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Yamareco

記録ID: 8304663
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

泉沢コースで登り、激薮の泉沢南東尾根で降りる 馬頭刈山

2025年06月19日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:43
距離
7.3km
登り
715m
下り
729m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:42
休憩
0:00
合計
3:42
距離 7.3km 登り 715m 下り 729m
7:21
19
スタート地点
9:07
7
11:04
ゴール地点
天候 快晴、気温33℃ 暑い暑い
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
①泉沢コース
山と渓谷地図では赤破線、
新版奥多摩詳細図では、登降差630m
登山道A~B級、体力度2、一般向きと
なっています。
実感では沢沿いは経験者向けかと思います。
踏み跡がわかりにくく、傾斜もあり、
木橋あたりの渡渉は要注意です。
沢から離れての登りからは問題ありません。


②泉沢尾根コース
とても歩き易い一般登山道です。
登りでも使えます。
整備も進み、危険箇所はありません。


③泉沢南東尾根(仮称)
山と渓谷地図では記載なし、
新版奥多摩詳細図にも記載なしで、
黒破線の作業道のようです。
ヤマレコの山行記録で過去一件だけ
見つかり、参考にさせていただきました。

結論から言うと「薮マニア」以外の人には
おすすめできません。
正直 今回 道迷いしなかったのが
不思議なくらいです。
実際、地図の破線と歩いたところは
かなり異なっていました。

取り付きは道標の手前の700m地点を
南東に降りていけば、踏み跡が見えます。
途中の510mあたりから猛烈な薮です。
目印となるものがほとんどなく、
かすかな踏み跡をたどることになります。
その踏み跡もなくなるところもあり、
GPSを使っても方向を見失います。
道迷いだけでなく、トゲのある樹木による
切り傷のリスクがあります。
先が見えず、上から被さるように
枝が垂れているので、
どうしても引っかかります。
手袋、長ズボン、長袖シャツは必須です。
一方で、やせ尾根や岩場はないので
そういったリスクはありません。


④馬頭刈尾根
快適な一般登山道です。
今日は武蔵五日市駅からバスで
和田向まできました。
マイナールートを使って
馬頭刈山に登り降りします。
梅雨がどこかへ行ってしまい、
今日も35℃の予想です。
2025年06月19日 07:21撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:21
今日は武蔵五日市駅からバスで
和田向まできました。
マイナールートを使って
馬頭刈山に登り降りします。
梅雨がどこかへ行ってしまい、
今日も35℃の予想です。
しばらく車道を歩きます。
途中にある神社の横に
涼しげな小滝がありました。
2025年06月19日 07:34撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:34
しばらく車道を歩きます。
途中にある神社の横に
涼しげな小滝がありました。
約40分歩いて取り付き口に
着きました。
これから破線の泉沢コースを
登ります。
泉沢尾根コースではありません。
2025年06月19日 07:42撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:42
約40分歩いて取り付き口に
着きました。
これから破線の泉沢コースを
登ります。
泉沢尾根コースではありません。
沢沿いを歩きます。
ここは1回目の渡渉です。
飛び石で簡単に渡れます。
2025年06月19日 07:48撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:48
沢沿いを歩きます。
ここは1回目の渡渉です。
飛び石で簡単に渡れます。
比較的新しい道標があります。
道迷いはまずないでしょう。
2025年06月19日 07:55撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:55
比較的新しい道標があります。
道迷いはまずないでしょう。
ここが2回目の渡渉です。
水量少なく堰堤を渡ります。

2025年06月19日 07:55撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:55
ここが2回目の渡渉です。
水量少なく堰堤を渡ります。

