[個人山行] 男山ダイレクト (バリエーション、アルパインクライミング)



- GPS
- 06:35
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 864m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
□ 廻り目平キャンプ場からは車で15分程度 □ 登山口に明確な駐車スペースは無いので、道幅が広いところに駐車させていただいた |
コース状況/ 危険箇所等 |
□ 分岐までは特に危険箇所なし。朝露で足元がかなり濡れた □ 登山道を外れた後に小さな渡渉あり □ 渡渉後、尾根に取り付くまではザレ場の急坂。落ち葉が積もっているので足元がわかりにくい □ 尾根をしばらく登った後、隣の尾根に取り付くためにトラバースとなるが、ここも急坂のザレ場で足元注意 □ クライミング後のリッジはところどころ細くなっているが、問題なし □ 頂上からの下山は登山道を使用するが、山頂直下はかなりの急降下で一部滑る所あり |
写真
が、クリップしようとしたらロープが出ない(汗)
ビレイのI澤さん「ギャー、ちょっと待って」っていや待てないし「何やってんの赤頂戴!!」とキレ気味のI上
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
ビレイグローブ
雨具
日よけ帽子
アプローチシューズ
ザック
昼ご飯
行動食
飲水
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
キャメロット(適宜)
アッセンダー
プーリー
タイブロック
|
---|---|
共同装備 |
ファーストエイドセット
ツェルト
ロープ(ダブル50m)3本
|
感想
参加者:I上(CL)、M澤(SL)、I澤(会計)、K藤(記録・感想)
元々は野猿返しをやる予定でしたが、CLのT沢先輩が腰を痛めて不参加になってしまいました。初心者4人となってしまったため、急遽小川山でのクライミング練習と入門ルートの男山ダイレクトに切り替えました。
前日から廻り目平キャンプ場でテント泊した後、朝イチで移動
車で15分くらいなんですね。
I上とM澤さんは2回目なので、諸々スムーズに進みニセ取り付きへ
そこまでスムーズではありましたが、女子二人はバリエーションに出ると「えー!!こんなところを登るの〜?」とか「いつもこんなのなの??」とかギャーピー騒がしい(笑)
ニセ取り付きから本当の取り付きへのアクセスの記憶が・・・・結構忘れとる(汗)
右に回り込むところは覚えていましたが、その後がわからん(汗)
とはいえ、薄いながらも踏み跡があるので無事に取り付きに到着して準備し、10時過ぎにクライミング開始
□ 1P(III):I上リード
難しいところはないが、途中の松の木まで中間支点を取るところがないので、そこまでは緊張しました。ネットで調べると残置ハーケンがあるとのことでしたが見当たらなかったです。
1Pの終了点から2P取り付きまでは20メートルくらいの歩き。
□ 2P(III-IV):I上リード
ここも難しいところはないが、途中のスラブに乗る前の残置ハーケンに中間支点を取ろうとしたらロープがでない(汗) !?まだ登り始めだから流れないということは無いでしょ??「赤、ロープ頂戴」と言っても「ギャーちょっと待って」って「おいおいI澤さん頼むよ20センチでいいんだよ、ロープを解くのとかは中間支点をとってからにしてくれよ」と心の中叫び、良い経験になってくれればいいな。
その後はそこそこスムーズに進んだけどルートが屈曲していてロープが流れなくて難儀しました。
2Pの終了点から3P取り付きまではまたしても20メートルくらいの歩き。
□ 3P(IV+):I上リード
取り付きが立っているけど見えるところの残置ハーケンが2、3個あり、そこで中間支点を取れるのが確認できて安心。
途中のテラスから右か左かで悩んだが左で正解でした。
1P、2Pより多少難易度が高かったが大きな問題はなし
ここもロープが流れなくて難儀しました。
登りきったらそこからは200メートル程のリッジ歩きで12時半頃に山頂到着
残念ながら八ヶ岳の上は雲で隠れていましたが、やはりここの山頂は絶景!!
装備を解除しつつ、ペコペコのお腹にパンを詰め込み下山開始
14時に無事下山しました。
[感想]
K藤:今まではジムやゲレンデでのクライミングしか経験がなかったため、「クライミング入門の山」と聞いても、正直なところ山頂まで登れるのか不安でいっぱいでした。
実際に岩が崩れやすい場所もあり緊張しましたが、危険箇所やルートを教えていただいたおかげで、なんとか無事に山頂までたどり着くことができました。
今回はバリエーションルートに挑戦し、マルチピッチの手順や登攀の技術など、実際に本番を経験しなければ分からないことも多く、とても勉強になりました。
貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました。
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