奥武蔵 山なし山


- GPS
- 08:08
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
- 山行
- 7:06
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:09
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
飯能百名山を歩いてきました。
倅の夏休みに飯能市最高峰である日向沢の峰への登頂を計画したのですが、飯能市側から登ると稜線歩きが長いルートになり、それでは父ちゃんがもたないので、一気に登るルートを考えました。
それが今回の稜線までのルートなのですが、情報が少なく、有ってもお勧めしませんコメントが多かったので、事前に一回行ってみることにしました。
グーグル先生によると滝の入橋まで車で入れるとのことでしたので、そこまで原付スクーターで行き、そこから登る計画にしました。
当日は自分的には早起きをしたのですが、テレビを視てしまったりで家を出たのがほぼ8時と、30分遅れてしまい、加えてガソリンが無いことに気づき、給油をしたので、計画の40分遅れで有間渓谷観光釣り場に着きました。
そこを抜けて林道に入るとあっという間に通行止めバリケードが現れました。
超予定外です。
一旦いつも姥子沢に行く際に使っている路肩スペースまで下り作戦を立てました。
時間も押しているので他のところに転進も考えましたが、初志貫徹をして、観光釣り場の事務所に戻り、駐輪の許可を貰いました。
駐輪は快く許可を貰えたので、とても助かりました。
有間渓谷観光釣り場の方、本当にありがとうございました。
バリケード手前の路肩にスクーターを停めて歩き始めたのは予定の1時間遅れになりました。
車道を長く歩きましたが、途中で駐車している車が有り、ちょっとむっとしました。
工事車両なら良いのですが、どう見ても観光の方のようでしたので。
山道登り口に着いたのですが、入り口は引っ付き虫草がわんさかと生えていました。
棒を拾いジャンジャン切り倒しましたが、それでもスパッツにいっぱい着いてしまい、凹みました。
このルートは以前は有ったそうですが、今は廃道となっていて、ちょっとレベル高めでした。
ただ、踏み跡は偶に出てきましたし、テープの案内は有ったので、極端に難しくはありませんでした。
(とは言ってもテープを巻いた枝が落ちてしまっていたりはしましたが。)
それよりなにより、山道に入って少ししたら、蚋の大群に集られてしまいました。
ステッキを持っている右手は良いのですが、左手は大変で手の甲に10匹くらい止まっていることもありました。
さらに歩いて行くと羽音が大きな昆虫に付き纏われるようになりました。
樹林帯の中で薄暗いので虫の姿は確認できませんでしたが、雀蜂だと厄介だなと思い、注意して進みましたが、100mほど進んでもまだ着いてきます。
雀蜂ならそこまで歩くと居なくなる筈なので、違うとは思いましたが、姿を確認できていないので、安心はできません。
もしそれが雀蜂で私が巣に向かっているとしたら、かなりやばいことになるとものすごく憂鬱になりながら小一時間歩き、稜線に着きました。
稜線に着いた頃には憂鬱を超えて病んでしまったような精神状態になってしまいました。
ピストン予定でしたが、予定時間をかなりオーバーしているので、戻って暗くなってからこの道を降りるのは危ないから棒ノ折方向に前進して途中で有間川側におりようかと考えてしまいました。
もちろん、その間中も虫が頭の周りを飛びまくり、手には蚋が集りまくっていました。
よろよろしながらなんとか目的の山なし山にたどり着き、そこでかなり遅めの昼ごはんにしました。
食べている間中も虫に集られまくり、挙句、ラーメンのスープに入水されてしまい凹みましたが、お腹が少し満たされたおかげか元気が出たので、来た道を戻ることにしました。
(前進してから下るとスタート地点まで5時間以上かかる計算になってしまったので、それもありますが。)
鬼のような無名峰の登りを終え、鉄塔下で休んでいると未だに頭の周りを飛び回っている虫が石に止まったのが見えました。
よく見てみるとハナアブです。
雀蜂では無くてほっとしましたが、やっぱり厄介です。
おまけにもう1匹飛び回るようになり、ステレオで頭の周りで羽音がするようになりました。
稜線からは地図を見ながらなんとか下って行きました。
途中で登りとは違うルートを歩きましたが、極端には外さないで歩けました。
かなり下り、沢が現れたところで休憩をしました。
沢水で顔を洗い、すっきりして下りを再開しましたが、まだ虻は付いてきます。
最後の堰堤が見えたところで左腕に痛みが走ったので、見てみると牛虻が食いついています。
すぐに払えたので安心していましたが、数分後また食いつかれました。
あと、蚋にも一箇所刺されたので、都合三箇所被害に遭い、そこは4日経っても跡が残っています。
林道に出たので、休もうかと思いましたが、虻はまだ着いてきます。
結局虻の付きまといが無くなったのは、林道を30分くらい歩いてからになりました。
予定では6時間くらいの行動時間でしたが、結局8時間くらいかかってしまい、買ってあったオニヤンマ君や強力虫よけや虫刺されの薬を持って行かず、虫の攻撃により精神的に追い詰められてしまった非常に疲れた山行でした。
もちろん、倅と日向沢の峰に行く際は違うルートにすることにしました。
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