沢沿いの高巻きの道をいきます。
2025年06月19日 07:57撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 7:57
沢沿いの高巻きの道をいきます。
やや細い箇所やザレている
ところもあります。
沢沿いですが、かなりの急登です。
2025年06月19日 08:03撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:03
やや細い箇所やザレている
ところもあります。
沢沿いですが、かなりの急登です。
作業小屋が見えてきました。
この先で対岸に渡ります。
2025年06月19日 08:10撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:10
作業小屋が見えてきました。
この先で対岸に渡ります。
怪しげな木橋がありました。
ここに降りるところが
滑り易い崖っぷちなので
一旦10mくらい戻ります。
2025年06月19日 08:10撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:10
怪しげな木橋がありました。
ここに降りるところが
滑り易い崖っぷちなので
一旦10mくらい戻ります。
降りられそうなところを
見つけて慎重に行きます。
着地すれば渡渉は簡単です。
2025年06月19日 08:14撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:14
降りられそうなところを
見つけて慎重に行きます。
着地すれば渡渉は簡単です。
橋があったのが
流されてしまったようです。
2025年06月19日 08:15撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:15
橋があったのが
流されてしまったようです。
降りて渡るのを躊躇した木橋です。
幅は3mくらいですが、
高さもあり、これは無理ですね。
2025年06月19日 08:15撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:15
降りて渡るのを躊躇した木橋です。
幅は3mくらいですが、
高さもあり、これは無理ですね。
渡渉点からは沢を離れて
急斜面を登って行きます。
踏み跡見つからず、
適当に上を目指しました。
2025年06月19日 08:17撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:17
渡渉点からは沢を離れて
急斜面を登って行きます。
踏み跡見つからず、
適当に上を目指しました。
すぐに登山道に出ました。
良く整備されたつづら折りの
歩き易い道です。
2025年06月19日 08:17撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:17
すぐに登山道に出ました。
良く整備されたつづら折りの
歩き易い道です。
先ほど見えた小屋を
左に見ながら通過します。
2025年06月19日 08:28撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:28
先ほど見えた小屋を
左に見ながら通過します。
結構な傾斜です。
2025年06月19日 08:28撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:28
結構な傾斜です。
判り易い道標が
とてもありがたいです。
2025年06月19日 08:36撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:36
判り易い道標が
とてもありがたいです。
また丸太橋がありました。
2025年06月19日 08:52撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:52
また丸太橋がありました。
すぐ横を巻いて通ります。
2025年06月19日 08:52撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:52
すぐ横を巻いて通ります。
馬頭刈尾根に出ました。
快適な尾根道です。
一旦馬頭刈山まで登ります。
2025年06月19日 08:58撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:58
馬頭刈尾根に出ました。
快適な尾根道です。
一旦馬頭刈山まで登ります。
こんな感じです。
良く歩かれています。
2025年06月19日 08:58撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 8:58
こんな感じです。
良く歩かれています。
10分くらいで山頂に到着。
実は2週間前にも来ています。
その際は茅倉尾根を登り、
高明山東尾根で下山しました。
2025年06月19日 09:07撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:07
10分くらいで山頂に到着。
実は2週間前にも来ています。
その際は茅倉尾根を登り、
高明山東尾根で下山しました。
樹々の間から大岳山が見えました。
山頂にはハイカーが
一人だけ休憩していましたと。
結局今日の全コースで
人に出会ったのはここだけでした。
2025年06月19日 09:11撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:11
樹々の間から大岳山が見えました。
山頂にはハイカーが
一人だけ休憩していましたと。
結局今日の全コースで
人に出会ったのはここだけでした。
来た道を少し戻り、
下山は泉沢尾根を使います。
こご分岐です。
2025年06月19日 09:13撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:13
来た道を少し戻り、
下山は泉沢尾根を使います。
こご分岐です。
ほぼ直線的に降りていきます。
傾斜は30度くらいで
滑ることもないです。
2025年06月19日 09:13撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:13
ほぼ直線的に降りていきます。
傾斜は30度くらいで
滑ることもないです。
こんな感じです。
良く整備されています。
2025年06月19日 09:19撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:19
こんな感じです。
良く整備されています。
どんどん降りていきます。
2025年06月19日 09:26撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:26
どんどん降りていきます。
この道標のあるところの
少し手前から泉沢南東尾根に
乗り換えます。
南東尾根は新版奥多摩詳細図にも
登山道として記載されていません。
黒破線の作業道です。
2025年06月19日 09:31撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:31
この道標のあるところの
少し手前から泉沢南東尾根に
乗り換えます。
南東尾根は新版奥多摩詳細図にも
登山道として記載されていません。
黒破線の作業道です。
判りにくいですが、
このあたりを適当に
降りていきます。
踏み跡はありません。
2025年06月19日 09:33撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:33
判りにくいですが、
このあたりを適当に
降りていきます。
踏み跡はありません。
降りてきたところを
振り返って見ています。
上部が泉沢尾根です。
引き返すなら今のうちです。
2025年06月19日 09:33撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:33
降りてきたところを
振り返って見ています。
上部が泉沢尾根です。
引き返すなら今のうちです。
しばらくすると
踏み跡もはっきりしてきます。
時折りピンテがあります。
ほとんど整備はされていません。
2025年06月19日 09:48撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:48
しばらくすると
踏み跡もはっきりしてきます。
時折りピンテがあります。
ほとんど整備はされていません。
途中から展望がありました。
中央は戸倉三山の臼杵山です。
奥の方に大岳山の頭が
見えています。
2025年06月19日 09:52撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:52
途中から展望がありました。
中央は戸倉三山の臼杵山です。
奥の方に大岳山の頭が
見えています。
このあたりから猛烈な
薮に突入します。
ほぼ正しいルートで歩いても
脱出するまで約40分かかりました。
2025年06月19日 09:59撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:59
このあたりから猛烈な
薮に突入します。
ほぼ正しいルートで歩いても
脱出するまで約40分かかりました。
いろいろな草や樹木で
行く手を阻みます。
2025年06月19日 09:59撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 9:59
いろいろな草や樹木で
行く手を阻みます。
高さは背丈以上ありました。
2025年06月19日 10:04撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:04
高さは背丈以上ありました。
ここは尾根伝いに直進できる
道らしきものが見えていますが
間違いです。
ここは左折します。
2025年06月19日 10:08撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:08
ここは尾根伝いに直進できる
道らしきものが見えていますが
間違いです。
ここは左折します。
足元はなんとか確認できます。
2025年06月19日 10:08撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:08
足元はなんとか確認できます。
一番厄介だったのは
鋭く固いトゲを持つこの木でした。
歩いていると服や帽子に
引っかかり、肌にも食い込みます。
無限に生えていて、
どうにもなりません。

