ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 818795
全員に公開
ハイキング
東海

熊伏山−観音山周回

2016年02月27日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 静岡県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.4km
登り
1,356m
下り
1,367m

コースタイム

駐車地 5:40 - 6:28 山腹に取り付き ₋7:25 ガレの縁 -  9:00 熊伏・観音山の尾根到着 - 9:16 熊伏山 9:35 - 9:58 登ってきた尾根 - 12:20 観音山 13:00 - 14:00 国道 - 14:05 駐車地
天候 快晴のち晴れたり曇ったり(微風)
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ほとんどバリルートで 登りと尾根筋は危険個所多数。
旧道を歩いていたらこんな看板が・・・
1
旧道を歩いていたらこんな看板が・・・
これがその”整備”らしいです。
2
これがその”整備”らしいです。
お地蔵さんが左手にサバを抱えてました。 さすが塩の道。
2
お地蔵さんが左手にサバを抱えてました。 さすが塩の道。
山腹に取り付いて下を見たところ
1
山腹に取り付いて下を見たところ
直径1.5ⅿもありそうな大木がポッキリ
下降尾根に出会うところで・・
1
直径1.5ⅿもありそうな大木がポッキリ
下降尾根に出会うところで・・
枯れた笹薮の中を歩く
2
枯れた笹薮の中を歩く
右手に 青崩峠からの尾根が見えた。 反射板?が立っている。
2
右手に 青崩峠からの尾根が見えた。 反射板?が立っている。
立派な樅。直径1ⅿぐらいありそうだけれど
1
立派な樅。直径1ⅿぐらいありそうだけれど
ずんぐりむっくりで背は低い。 10ⅿぐらい?
ずんぐりむっくりで背は低い。 10ⅿぐらい?
登山道に合流。
この辺りは”(旧)東海パルプ”ではなく”中越パルプ”の所有地。
この辺りは”(旧)東海パルプ”ではなく”中越パルプ”の所有地。
熊伏山山頂に到着。 木が茂ってきて邪魔。
3
熊伏山山頂に到着。 木が茂ってきて邪魔。
”15年前の山頂”は もう少し展望が効いた。
2001年10月27日 10:12撮影 by  C900Z,D400Z, OLYMPUS OPTICAL CO.,LTD
2
10/27 10:12
”15年前の山頂”は もう少し展望が効いた。
山頂からの景色。 天気はいいが 霞で展望が悪い。
1
山頂からの景色。 天気はいいが 霞で展望が悪い。
観音山に向かう。 左が登ってきた方。 右へ行くと観音山。
1
観音山に向かう。 左が登ってきた方。 右へ行くと観音山。
きもちのいい たおやかな尾根。 でっかいブナ。
きもちのいい たおやかな尾根。 でっかいブナ。
それを下から・・・・
1
それを下から・・・・
背の高い笹が出現。 結構うるさい。
2
背の高い笹が出現。 結構うるさい。
笹がなくなってくると 今度は 尾根は痩せ、 激下り(写真ではよくわからない)・・・
1
笹がなくなってくると 今度は 尾根は痩せ、 激下り(写真ではよくわからない)・・・
・・・激登りの繰り返し。 チョット焦る。
2
・・・激登りの繰り返し。 チョット焦る。
やっと観音山と思しき山が見えてくる・・・。 道が歩きやすくなる。
1
やっと観音山と思しき山が見えてくる・・・。 道が歩きやすくなる。
なんと山頂手前に重機と小屋が・・・
なんと山頂手前に重機と小屋が・・・
・・・スケベマークのヘリポートまで。
1
・・・スケベマークのヘリポートまで。
小屋の扉が壊れており、 中を覗く。 なんじゃ これは・・・
1
小屋の扉が壊れており、 中を覗く。 なんじゃ これは・・・
観音山の のっぺりとした山頂。
1
観音山の のっぺりとした山頂。
標識の反対側には無粋なスチールの手摺とコンクリートの建造物。
1
標識の反対側には無粋なスチールの手摺とコンクリートの建造物。
ヘリポート前に戻り ベンチの上で遅いお昼。
1
ヘリポート前に戻り ベンチの上で遅いお昼。
山頂からズーッと下り 国道へ降りる少し前で松林となり松葉の落ち葉が一杯積もっている。
1
山頂からズーッと下り 国道へ降りる少し前で松林となり松葉の落ち葉が一杯積もっている。
国道が見えた。
入り口の看板。 これが登山道???
1
入り口の看板。 これが登山道???

