。
スキー場のゲレンデトップであり、シーズン中は展望台にもなっている山頂。
山頂には休憩所があり、中には冬季は展望台に鎮座しているスキー地蔵が格納されておりました。
山頂からは尾根沿いに下り、最後に林道を走れば登山口。
累積標高は低く、足にも優しい内容。
筋肉痛で満身創痍の身にはちょうどよい強度で終え、帰りにやすらぎの湯で入浴し帰宅しました。
 

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