草津 大沢川


- GPS
- 06:10
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 600m
- 下り
- 598m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 6:08
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
個人装備 |
沢グローブ
沢靴
ザック
ヘルメット
行動食
非常食
地形図
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
携帯
時計
ナイフ
ハーネス
カラビナ
スリング
ビレイデバイス
ハンマー
ピトン
ツェルト
ファーストエイドキット
|
---|---|
共同装備 |
ロープ40m
カム
ナッツ
ガス缶
コッヘル
アブミ
|
感想
以前いた会の人を誘って大沢川へ。
前日、インナーシュラフで寝たせいか、寒くて何度も起きて、睡眠不足気味でスタート。草津は標高が高く思ったより寒かった。
朝はどんより雲。
アプローチは思ったより登り坂で汗を流す。ショートカットの道は草がぼうぼう(下山は登山道を利用した)
毒水沢でガチャを付けいざ入渓。暫くすると形相がゴルジュちっくに変わり、大沢川までの出合までも楽しませてくれる。
大沢川で各自ネオプレーン等を装備し準備を進める。毒水沢の温度は少し緩い感じだったが、大沢川は冷たい。歩いてすぐにF1。
ここ登れんの!?と言う感じだったが、記録を見ると皆左から登っている。ジャンケンで勝った人がリードと言い出しっぺの自分が見事!?ジャンケンに勝ちリード権を得る。
(正直、ここはリードを譲って力を温存して上部の滝をやりたかった)
取り敢えず泳いで取り付くと、カチ系の持ち易い所が結構ある。足もここぞ、と言う所に一応あるにはあった。フットホールドに関しては、元々苔むしてたので、何度も登攀されて幾つか剥がされた感じがした。
それでもフットボールに関してはヌメるのか分からないから一歩一歩慎重に足を置く。滝上の最後の一歩が高くてハイステップでえいや!と足を置いて、そこに体重を移動するのが緊張した。登り切って支点等使えそうなクラックを探したが見当たらない。少し先に倒木がありそれを使用。
支点構築をしようとしたらロープが滝の水圧に巻き込まれて、釜の中の何かに引っ掛かりどうにもいかず、下にいるメンバーに解除して貰うこと2回。この辺りで時間を少し食う。
登る前にフォローが次どうやって登るか、話す前に登ってしまった。Utagさんが2番目に登って来て貰って助かった。
フォローに登って来て貰うも、もし落ちたら振り子で滝に巻き込まれてしまう可能性が大。Utagさんが登って貰ってる途中に滝上にハーケンが打てそうなリスを発見し、待ってもらい一枚打ってそこを支点にしロープの流れを少し緩やかにするも、それでもフォローが落ちたら振り子で滝に撃たれる。中々この辺り難しい…
ここへ来るには登攀力のあるメンバーで無ければ難しいなと思った。幸い全員落ちることもなく登った。
その後は泳ぎの連続。釜、トロ、足が着かない所が多く、寒くてもう泳ぐのが嫌になった。カッパの下を持って来たけど大丈夫だろ?と思ったがちゃんと履くべきだった。
途中登山道が横切る所で時計を見ると、ここまで4時間以上も掛かっている事が判明。メンバーと相談してここで脱渓。上部のゴルジュは宿題。
大沢川はおどろおどろしいゴルジュと綺麗なトロや釜。沢底は柔らかい砂が多いのか、歩いていてフカフカして気持ちがよく、また水草が生えてて見ていて気持ちが良かった。
次回は上部のゴルジュのみでいいので、再訪したいと思える沢でした。
皆様ありがとうございました~
ゴルジュ系日帰り沢2本の計画で初日は毒水沢の隣の大沢川へ。
下部のみで脱渓したが泳ぎ、登攀、大きめの巻き、胎内潜り、美しい苔と水、と色々あってとても素晴らしい沢だった。
上部も次回チャレンジしたい。
【詳細】
ゴルジュ好きmjunさんにお声掛けいただき参加。
いつもの津久井湖周辺で合流し4人分の荷物でトランクをパンパンにしながら移動、天狗山第六駐車場に車を停めた。
入渓点の毒水沢までは林道歩きだが、ところどころ笹に飲まれており、藪漕ぎというほどではないながらやや面倒。
他の記録でも見たが第五の方に停めて登山道で往復の方が楽か…?
毒水沢は初めて入ったがたまに温かい水が出ている箇所があったり不思議な地形を成していたり面白かった。
水質のせいでヌメリが発生しないのか、全ての岩がラバーバチ効きでとても快適に歩けるし、大きめの滝には横の壁に残置トラロープがあり簡単に降りられた。
大沢川は出合いから上流を見るとすでに岩が迫ってくる雰囲気。
初っ端から何回か水に浸かりつつF1に到着。
mjunさんがリードジャンケンと言い出し、厳しい登攀になりそうに見えたので内心勝ちたくないと思っていたらmjunさんが見事勝利してくれたw
空荷で泳いでから取り付き、支点が取れない中で難しそうな登攀からのトラバースを安定してクリア。さすが!
しかし、その後ロープが滝壺の中でロックされNegarockさんが解除に向かう。
どうも倒木があって滝に引き込まれたロープが枝の部分に引っかかるらしい。
2番手は僕が行くこととなり、タイブロックだと万一の時に降りられないと思いフリクションノットで登ることにした。
スタンスは多くなく少し滑る感じがするしハイステップ多めだし、そして万一滑落すると漏れなく水流に突っ込んで溺れそうなので気が抜けない。
なんとか登り、続く240ambleさんは中間エイトでのムンター引き上げ、ラストNegarockさんもムンター引き上げの形となりmjunさんの補助に入る。
滑落したらすぐリリースしないといけないのでこれも気が抜けなかった。
その後はところどころ泳いだりへつったりくぐったり、ルーファイの難しい大きめの巻きがあったりと飽きさせない。
ゴルジュを抜けて流れが平坦になったら退屈になるかと思いきや、青白い水と鮮やかな緑の苔の素晴らしい景色が出てきてとても気分が良い。
庭園的というのか、あまり沢で見たことのない種類の美しさな気がする。
ようやく登山道出合いに到着し、時間と満足度からここで脱渓するとことした。
上部ゴルジュは宿題となってしまったがまたチャレンジしたい良い沢だった。
下山後はコインランドリーで洗濯し、焼肉をお腹いっぱい食べ、健康ランドでガッツリのサウナからのビールと宴会、とかなり贅沢をしたがめちゃくちゃ良かった。
土曜半日を山にしてのこのムーブは癖になりそうw
リラックスルームで快眠し翌日へ。
※帰宅後にメンバーと議論したがあの滝のフォローの登攀は、ビレイヤー側もフィックスまたは肩がらみとしてフリクションノットがいいかもしれない。
落ちても釜なのでカラビナチョン掛けもありか
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