感想

先週に続いて 静岡の比較的近いところを狙って 熊伏山・観音山を歩いてみることにした。
熊伏山には一度登っているが・・・ 帰宅してから調べてみたら 2001年に青崩峠から登っていた。
今回は観音山も含めて周回で・・・ということで熊伏山から南に延びている尾根の末端から取り付き、 少し戻って観音山の尾根に入るバリルートを選んだ。
(降りてから分かったが)観音山に登る登り口があり、 その少し南に降りる予定にし もう少し上の道の脇に前夜泊した。 
先週は 出発が遅くなってしまい消化不良気味で帰ってきたが、 今日は気を引き締めて暗いうちから歩き 登る予定の草木トンネル入り口に向かった。 その辺りはまだ道路工事をしていて しかも道路が高架になっており 直接山腹に取り付けないような状況だったし その辺りの山腹は傾斜が非常に急なうえ 倒木が激しく とても登れるような状況ではなかった。
予定の場所を過ぎ トンネルの手前を 青崩峠に通じる旧道に入りさらに進んで傾斜の少し緩んだ斜面に取り付いた。(6:28) けっこう急だが 先般のボンジ山よりましな感じだった。
1,200M辺りでもともと予定していた下降尾根に乗っかるがその少し前にガレがあり 少し展望が開けるが、 今日は晴天だが霞がひどく、 近くの山しか見えない。 気温が低いが風もなく いい感じだった。この辺りから雑木林になる。1,400m付近で突然でっかい岩壁に行く手を阻まれ もはやこれまでか・・・と思ったが 急斜面を右に大きく巻いて東からのぼってくる尾根に乗り替えてどうにかクリヤーできた。
ちょうど9時に観音山に通じる主尾根に乗っかり 9:16熊伏山に到着。 周囲のヒノキなどの背が伸びて 展望が効かなくなっていた。 20分少々休憩しエネルギーを補給して観音山へ向かった。
登って来た尾根を左に見送って観音山への尾根に入ると 尾根はヒロビロして傾斜も緩くとてもきもちがいい。 大きな針葉樹やブナなどもたくさんあり、 のんびりと鼻歌交じりで歩いた。
これならラクチョンで観音山だ・・・・と思っていたら そのうち笹薮が出始め、 しかも背が2ⅿぐらいと高い。 ふみ跡はしっかりあるので問題はないが 少々うるさい。 この笹は尾根筋のみに生えており 下の方にはない。  さらに悪いことに 徐々に尾根が痩せてきてかなり危険な状況になり クライムダウンやクライムアップを繰り返すようになる。 しかもアップダウンが激しい。 
この尾根の1/3ぐらいまでは余裕のヨッチャンで歩いていたが、 とんでもなかった。時間はかかるし 気を付けないと危ないし・・・で少々焦って気を引き締めなおして 何とか予定時間で観音山に近づいた。 近づいてくるとやっと尾根が広くなり 歩きやすくなる。
山頂直前で なんとヘリポートが有って小屋も2・3建っており 簡易トイレもたくさん立っている。最後の最後で 最悪の雰囲気。  小屋はもう何年も使われていない風で 中は荒れていた。 いろんな重機も有ったが一体何のため・・・  使わないなら 片づけて欲しい・・・
山頂にてヒルメシ・・・と思ったが 山頂にも無粋な建築物があり、 明るいヘリポートの脇にあるベンチで遅めの昼食とした。(12:20)(遅かったので少々シャリバテしていた。)
13:00丁度に下山開始し 14:00国道にセイフティーランディング。 最初は全くふみ跡はなかったが 針葉樹林帯に入ると 林業の作業道と思われる うっすらとしたふみ跡がそこかしこに有り 適当に下る。 しかし、 小さな尾根が沢山派生しており 注意していないと すぐに違う尾根に引き込まれる。
最後に国道に降りたところには 観音山の登山口の看板があったが、 これが一般登山道と云えるのか 疑問だ。 特に下りはルーファイがかなり難しく、 下手をすると降りられないような斜面に引き込まれる。 
何はともあれ、 今日はしっかり歩くことができて(最後の観音山は残念だったが)満足だった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1033人

