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Yamareco

記録ID: 8473559
全員に公開
沢登り
八ヶ岳・蓼科

天狗岳(桜平〜河原木場沢・周回)

2025年07月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:35
距離
14.6km
登り
1,446m
下り
1,445m

コースタイム

日帰り
山行
5:54
休憩
0:41
合計
6:35
距離 14.6km 登り 1,446m 下り 1,445m
9:57
10:26
120
12:26
35
13:01
13:08
10
13:18
13:20
10
13:30
7
13:37
13:38
4
13:42
13:43
5
13:48
13:49
25
14:14
27
14:41
16
14:57
7
15:40
ゴール地点
天候 晴れのち雷雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜平(下)駐車場を利用。
キャパシティは大きく無料なのでお得。
ほとんどの車は上の駐車場を使うのでこちらはガラガラ。(その代わり歩く距離は長くなる)
こちらの駐車場にはトイレはないので注意。(上にはある)
林道は未舗装で走りづらいので車を労わりたい人はこちらの駐車場がおススメ。
コース状況/
危険箇所等
◆河原木場沢
・初心者向きで水量も多くない。
・醤油樽の滝まど直登が難しい滝は高巻く。
・途中で雷雨に見舞われたため登山道にエスケープしたがこちらは急登ながら登れない斜度ではなかった。

◆第一展望台〜西天狗岳
・西天狗岳直下までは樹林帯。
・自分が歩いたタイミングでは激しい雷雨だったため登山道が川になっていた。
・西天狗岳は森林限界なので雷雨の時は登らない方が良い。(今回も雷が収まるまで樹林帯で待機した)

