天狗岳(桜平〜河原木場沢・周回)


- GPS
- 06:35
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,446m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:35
天候 | 晴れのち雷雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
キャパシティは大きく無料なのでお得。 ほとんどの車は上の駐車場を使うのでこちらはガラガラ。(その代わり歩く距離は長くなる) こちらの駐車場にはトイレはないので注意。(上にはある) 林道は未舗装で走りづらいので車を労わりたい人はこちらの駐車場がおススメ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆河原木場沢 ・初心者向きで水量も多くない。 ・醤油樽の滝まど直登が難しい滝は高巻く。 ・途中で雷雨に見舞われたため登山道にエスケープしたがこちらは急登ながら登れない斜度ではなかった。 ◆第一展望台〜西天狗岳 ・西天狗岳直下までは樹林帯。 ・自分が歩いたタイミングでは激しい雷雨だったため登山道が川になっていた。 ・西天狗岳は森林限界なので雷雨の時は登らない方が良い。(今回も雷が収まるまで樹林帯で待機した) ◆西天狗岳〜東天狗岳〜根石岳〜根石小屋 ・気持ちの良い稜線歩き。 ・根石小屋周辺はコマクサが咲き誇っていた ◆根石小屋〜オーレン小屋〜桜平 ・総じて道は明瞭で斜度も緩くとても歩きやすい。 ・オーレン小屋から下は林道になるのでほぼハイキング。ただし距離は長い。 |
予約できる山小屋 |
オーレン小屋
|
写真
感想
スイスから帰って一発目の山は八ヶ岳。
日本はやっぱり蒸し暑くて仕方ないのでできるだけ標高が高い沢へいきたい、ということで白羽の矢が立ったのが天狗岳の河原木場沢。
数年前から行ってみたいと思っていたルートだ。
そもそもこの時期はスタート地点の標高が高くないと暑くて車中泊が辛いので選択肢は限られる。
金沢にいる時なら間違いなく赤木沢を選んだだろうがちょっと東京から土日で行く元気はないので八ヶ岳の未踏ルートを攻めるしかない、ということになった。
前夜の早い時間に東京を出たが途中で睡魔に襲われてSAで仮眠、その後頑張って桜平まで向かい二度寝するも起床したらなんと9時前!気候が良すぎて気持ちよく寝すぎた。
登山道ならこの時間に登るのはあり得ないが沢なら暑くても大丈夫。ドボンすればよいのだから。ということでいつになくのんびりスタート。
林道を歩いて入渓地点まで向かい沢をジャブジャブ登っていく。
水量もそれほどなく歩きやすい。北陸の沢と違ってオロロがいないのもいい。最初のハイライトは醬油樽の滝。高さ30mくらいのダイナミックな滝だがどうやらここまでは沢装備じゃなくても入れるらしくて途中年配のハイカーさん達とお会いした。皆さんは滝目当てだったらしいが自分はその先を目指すので分かれて滝を高巻いていく。
高巻きルートは不明瞭だったのでルーファイしながら適当に登っていくとうまい具合に滝の上に合流できた。
再びそこから一人旅。すっかり日も上がったがジャブジャブ沢を歩くだけで涼しいし沢は涼しい風が抜けていることが多いので天然のクーラーとしても優秀だ。
再び直登ははばかられる感じの滝があったので高巻こうと右岸に取り付いたところで雨が降ってきた。遠くからは雷鳴も聞こえる。まだ昼前なのに夕立ですか・・・沢で雷雨はまずいと思い、本来はもう少し先で稜線に上がる予定だったが急遽ここからエスケープすることに。
予感的中でどんどん雨脚は強くなりほぼ土砂降り状態に。雷も近い。
自分的には元々沢でずぶ濡れになる想定だったのでどれだけ雨が降ってもそのまま歩くだけなのだが雷だけは勘弁。
急な斜面を登って何とか登山道に合流すると上から続々と登山者さんが降りてきた。自分を見て「これから登るんですか?」とビックリされたが大丈夫、この時間の雷雨は短時間で止むはずと信じて西天狗岳を目指した。
西天狗岳の直下で雨が弱くなり雷鳴のインターバルも長くなってきた。
森林限界手前で雨が止むのを少し待ちながらエネルギー補給。すると後ろの雲も取れて茅野の市街地も良く見えるようになってきた。
右に目を向けると赤岳や阿弥陀岳も視界に入ってきた。やっぱり晴れるな。雷が収まったところで登山再開。西天狗岳はもうすぐそこだった。
さっきまでの雷雨が嘘のようにガスも抜けて青空が見えている。
稜線もくっきり見えるし眺望も最高。雨のおかげで空気も澄んでいて最高のコンディションだった。もちろんこんな天気なので人も少ない。
ルンルンな気分で東天狗、根石岳をちょこっと縦走して初見のオーレン小屋方面へ下山。
14年も山に登っていてオーレン小屋とか夏沢鉱泉が初めてとは自分でもびっくり。本当なら最初のうちに訪れるルートだよね・・・
雨上がりの涼しい登山道と林道を歩いてゴール!
沢、雷雨、稜線、そして初めてのルートなど、変化に富んだ飽きさせない山行となった。やっぱり八ヶ岳は良い!
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