コメント

昨日行ってきました
こんにちは。
激しい縦走お疲れさまでした。
私たちも、昨日2/28観音山から熊伏山まで歩きましたが、
本当に激しい尾根ですね。

危険と隣り合わせの緊張した山歩きになりました。
2016/2/29 10:01
Re: 昨日行ってきました
totokさん こんばんは。 イヤー 熊伏山はともかく こんなマイナーなところで時間差のニヤミスですか。 好みが似てるんですかね〜。 そのうち どこかでバッタリ ・・・なんてことが・・・。
このルートは 思ったより手ごわくてびっくりしましたが結構面白かったです。  お互い 無事帰還できてよかったですね。 もう少し展望が効いて、 下山後に なんかが有ったりするともっと楽しめるんですけどね。
2016/2/29 18:39
ijikemusiさん、こんばんは
上り尾根の選択に、やっぱりご同類の臭いがしますね〜。
稜線はちょっとでも雪があればたいへんなところですよね。お疲れさまでした。
ルートみますと、鶏冠山は東側を捲いたように見えます。すごい急斜面のトラバースだったのでは?

観音山は宗教団体の跡だそうで特殊な例だと思いますが、毎回のように出会う造林小屋の跡とか酒瓶とかワイヤ類もとても気になります。日本人ってそういうの片づけない人種なんですかね。(いや外国をしりませんけど) そんな物も無い山奥まで行けば良いんだけど、毎度そんな所までは行けません。

また良い山をご紹介ください。
2016/3/1 23:48
同じ臭いがしますかね〜?
YTさん、こんちわ。
私は一応 顕著な(ある程度名前のある)ピークを目指しますが、どなたかは 全くの無名ピークだったり、 ピークや景色・花は関係なかったり・・・
私はこのレコをあげてから YTさんが長野側から登られているレコを見ました。私も拍手していたようですが 全く覚えがなく・・oz。 それにしてもYTさんのルートはすごいとしか言いようがないですね。

ルートはどうするか悩みましたが、 下調べはあまりしてゆかなかったので鶏冠山と云う山があることも知らずにピークも踏まずに通り過ぎました。 ですので 帰ってから 多分あれが鶏冠山だったんだろうな・・としか覚えていないのですが もしそうならば 急斜面でしたが確か赤テープがついていたと思います。観音山から熊伏に向かう人が多いようなので そのルートですとおそらくまっすぐ進んで鶏冠のピークを踏むんでしょうね。 反対ですと どうしても左を巻きたくなると思います。

今回は その鶏冠の前後も大変でしたが 登りの1400m手前で巨大岩壁にぶち当たった時は 一瞬“これは撤退かな?”と思い トラバースも急斜面でしたし、乗り換えた尾根も急斜面で大変でした。
次に機会があればtotokさん達の歩かれたルートを参考にして 風越峠とおうもう山を歩いてみたいですね。
観音の山頂施設はさるお金持ちの教団のものらしいですね。 お金があるんなら片づけて欲しいですよね。あの一角だけ最悪の雰囲気でした。
2016/3/2 12:55
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら