【日本二百名山】鳥甲山 ～ムジナ平から周回～
長野県
SHAKATAK
体力度について
- GPS
- 09:54
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,419m
- 下り
- 1,419m
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| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
◆ムジナ平駐車場 ◇駐車料金：無料 ◇駐車台数：約10台 ◇トイレ：なし（屋敷登山口の手前に公衆トイレあり） ◇電波状況：docomo(○)、au（△） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
≪ムジナ平～鳥甲山≫ ・全体的に急登が続きます。特に5合目までは緩むことがありません。 ・小水ノ頭の先に鎖場があります。逆層気味ですが、足場はしっかり確保できます。 ・白嵓ノ頭の先にも鎖場がありますが、特に難しくありません。 ・上記の鎖場で「古びた梯子」は登らないように注意。その先は崖です。 ≪鳥甲山～屋敷登山口≫ ・こちらも全体的に急坂です。下りで使ってもキツいコースです。 ・岩場（鎖場）はないですが、気を遣うトラバースがあります。 ・普段はどうか分かりませんが、かなり下土が滑りました。下草で法面が分かりにくい箇所もあるので注意。 ≪屋敷登山口～ムジナ平≫ ・登り基調の舗装路が5km以上続きます。景色が単調なのでひたすら長く感じます。 |
| その他周辺情報 | ≪日帰り温泉≫ ◆小赤沢温泉 楽養館 ◇利用料金：600円 ◇種類：内湯×１（別途沸かし湯あり） ◇泉質：含鉄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉 ◇無料休憩室：あり（別途食堂あり） ◇特記事項 ・赤褐色のお湯が特徴的で、源泉掛け流しです。 |
写真
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標高1000m超からのスタートなので多少は涼しいはずですが、かなりの蒸し暑さです。飲料を多めに用意したので、ザックが重く感じます。
白�凜瞭�（1944m）というピークに到着しました。鳥甲山（2038m）との標高差は100mを切っていますが、アップダウンがあるのでまだまだ時間はかかります。
この古びた梯子は登らないように注意。登った先にそれっぽい踏み跡はありますが、すぐに行き詰まります。カミソリ岩を巻くように進むのが正解です。
昼頃には晴れ間も見えてきて、グングンと気温が上がっていきます。樹林帯は風も通らないので、登りと変わらないくらい汗が噴き出してきます。
感想
奥志賀高原の更に奥地に位置し、日本二百名山の一座である鳥甲山（2038m）。鳥甲山は「とりかぶとやま」と読むため、いかにもトリカブトが群生しているかのようですが、開花時期（8月～10月）に訪れても咲いていません。山名は、山体が鳳凰の頭部のように見えることが由来とされいます。
元々は、日照時間の長いこの時期に、ロングコースの佐武流山（日本二百名山）を考えていましたが、この猛暑では歩き切るのは無理と判断して、近くの鳥甲山に計画変更をしました。
とはいえ、鳥甲山も楽な山ではありません。鎖場が2か所ある他、登りも下りも急登の連続で、かなりタフな山とされます。涼しくなった秋の方が狙いやすいですが、この時期は高山植物が見られるようなので、処暑トレーニングを兼ねて登ってみることにしました。
この日の午前中は曇りで直射日光は避けられたものの、やはり急登がキツく、休憩を多めに取って体力を回復させながらの山行となりました。暑さと疲労でヘロヘロになりながらも何とか歩き切ることができましたが、結果的にヒヤッとすることもありました。それは、白嵓ノ頭の先にあるカミソリ岩でのことす。
カミソリ岩は立入禁止なので、右の迂回路を行きましたが、その先に梯子があったので、慎重に登りました。この梯子はかなり古びており、ガタガタとグラつきましたが、このくらいのガタツキは他の登山道でもあることです。
登った先は文字の消えたプレートが木に括り付けられていましたが、数メートル先で踏み跡は消え、その先は低木に覆われた下り斜面でした。
アプリを見ると、ちゃんとルート上に位置しており、このまま低木をかき分けて先に進むのが正規ルートのように見えます。しかし、足元の状態が分からないまま岩場を先に進むのはリスクが大きく、とても一般登山道の要求レベルとは思えません。「もしや？」と思って梯子を下りて確認しましたが、やはり迂回路をそのまま先に進むのが正解でした。
GPSには誤差があるので、アプリではルート上に見えていても、それが正しいとは限りません。岩場の先は崖になっていたので、もし強引に先に進んでいたら、最悪の事態もあったかもしれないと、改めて肝を冷やしました。
鳥甲山は非常にアクセスの悪い場所にある山なので、中々リピートしづらいですが、今回は山頂からの景色が望めなかったので、再訪したい気持ちはあります。しかし、最後の舗装路歩きが単調で苦行過ぎたので、次の機会があればムジナ平からピストンで狙おうと思います。
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鳥甲山お疲れ様でした。
”岩場の先に強引に進まず思い留まり、冷静な再確認と判断”で、命の危険を回避出来良かったですね。
私も以前、大崩山にて目印に誘導され危険なところまで入り込みましたが、おかしいと思いそこで引き返し迂回路を見つけることが出来、事なきを得ました。
また、先行レコにあるように、周回するのはロード用の自転車携帯を行った方が楽だったのではないでしょうか。
登り基調となると、電動アシストでしょうか。
尚、私は電動アシストを持っていないため、このコースの選択は無理ですが。
コメントありがとうございます。
「これはおかしい」と気付けたのは、それなりに山行を重ねてきた経験によるものだと思いますが、そもそも他の多くの登山者はあんなトラップに引っ掛からずに正しいルートを進んだと思うので、まだまだですね。
また、確かに電動アシストの折りたたみ自転車（折り畳まないと積載困難）でもあれば、今回の舗装路はだいぶ楽だったと思います。新品は高価なので盗難が心配ですが、程度の良い中古品でも手に入れば、山行の幅が広がりそうですね。
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