鳥海山(湯の台登山口から周回)



- GPS
- 11:05
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,315m
- 下り
- 1,305m
コースタイム
- 山行
- 10:13
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 12:17
天候 | 晴。ただし一時期ガスが出た。また、稜線はかなり風強め。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓歩きがそれなりにあります。斜度がある場所もあるので、チェーンスパイクか軽アイゼンの携行をお勧めします。 また、帰りの千畳ヶ原から月山森に抜けるコースは、ずっと木道や整備された道が続きますが、道がいきなり途切れます。 川があり、上を見上げると岩岩の斜面(しかも今回は雪渓も残ってる)がありますが、このボルダリングのような岩を登るコースが正解です。道迷いにお気をつけください。 夕方、雪解け水の量が多く、滝の小屋の周りの道はすべて川になっていました。飛び石で何とかできるレベルではない水量でしたので、特にトレランシューズの方は心してかかってください。 |
その他周辺情報 | 鳥海山荘にとてもいいお風呂があります。 |
写真
装備
備考 | 軽アイゼンかチェーンスパイク携帯推奨。 |
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感想
友人、evergreenから先週登って素晴らしかったと言われたルート。でも長いなぁ…と思いつつ、前日鉾立口からの登山に敗退したので(敗退原因:滝汗かきの塩不足)、気を取り直してこちらのルートへ。
滝の小屋あたりから小さな雪渓がありますが、河原宿跡の先は見事な大雪渓!
なかなかの距離を登りますし、端の雪渓が溶けてるところを歩いてもその後にかなり長くて斜度のあるトラバースがあります。チェーンスパイクか軽アイゼンのご準備を。
あと、薊坂あたりでは、文字通りアザミが左右から迫ってきます。細い道なので正直刺さって痛い。着圧タイツ履いててもかなり痛いですが、後ろにいたトレラン装備の素足の人はかなり辛そうでした。背丈近くの笹の中も進むので、腕と脚は覆うことをお勧めします。
外輪山に上がり、七高山に向かう途中はかなりの風。先ほどまでの晴れが嘘のようにガスり、風が強くて少し寒い。七高山から御室に降りるところにもかなりの斜度の雪渓あり、もっとも一番下のすれ違いは平らです(が、混む)。
新山は大渋滞とのことで、過去に来たのでスルーしました。
御室ではオコジョがいて、人が多いので大騒ぎになっていました(ちょっと可哀想)。
鳥海湖の下から千畳ヶ原に下るルートは、とにかくスケール感が最高!
人も少なく、眺めも良く、道も整備されています。しかもほぼ木道…とおもっていたところ、川があるところで突然道がなくなる。
え、どっち…?と思ったら黄色のスプレーで「ノボリ」(ノポルかも)と書いてある…
え?と思っていたら、後ろからピストンで来た登山者の人に、
「あ、ここ登りです!すごいですよね、全身運動!」
といわれ、ボルダリングみたいな岩場がルートだと完全に理解。
飴からの鞭がすごい。しかも雪渓まで絡む。
登りきって少し歩くと、何事もなかったかのようにまた、牧歌的な木道が続きます。緩急すごいな!
河原宿跡を越え、滝の小屋に降りると…あれ?道?川?あれ?リボンついてるな、GPSの往路もここ歩いてるな…川だけど??
どうやらいい天気で雪渓が勢いよく溶け、登山道が完全に川に。飛び石とかできるレベルではなく、諦めて川の中を歩きました。トレランシューズで。
改めてレビューすると、あらゆるものが揃った素晴らしい登山ルートでした!
川あり、雪渓あり、高山植物あり、稜線歩きあり、湖まであるし千畳ヶ原歩きは本当に最高!!
ただ、それなりに体力がいるコースです。こんかいはだいぶのんびり歩きましたが、とは言え夜明けから歩いて12時間。
行かれる際は、気合の早出を…!
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