【日本百名山 No.1(41年ぶりの再訪)】【第二次北海道遠征 2日目】羅臼岳 岩尾別温泉からピストン


- GPS
- 08:18
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,562m
- 下り
- 1,539m
コースタイム
- 山行
- 7:10
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 8:14
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ものすごく整備していただいており、安心して登れました。ただ、灌木で頭打つこと多いので注意 |
写真
感想
現在百名山に挑戦中なのであるが、登頂済みのリストの中で、羅臼岳のみレコがなかったのである。何故無いかと言うと、登ったのが1984年だからである。41年前、ヤマレコは無かった。スマフォもデジカメもなかった。当時の記録は何もない。コースタイムも分からない。それでも登ったのは事実なので、このまま登頂済みにしておいてもいいんだけど、何か気になるのも事実。それに登山バッジも持ってないし。
というわけで、利尻から稚内に戻り、400km走って知床に辿り着き、宿に泊まって翌朝5時過ぎ出発。さすがに平日のこの時間なら駐車場余裕っしょと舐めてかかり返り討ちに遭う。既に満車。仕方なく路肩に停めて5時45分出発。
もうこの時点で暑かったのでTシャツは脱いでドライレイヤーとドラウトクアッドでスタート。いやしかし暑い。いつも首にはマダニ対策として手ぬぐいを巻いているのだが、暑苦しくてすぐに外してしまった。夏場のマダニ対策、何かいいの無いですかね。
出だしは九折で高度を稼ぎ、しばらく進むと斜度の緩い登りが続く。足には優しい。だがしかしこれは利尻と同じパターンで下山時に返り討ちに遭うやつやなあとぼんやり考えながら歩く。やがて灌木が登山道上に出てきて何度も頭を打つ羽目に陥る。うう、ヘルメット被ってくるんだったよ。
極楽平、仙人坂、羽衣峠を越えて大沢出合からは雪渓歩き。実はチェンスパを忘れてきちゃったんだけど、気温も高く雪はグズグズで、ツボ足で行けました。ここでいきなりエゾジカ3頭がぬっと現れビビった。シカさん、もうちょっと人間恐れたほうがいいんでないの?
雪渓が終わって羅臼平まではお花畑ゾーンでなかなかに素敵なんだけど、あまりの暑さで息も絶え絶えとなり楽しむゆとりは無かった。羅臼平でしばしへたり込んで体力回復を図り、先に進む。羅臼平以降は基本森林限界より上なので、最初のゾーンを抜けたら身体に風が当たるようになって少し楽になった。とはいえ、後半は岩場ゾーンなので気は抜けない。ルートミスしないようペイントを見ながら恐る恐る進み、10時過ぎ、なんとか登頂を果たした。
山頂でもしばしへたり込んだのち、写真と食事を済ませて下山開始。岩場ゾーンはセオリー通りストックしまったらやはり手足の取り回しは良くなりますね。帰りも長丁場なので時々休みながらフラフラになって進み、14時無事下山。木下小屋が開いてたのでバッジとバンダナを買わせていただく。
というわけで、無事に帰ってこれたけど、利尻山に勝るとも劣らないタフなコースでした。ちなみに41年前はスニーカーで挑んだんだよな。よくこんなコース、適当な足元で済ませたもんだと19歳の自分に呆れ果てた次第である。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する