トラバースだらけの稲村ヶ岳周回


- GPS
- 07:57
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,000m
- 下り
- 995m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 7:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大橋茶屋は普通車日帰り1,000円だが広くトイレと洗い場も綺麗。 ただし、洗い場は水は蛇口から豊富だがブラシ類は置いていない。 母子堂はもう少し安かったと思うが台数は10台は駐めれなかったと思う。 トイレは同レベルだが洗い場はもう少し簡易的でブラシ類は以前はあったが最近駐めてないので数年前に管理人さん替わっていこうどうなったかはよく分からない。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
レンゲ坂谷半分以上上って左岸古くなった木段で一気に高さ稼いでトラバースに移るが、所々古い鎖やロープはあるもののそこそこ高さあるので慎重に。 レンゲ辻から稲村小屋に向かう前半、尾根の北を巻くトラバース帯は地味に今回一番危ない箇所。 右は所々ストンと落ちており、滑ったらただではすまないところが何カ所も。 稲村小屋から下りるところに新しくここから30分は崖なので注意という看板が立てられてたし、部分的にロープも増設されてたが、何カ所か以前からここに鎖かロープがあれば良いのにと思ってたところはなぜかそのまま。 どれも年々よく踏まれて幅の広がってる気がする大日のトラバースなどよりはるかに危なっかしいところなので慎重に。 |
写真
ここはずっと道路工事があって通れるけど入るなと看板出てたところだけど、通るな看板が無くなってたので熊に注意して通れってことかと。
大峰なので鈴は付けてるけど一人だし時々ホイッスルも吹きながら歩くことに。
ここも自分もだいぶ前に向こう側に渡ってしまったことあるところだけどやはり同じことする人がいるのかいつの間にかロープが張られてた。
風が通って気持ち良いここでいつも座る石に腰掛けてひと休憩。
ロープは確かここだけだけど、もっと右がストンと落ちて怖いところも何カ所も。
レンゲ辻から稲村小屋に向かう方向だと2〜3カ所大股で下りるところ、こここそロープあれば良いのにと思うような座ったり後ろ向きになったりして下りるところがあるので、ホントは逆向きに通る方が少しは気が楽かも。
宝剣手前で朽ち木が倒れたのか以前の踏み跡とは違う踏み跡が出来ており、上りきったところでアレッ、宝剣が無いッ、ってなって違うところに上ってしまったのかと一瞬焦った。
以前法力峠でも見つけた大峰あちこちで時々見つける黒く小さい木札、今回いくら探しても無かった。
珍しく人目に付くところにかけてあったけど処分でもされてしまったのか。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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---|
感想
山行く割には高所恐怖症で一番嫌いなのは高度感のある狭いトラバース。
大峰はごく少数の超メジャールート以外どこ行ってもたいていそんな場所があるが、今回はそういうトラバースだらけの周回コース。
いつも行っては後悔するが、それでもなぜか1〜2年に一回くらいは行ってしまう。
このあたりでそういう怖いトラバースが無いのは一番のメジャールートである山上ヶ岳表参道だけで、それ以外レンゲ坂谷には上りだと後半最初に水線沿いから木段で一気に高さ上げて源頭部ガレ場手前まで高度感あるトラバース区間がしばらく続くし、レンゲ辻から稲村小屋に向かって前半、尾根の北側を巻く部分は濡れて切れ落ちたところが多くじつは滑ったら一番やばいかもと思ってる。
そしてメジャールートのはずの稲村小屋から法力峠に下りる道も、小屋から道に入るところに以前は無かった、ここから30分は崖なので注意、だったか、新しい注意書き看板が立ってて道そのものも部分的に新しくロープが付けられたりもしてた。
それでも稲村ヶ岳周回したくなってこのコース考えると危ない谷筋は上りにと固定観念があるのかレンゲ坂谷から上ってしまう方が多いが、じつは逆回りの方がずっと良いと思ってる。
それは何より西向きのレンゲ坂谷は水が綺麗で陽が入ると大峰ブルーなどと呼ばれる流れの美しい谷の姿が見れるので、朝陽が入らず薄暗い中を上るより昼過ぎ陽が入ってくる時間帯にここを通る方がより景色を楽しめるから。
そしてもう一つ、この周回でじつは一番やばいと思ってるレンゲ辻から稲村小屋の間の尾根の北側を巻くトラバース部分はレンゲ辻から行くと3カ所ほどお尻下ろしたり木や岩掴んで一瞬後ろ向きになって大きな段差を下りるところがあり、ここは上りに使った方が少しは安心安全ではと思ってるから。
それならなんでレンゲ坂谷から上ったのかというと正直よく分からない。
レンゲ坂谷を下ったことが無いのかといわれるとじつは昔初めてここ通ったときは下りに使ったし、それ以降も下ったことはあるはず。
今はより踏み跡も明瞭になってるし、ここ数年下部のテープやこっちに行くなロープも増えてるしで少なくとも道迷いの危険はだいぶ減ってると思うし、鎖や木段など古い設備の整備はもうだいぶ行われてないけどある程度歩いてる人なら下りが上りより危ないということもあまり関係ない気もする。
もしかするとおいしいもの一番最初に食べるのと同じで一番好きなところを最初に歩きたいのかもしれない。
しかし天気が良いならなおさらのこと、この周回コースで一番の見所はやはり陽が入って青く見える流れが美しい時間帯のレンゲ坂谷なので、もしこれからここ通る場合はそれも一考しても良いかもしれない。
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