2025年06月19日 10:13撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:13
一番厄介だったのは
鋭く固いトゲを持つこの木でした。
歩いていると服や帽子に
引っかかり、肌にも食い込みます。
無限に生えていて、
どうにもなりません。

ここでほんの一瞬
薮が途切れました。
2025年06月19日 10:20撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:20
ここでほんの一瞬
薮が途切れました。
トラバースから下降点らしき
ところが見えました。
また薮に突入します。
2025年06月19日 10:20撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:20
トラバースから下降点らしき
ところが見えました。
また薮に突入します。
ようやく沢が見えてきましたが、
まだ薮のなかです。
2025年06月19日 10:29撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:29
ようやく沢が見えてきましたが、
まだ薮のなかです。
ここで沢に降りてきました。
さらに沢沿いに進みます。
2025年06月19日 10:37撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:37
ここで沢に降りてきました。
さらに沢沿いに進みます。
ここで渡渉しました。
沢幅がないので
簡単に渡れます。
2025年06月19日 10:40撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:40
ここで渡渉しました。
沢幅がないので
簡単に渡れます。
渡渉後、対岸にある崖を
よじ登りました。
2025年06月19日 10:43撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:43
渡渉後、対岸にある崖を
よじ登りました。
すると大沢林道に飛び出しました。
ここでようやく薮が終わりました。
道があることのありがたさが
身に染みました。
2025年06月19日 10:43撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:43
すると大沢林道に飛び出しました。
ここでようやく薮が終わりました。
道があることのありがたさが
身に染みました。
振り返って見たところです。
ロープには森林作業中の
注意書がありました。
この後30分くらい
林道・車道を歩きます。
2025年06月19日 10:44撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 10:44
振り返って見たところです。
ロープには森林作業中の
注意書がありました。
この後30分くらい
林道・車道を歩きます。
ゴールの瀬音の湯に着きました。
体中に薮の草木が付いていました。
温泉がこれほどありがたいと
思ったこともないですね。

今日も何とか無事下山できました。
ありがとうございます😊

2025年06月19日 11:05撮影 by  iPhone 16, Apple
6/19 11:05
ゴールの瀬音の湯に着きました。
体中に薮の草木が付いていました。
温泉がこれほどありがたいと
思ったこともないですね。

今日も何とか無事下山できました。
ありがとうございます😊

撮影機器:

感想

バリルートの泉沢南東尾根(仮称)は
久しぶりの猛烈な薮こぎでした。
たぶん2度と行けないでしょう。

歩き易い泉沢尾根をそのまま降りれば
半分の時間で済んだと思います。

それでも今回のルートが記憶に残るところが
登山の醍醐味であるように思えました。

赤破線の泉沢コースも沢沿いの道が
変化に富んで面白かったです。
欲を言えば、もう少し難しい渡渉や
激坂があると良かったです♪

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