◆西天狗岳〜東天狗岳〜根石岳〜根石小屋
・気持ちの良い稜線歩き。
・根石小屋周辺はコマクサが咲き誇っていた

◆根石小屋〜オーレン小屋〜桜平
・総じて道は明瞭で斜度も緩くとても歩きやすい。
・オーレン小屋から下は林道になるのでほぼハイキング。ただし距離は長い。
予約できる山小屋
オーレン小屋
桜平(下)駐車場からスタート。かなり時間が遅いのにガラガラだった。
2025年07月26日 09:04撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:04
桜平(下)駐車場からスタート。かなり時間が遅いのにガラガラだった。
しばらく林道を登っていく
普通は上の駐車場を使うよね
2025年07月26日 09:14撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:14
しばらく林道を登っていく
普通は上の駐車場を使うよね
ここが河原木場沢の取付きの橋
2025年07月26日 09:22撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:22
ここが河原木場沢の取付きの橋
ここから入渓します
2025年07月26日 09:23撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:23
ここから入渓します
水量も多くなくて歩きやすい
2025年07月26日 09:26撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:26
水量も多くなくて歩きやすい
たまに倒木もあるがこれがバリルート
2025年07月26日 09:29撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:29
たまに倒木もあるがこれがバリルート
ナメ滝っぽいところも
2025年07月26日 09:35撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:35
ナメ滝っぽいところも
北八ヶ岳っぽい苔の滝
2025年07月26日 09:37撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:37
北八ヶ岳っぽい苔の滝
ピンテもあった
醤油樽の滝までは割とメジャールートっぽい
2025年07月26日 09:41撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:41
ピンテもあった
醤油樽の滝までは割とメジャールートっぽい
夏は沢に限る
2025年07月26日 09:44撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:44
夏は沢に限る
登ろうと思えば登れるが・・・
2025年07月26日 09:49撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:49
登ろうと思えば登れるが・・・
高巻きのハシゴも用意されている
下部はどちらかというとハイキングルートっぽいかも
2025年07月26日 09:50撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:50
高巻きのハシゴも用意されている
下部はどちらかというとハイキングルートっぽいかも
岩屋もたくさんある
2025年07月26日 09:51撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:51
岩屋もたくさんある
登れるチビ滝
2025年07月26日 09:55撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:55
登れるチビ滝
いい感じの滝がいっぱい
2025年07月26日 09:56撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 9:56
いい感じの滝がいっぱい
醬油樽の滝まではトラロープも張られていた
2025年07月26日 10:02撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:02
醬油樽の滝まではトラロープも張られていた
これが醤油樽の滝
一旦眺めて高巻きルートへ
2025年07月26日 10:04撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:04
これが醤油樽の滝
一旦眺めて高巻きルートへ
高巻きルートの途中に立派な岩屋
食料があれば何日かしのげそう
2025年07月26日 10:20撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:20
高巻きルートの途中に立派な岩屋
食料があれば何日かしのげそう
上から醬油樽の滝を見下ろす
下に数人のハイカーさん達がいた
2025年07月26日 10:30撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:30
上から醬油樽の滝を見下ろす
下に数人のハイカーさん達がいた
仕切り直しでジャブジャブ登っていく
2025年07月26日 10:33撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:33
仕切り直しでジャブジャブ登っていく
ナメ滝
2025年07月26日 10:36撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:36
ナメ滝
水は思ったより冷たい
さすが八ヶ岳
2025年07月26日 10:53撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 10:53
水は思ったより冷たい
さすが八ヶ岳
ここも高巻くか・・・と思ったら雨が降ってきた
2025年07月26日 11:02撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 11:02
ここも高巻くか・・・と思ったら雨が降ってきた
結構な本降りの雨&雷鳴も聞こえてきたので高巻きついでに登山道にエスケープすることに
2025年07月26日 11:31撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 11:31
結構な本降りの雨&雷鳴も聞こえてきたので高巻きついでに登山道にエスケープすることに
登山道に合流
既に登山道は川になっていた
2025年07月26日 12:12撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 12:12
登山道に合流
既に登山道は川になっていた
西天狗が少し見えるがまだ雨は止まない
2025年07月26日 12:25撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 12:25
西天狗が少し見えるがまだ雨は止まない
第二展望台
2025年07月26日 12:26撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 12:26
第二展望台
登山道は川から濁流に
2025年07月26日 12:30撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 12:30
登山道は川から濁流に
後ろは晴れてきた。
雷雨はすぐ晴れると信じて登り続ける
2025年07月26日 12:47撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 12:47
後ろは晴れてきた。
雷雨はすぐ晴れると信じて登り続ける
最後の登り
2025年07月26日 12:47撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 12:47
最後の登り
西天狗岳登頂
久しぶりだなぁ
2025年07月26日 13:01撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:01
西天狗岳登頂
久しぶりだなぁ
登ってきた河原木場沢
2025年07月26日 13:02撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 13:02
登ってきた河原木場沢
赤岳と阿弥陀岳も見えてきた
2025年07月26日 13:04撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:04
赤岳と阿弥陀岳も見えてきた
幻想的じゃないか
2025年07月26日 13:04撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:04
幻想的じゃないか
東天狗も見えてきた
2025年07月26日 13:06撮影 by  SH-53E, SHARP
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東天狗も見えてきた
雲のある景色が好きだ
2025年07月26日 13:06撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:06
雲のある景色が好きだ
ピーカンより絵になる
2025年07月26日 13:08撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:08
ピーカンより絵になる
根石岳とか硫黄岳とか
2025年07月26日 13:09撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:09
根石岳とか硫黄岳とか
東天狗のガスも取れた
2025年07月26日 13:12撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:12
東天狗のガスも取れた
急激に回復する天候
2025年07月26日 13:12撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 13:12
急激に回復する天候
東天狗岳登頂!こちらも久しぶり
2025年07月26日 13:20撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:20
東天狗岳登頂!こちらも久しぶり
東西天狗岳を振り返る
さっきまでの雷雨が嘘のようだ
2025年07月26日 13:36撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:36
東西天狗岳を振り返る
さっきまでの雷雨が嘘のようだ
根石岳登頂
2025年07月26日 13:37撮影 by  SH-53E, SHARP
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根石岳登頂
根石小屋周辺はコマクサが咲き乱れていた
2025年07月26日 13:40撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 13:40
根石小屋周辺はコマクサが咲き乱れていた
下山開始。
意外と初めてのオーレン小屋
2025年07月26日 14:13撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 14:13
下山開始。
意外と初めてのオーレン小屋
ランチやお土産も売っていてかなり賑わっていた
人気の山小屋なんですね
2025年07月26日 14:14撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 14:14
ランチやお土産も売っていてかなり賑わっていた
人気の山小屋なんですね
ちょっとスイスっぽい雰囲気
2025年07月26日 14:16撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 14:16
ちょっとスイスっぽい雰囲気
下部は沢沿いに下っていく
2025年07月26日 14:27撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 14:27
下部は沢沿いに下っていく
北八ヶ岳らしい苔の沢
2025年07月26日 14:27撮影 by  SH-53E, SHARP
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7/26 14:27
北八ヶ岳らしい苔の沢
夏沢鉱泉
こちらも初めまして。
2025年07月26日 14:41撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 14:41
夏沢鉱泉
こちらも初めまして。
桜平(中)駐車場
2025年07月26日 15:05撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 15:05
桜平(中)駐車場
ここからも醬油樽の滝へ行けるんだね
2025年07月26日 15:22撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 15:22
ここからも醬油樽の滝へ行けるんだね
ここがエントリーポイントらしい
ハイカーはこちらから?
2025年07月26日 15:22撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 15:22
ここがエントリーポイントらしい
ハイカーはこちらから?
自分が入渓したポイントは先ほどの雷雨で濁流と化していた
沢の雨は怖い、エスケープしてよかった
2025年07月26日 15:24撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 15:24
自分が入渓したポイントは先ほどの雷雨で濁流と化していた
沢の雨は怖い、エスケープしてよかった
ゴール、変化に富んだ楽しい沢登りでした!
2025年07月26日 15:40撮影 by  SH-53E, SHARP
7/26 15:40
ゴール、変化に富んだ楽しい沢登りでした!
撮影機器:

感想

スイスから帰って一発目の山は八ヶ岳。
日本はやっぱり蒸し暑くて仕方ないのでできるだけ標高が高い沢へいきたい、ということで白羽の矢が立ったのが天狗岳の河原木場沢。
数年前から行ってみたいと思っていたルートだ。

そもそもこの時期はスタート地点の標高が高くないと暑くて車中泊が辛いので選択肢は限られる。
金沢にいる時なら間違いなく赤木沢を選んだだろうがちょっと東京から土日で行く元気はないので八ヶ岳の未踏ルートを攻めるしかない、ということになった。

前夜の早い時間に東京を出たが途中で睡魔に襲われてSAで仮眠、その後頑張って桜平まで向かい二度寝するも起床したらなんと9時前!気候が良すぎて気持ちよく寝すぎた。
登山道ならこの時間に登るのはあり得ないが沢なら暑くても大丈夫。ドボンすればよいのだから。ということでいつになくのんびりスタート。
林道を歩いて入渓地点まで向かい沢をジャブジャブ登っていく。
水量もそれほどなく歩きやすい。北陸の沢と違ってオロロがいないのもいい。最初のハイライトは醬油樽の滝。高さ30mくらいのダイナミックな滝だがどうやらここまでは沢装備じゃなくても入れるらしくて途中年配のハイカーさん達とお会いした。皆さんは滝目当てだったらしいが自分はその先を目指すので分かれて滝を高巻いていく。
高巻きルートは不明瞭だったのでルーファイしながら適当に登っていくとうまい具合に滝の上に合流できた。

再びそこから一人旅。すっかり日も上がったがジャブジャブ沢を歩くだけで涼しいし沢は涼しい風が抜けていることが多いので天然のクーラーとしても優秀だ。
再び直登ははばかられる感じの滝があったので高巻こうと右岸に取り付いたところで雨が降ってきた。遠くからは雷鳴も聞こえる。まだ昼前なのに夕立ですか・・・沢で雷雨はまずいと思い、本来はもう少し先で稜線に上がる予定だったが急遽ここからエスケープすることに。
予感的中でどんどん雨脚は強くなりほぼ土砂降り状態に。雷も近い。
自分的には元々沢でずぶ濡れになる想定だったのでどれだけ雨が降ってもそのまま歩くだけなのだが雷だけは勘弁。
急な斜面を登って何とか登山道に合流すると上から続々と登山者さんが降りてきた。自分を見て「これから登るんですか?」とビックリされたが大丈夫、この時間の雷雨は短時間で止むはずと信じて西天狗岳を目指した。

西天狗岳の直下で雨が弱くなり雷鳴のインターバルも長くなってきた。
森林限界手前で雨が止むのを少し待ちながらエネルギー補給。すると後ろの雲も取れて茅野の市街地も良く見えるようになってきた。
右に目を向けると赤岳や阿弥陀岳も視界に入ってきた。やっぱり晴れるな。雷が収まったところで登山再開。西天狗岳はもうすぐそこだった。

さっきまでの雷雨が嘘のようにガスも抜けて青空が見えている。
稜線もくっきり見えるし眺望も最高。雨のおかげで空気も澄んでいて最高のコンディションだった。もちろんこんな天気なので人も少ない。
ルンルンな気分で東天狗、根石岳をちょこっと縦走して初見のオーレン小屋方面へ下山。
14年も山に登っていてオーレン小屋とか夏沢鉱泉が初めてとは自分でもびっくり。本当なら最初のうちに訪れるルートだよね・・・

雨上がりの涼しい登山道と林道を歩いてゴール!
沢、雷雨、稜線、そして初めてのルートなど、変化に富んだ飽きさせない山行となった。やっぱり八ヶ岳は良い!

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