記録ID: 8420304
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ハイキング
富士・御坂
宝鉱山廃キング 索道探索その2鉱山側
2025年07月12日(土) [日帰り]
山梨県
Bushmaster ��
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 09:08
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,133m
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| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
前回20250621の宝鉱山廃キングの続きです。今日は宝鉱山側の索道跡を探してみました。とりあえず位置が判っている、宝越えにある索道支柱跡「ヤグラ」を目指して本社ヶ丸から鶴ヶ鳥屋山への稜線へ登りました。あまり通る人はいないようでしたが、目印のテープや危険個所にはロープもあり、多少崩落場所もありますが、危険な場所も少なく難度は低めです。今回の失敗は、ヤグラから笹子側に索道跡を求めて、涸沢を下るという暴挙にでてしまったことでしょうか。上から斜面の下のほうが見えない場面も間々あり、こういう場所では、登るより下るほうが難しい事を、改めて痛感しました。ヤグラから鉱山側の索道跡は、概ね尾根沿いにありました。特に危険な場所も無く、タラタラとした下りですが、登山道より歩きやすい。ふれあいの里コテージ付近に下りてくるので、下山にオススメのルートです。但し、標識や目印テープはありません。索道跡と倒れた電柱(全部て4本)が目標物です。一番下の方は道が判然としませんが、林道が見えるので、適当に下っても問題ありません。 |
| その他周辺情報 | 付近に店や自販機はありません。トイレもありませんのでご注意ください。 |
写真
宝の山ふれあいの里コテージ上付近(林道ゲート)からスタート。雨は降りませんでしたが、ガスが濃い。涼しくていいけど。
20250505の偵察の時にも気になっていましたが、黒いパイプは、抗口まで続いていて、鉱毒を含んだ排水を処理施設まで流しているそうです。先ずは、尾根上の索道跡、通称ヤグラを目指します。
7/12 5:26
20250505の偵察の時にも気になっていましたが、黒いパイプは、抗口まで続いていて、鉱毒を含んだ排水を処理施設まで流しているそうです。先ずは、尾根上の索道跡、通称ヤグラを目指します。
舗装道終点。オフロード車なら、ここまで上がってこれます。駐車スペース有り。路上に落石が多かったので自分の車は下に置いてきました。奥に抗口が見えます。
7/12 5:39
舗装道終点。オフロード車なら、ここまで上がってこれます。駐車スペース有り。路上に落石が多かったので自分の車は下に置いてきました。奥に抗口が見えます。
この抗口からの水は、沢に垂れ流しです。見るからに赤くて毒っぽいんですが、大丈夫なんでしょうか。
ここは少しわかりにくかった。右手の沢の方を登ると、目印があります。
キタ――(゜∀゜)――!! 宝鉱山索道の通称ヤグラにに到達。前回20250621の笹子側の探索では08番支柱まで見つけましたので、(仮)09番とします。
7/12 8:39
キタ――(゜∀゜)――!! 宝鉱山索道の通称ヤグラにに到達。前回20250621の笹子側の探索では08番支柱まで見つけましたので、(仮)09番とします。
埋まり具合が、廃止されてからの歳月を物語っているます。
因みに廃止されたのは、閉山した昭和45(1970)年頃と思われます。
因みに廃止されたのは、閉山した昭和45(1970)年頃と思われます。
下の方にも滑車が落ちています。峠越えの索道支柱は、複数立っていることが多いです。
微妙にRがかかっている滑車のスポークは、デザイン上のこだわりなんでしょうかね。
滑車4輪が一組のようなので、推定3組分の滑車があったようです。
紛うことなき索道支柱ですね。ここが(仮)09番支柱、稜線のヤグラは(仮)10番支柱に変更。
ここはあまり土に埋まっていません。急斜面なので、土砂は流失してしまったのかもしれません。
まだ下にも支柱があるかも。と、思って涸れ沢を下ってしまったのが大きな間違い。
すごく後悔しています。あまりにも急斜面すぎる。両手両端お尻も使って、じりじりと下ります。10m位の岩場も滑り落ちました。ケガしなくてよかったけど、全身泥だらけ、ズボンのケツも破けました。
1
7/12 9:14
すごく後悔しています。あまりにも急斜面すぎる。両手両端お尻も使って、じりじりと下ります。10m位の岩場も滑り落ちました。ケガしなくてよかったけど、全身泥だらけ、ズボンのケツも破けました。
！砂防ダム。ようやく林道まで下れました。結局、支柱は発見できず。
間違えて1308ピークまで登ってしまった。おまけにヤグラと逆方向に行っちゃうし。気づいて戻りました。
方向的に、南に下る尾根沿いに索道は走っていた模様。急斜面をトラバースします。
トラバース成功。振り返る。こちら側からみると、索道が通っていたような跡が判ります。
索道は尾根と平行して、やや谷下側を通っていた模様。今も木々の間に裸電線が残っています。これを辿ると・・
支柱の根本が残っています。滑車が見当たりませんが、12番支柱とします。
木の方が後から生えてきたんだろうね。
12番支柱のものと思われる滑車も、近くにありました。
12番支柱のものと思われる滑車も、近くにありました。
14番支柱。この先索道は谷を渡り、下の方で尾根に接近します。その辺りに次の支柱があるはず。
上の方は裸電線がまだ残っています。ここから下の方は、宝鉱山採掘跡の陥没エリアの上を索道は渡っていたようです。
根が露出してしまった樹木。この辺は採鉱跡の陥没穴の縁を周り込むように歩いています。
やたらとワイヤーが落ちています。この付近に索道支柱があるはず。
おそらく最後の16番支柱。唐突に鉄骨が地面から突き出しています。滑車は近くに見当たりません。画面右手は採鉱跡の陥没崖。確証はありませんが、多分これが索道支柱ではないかと。
7/12 13:06
おそらく最後の16番支柱。唐突に鉄骨が地面から突き出しています。滑車は近くに見当たりません。画面右手は採鉱跡の陥没崖。確証はありませんが、多分これが索道支柱ではないかと。
縦横にワイヤーが張り巡らせてあります。昔の崩落防止工のようです。
倒れた電柱。かつてはこの尾根を、鉱山の作業員さん達が、登り下りしていたのでしょう。電柱を目印に下ります。
感想
索道跡が沢山見つけられて嬉しい。ザイル無しで沢筋を下るのは危険である事を、改めて痛感しました。日本の山だったら、道に迷ったら下ってはいけないというのは、正しいと思います。
最後の16番支柱が、本当にそうなのか、イマイチ自信がありません。再度確証したいと思います。できれば、採鉱場跡の陥没穴の中も歩いてみたいです。
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