㉟北八ヶ岳(天狗岳)


- GPS
- 08:55
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,506m
- 下り
- 1,508m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:20
天候 | 晴れ(幸いゲリラ豪雨に打たれることもありませんでした) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
唐沢鉱泉から奥庭経由の時計回り 奥庭では、ロープが切られている箇所や◯✕マークが不明瞭な部分があったため、慎重に判断することが必要かと思いました(特に人がいないとき) |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
◯背景
山不足且つ今しかないというタイミングが急に(前日夕方に)訪れたので、突如行くことを決断(計画自体は前々から温めておりました)
◯結論
八ヶさんの色んな表情(新たな一面)を見せてもらい、八ヶさんとたくさん会話できたよき1日である一方、個人的過去山行の中で1,2番を争う程の自分との闘いとなりました(よき経験学びとなりました)
◯具体的エピソード(ここ長文にて失礼いたします)
(1)登り
1.道、人の状況
・全体的に滑る箇所少ない(この日は)
・平坦、ガレザレ、大きな岩の場所等様々
・暗く雰囲気がある場所、光が差し込んでいる場所様々
・朝だから余計に?鳥さんたちの鳴き声(会話)が森に響き渡る(活発で素晴らしい)
・平日だからなのか、このコースだからなのか、人少なし(黒百合ヒュッテまでに行き交う方は2,3組程、ヒュッテテント場に3張り程、ヒュッテ〜東天狗は5組程、東天狗登頂すると人がまあまあいらっしゃる感じ)
・ヒュッテ〜奥庭経由〜東天狗
ロープが切れている箇所(写真撮り忘れてごめんなさい)やマークが消えかかっている場所がある(ロープやマークがあるだけで大変感謝ですが)→そのため、冷静な判断力が必要と感じました
2.個人的状況
・〜黒百合ヒュッテまで
大好きな八ヶさんの森の世界に再び感動し立ち止まってばかり
・黒百合ヒュッテ〜奥庭
大きな岩岩の場所にて、左手側(見える範囲で)最後のロープが切られていて、周囲にマークもないそんな場所で立ち止まる→人来るまで気長に待とうともしたが、人もいない(来る気配もない)→ロープ切られている方を進もうかな、(しかし先を見ると)いやこの先、人の踏み後的な雰囲気がない→ならば、ロープ切られてあるけど切られていないと仮定して、前方にはマークなくともここしか安全に行けないだろうなと思う道に進もうと判断→その前に今立ち止まっている場所を目に焼き付けよう(最悪後ろのマーク見える)、少し進んでそれでもマークなかったら引き返そう→進む→進んでいったらマーク合ってよかった〜と安心する
・そのあとはもうとにかくガレザレ岩岩に集中
→ハイマツさんたちに囲まれながら途中、這いつくばりながら進む(大変こまめに休憩挟みつつ)
・奥庭、いくつもの標識ありここが山頂かな?と思わせるも、やはり天狗さまそう簡単には行かせませぬなと感じる
・東天狗岳に行くと人がいて少しほっとすると共に異世界感を堪能
(2)下り
1.道、人の状況
・西天狗からすぐ降りる場所(樹林帯に入るまで)が大きな岩なので、登りの奥庭同様よく岩の◯✕マークを見て慎重に下った(この場所はマーク明瞭で分かりやすい ありがたき)
・全体的に見ると、滑る箇所は思っていたより少なかった(ありがたき)
・樹林帯はガレザレはなく、平坦箇所も多くありなだらかで平和という感じ
・唐沢鉱泉までの残り2時間まではほんの数組すれ違う程度で、それ以降誰ともすれ違わず静かな森
2.個人的状況
・今回はまさかの登りの大反省会(登り途中のルートミス、時間が予想外にかかった)案件あったため(生きて帰ってこれたのでよき経験)、唐沢鉱泉までの残り2時間はしんどかった
→八ヶさんに申し訳ないが、本当はずっと八ヶさんの森の中にいたいが、ワープしたいと思う程の心的状況にまで陥る(早く家帰ってお風呂入って(本当は唐沢鉱泉行きたい)、先日作ったグリーンカレー存分に食べて、早く寝たいと思う程)
・行動食、水分補給時間を怠った
→下山したら一気にたくさん補給すればよきだし、とにかく人も誰もいない状況下でルート間違えて日没までに下山できない状況にならないよう、また、自分は登りよりも苦手な下山時、標準タイムよりさらに遅いだろう(さらに木の根や岩石ごろごろの八ヶさんの森では尚遅いであろう)と思い、下山時間を意識したため、昼御飯や水分補給時間をゆっくりとる余裕がなく、自分にストイックになってしまった
・唐沢鉱泉到着まもなくという地点で、唐沢の音を耳にする 頭痛がひどく無心で下山していたので、唐沢の音とともに唐沢を横目にし、「わあ家に帰れるもう駐車場まですぐだ」と油断し唐沢の方に行ってしまう さらに、その反対側に人がいたのを見てそっちに向かってしまう(そっちの方向には人の踏み後はたしかにある ただ赤ロープはない)→しかし橋がない 渡れない あれれ?と悩む もう最悪勢いでこの沢渡るか いやしかし沢用の靴ではないし、滑ってすってんころりんと頭打つだろう→広範囲を見渡す (自分の場所から西側奥に)あ、橋があった あっちだ となり→引き返す→赤ロープ遠目に発見 ずっとまっすぐ進めばよかったのか〜 油断すると(今回はたまたま良かったが)こうゆう遭難しかけることが本当にあるんだなとしみじみ痛感→橋渡るとともに日没までに到着できてよかった〜八ヶさんありがとうございましたとなる(お辞儀)
(3)帰り道
・気持ち悪さ、頭痛凄まじい
→とりあえず車でたくさん行動食と水分補給しなんとか回復
・曲を聴く余裕すらなかった(後半は大学時代にはまらせてもらった優しい住岡梨奈さんのCDを久々車で流し「やさしくなれたら」という曲(特に2番)を聴いて、なんて心優しいりなてぃなんだと思って運転しながら号泣 それまでは感情なく無心でとにかく自分の身体と向き合い、安全に家まで帰るぞという気持ちで運転していたけれど、やっとここで感情取り戻す)
(4)帰宅後
・お風呂にも入れ、良く食べ、良く寝たので無事回復(日常生活に感謝をより感じる)
・振り返って見ると、現在閉館されたとある山岳美術館館長さんがおっしゃっていた「八ヶ岳はグループで、さらに宿泊すると尚いいよ 体が健康なときによく八ヶ岳に行ってとても楽しかった思い出がある」という言葉の意味がなんとなく分かる気がした(遭難の可能性、モチベーション、縦走する際の時間配分等から) しかし、ソロはソロで慎重に自分のペースで八ヶさんと会話しながら森を歩くことができるので、ソロもソロで大変よきですね
◯今後
・なあなあ意識を気をつける(個人的に特に分岐点では)
・ショルダーバッグ腰にしよう(斜め掛けだと肩のひりひりした痛みやストレス発生したため)
・八ヶ岳編は次編笠山、少しおいて硫黄岳、はたまたロープウェイ乗らず下からの北横岳(硫黄岳については、本当に自分が行けるのか要研究且つ筋トレや体力作り要と感じますね、ここからは甘く見てはならないと八ヶさんが言っている気がする 根石岳等他の山も研究したいところ)
・次天狗岳行くことあれば、中山峠から行ってみたい(どんな道なのか見てみたい)
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