二子山から武川岳

- GPS
- 05:43
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 979m
- 下り
- 1,020m
コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:名郷バス停(国際興業バス)〜飯能駅 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
道標やピンクリボンが充実し、道迷いはない。 |
| その他周辺情報 | 名郷の民宿「西山荘」で入浴・休憩か、名郷バス停からさわらびの湯バス停で下車し、「日帰り天然温泉・さわらびの湯」に立ち寄れる。 |
写真
装備
| 個人装備 |
雨具(レインウェア)
着替え
トレッキングポール
スパッツ
|
|---|---|
| 共同装備 |
緑ビニールシート
シングルバーナー
ケトル
水
食材
|
感想
カラッと晴れた青空が広がり、絶好の山行日和。朝8時前の西武池袋線快速急行・長瀞行は、ザックを抱えた中高年ハイカーで賑わっています。この列車は長瀞・三峰口行きが併結運転され、連絡線の配線の関係上、横瀬駅で分割されて続行運転となり、長瀞行きは西武秩父駅には入らずに、直接秩父鉄道・御花畑駅へ乗り入れ、三峰口行きは西武秩父駅で向きを変えて秩父鉄道に乗り入れるという特殊な運行形態をとり、我等も初めての頃は乗り間違えをしたものです。急行とはいえ西武秩父線区域は単線となり、通過列車待ちをしながらのんびりと進んでいくので、車窓から牧歌的な景色を眺めつつローカル線の旅情を楽しみながら行くのが常です。
丸山を登って以来の芦ヶ久保駅で降りました。雲ひとつない好天とはいえ気温は低く、キリリとした空気が肌を刺します。さあ、今年度最後の山登りは、二子山から武川岳の奥武蔵縦走です。
芦ヶ久保駅から〔道の駅果樹公園あしがくぼ〕を見下ろしつつ歩き始めます。芦ヶ久保大観音がよく見えています。南側へ出るのに線路下のトンネルを進むと雑木林の道へとつながり、いきなりの急勾配を黙々と登るとみるみる地上の構造物が小さくなっていきます。杉林の樹幹から陽光が差し込んできて我等を照らします。花粉が舞っているせいか霞んでいるようにも見えます。花粉症の人なら堪らないでしょうが、一年中杉林に親しんでいるせいか、この親父ハイカーたちの鼻腔や目の粘膜に何ら変化は見られません。
雪がぱらぱらと地表に降りかかっている箇所が増えてきました。もちろん軽アイゼンを装着するほどではありません。汗を掻くのでウェアを脱ぎますが、日陰に入ると手が悴みます。休憩もなく登りつめ、勢い“鞍部”へ到達。雑木林の木段道を急登し、二子山の雌岳へ。いったん下ってまた急登を登りきると雄岳に着きます。双耳峰で両岳ともに高さ882mという名の由来どおりの双子の山でした。
雄岳から進んですぐのところに、視界を遮るものもなく武甲山の威容を満喫できる展望スポットがあります。案内板が無いので、気にかけていないと通り過ぎてしまうかもしれません。
ここからは、しばらくアップダウンが続きます。途中のピーク焼山からの展望も、武甲山が素晴らしい。深く削り取られた山容をこちらに向けています。その奥には鋸歯状の岩稜を連ねる両神山が見えます。
昼も近づいてだいぶお腹も空いてきましたが、もう一踏ん張り。尾根上に露岩が現れ、蔦岩山へ。留まることなく雑木林の中を進んでいくと、やがて人の話し声が聞こえ、ようやく武川岳山頂に到着しました。ここで昼ごはん♬
今日の山ごはんはいたってシンプル。O島部長から「30分以内」という制限時間を申し渡され、やむを得ずカップラーメンとなりました。登り続けて到達したにもかかわらず、山頂に数分もいるともう肌寒くなり、脱いだウェアを着込みます。
温かいヌウドルを掻っ込み、ここからの下り路に備え、靴紐を締めなおします。そして南の天狗岩方面へ。西の妻坂峠経由でも目的地の名郷には行けますが、天狗尾根を下ります。木立の中を下り続けると、尾根上に露岩が現れます。天狗岩です。更に急峻な下り道を行くと車道に出、名郷の集落へ向かいます。水の綺麗な名栗川沿いを歩いて名郷バス停でゴールしました。
〔感想〕
縦走は疲れるけど面白い。アップダウンをストイックに攻め続けるのは腹が減る。朝しっかり食べても減りますな〜。でもカップ麺で妥協したのは残念。創意工夫を改めて決意します...。
ともかく、2015年度の山行も終わり、5年目のシーズンに突入します。東京近郊周辺の山には行き尽くした感はありますが、まだまだ行きますよ!
178_tomo
koya4698











いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する