【北海道】狩場山 (2人旅)


コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:13
すぐそこまで緑の波が押し寄せて自然に還っているのが分かる。
2006年の記録を見ても「通行止め」と写っていたので、間違いなく20年は通行止めのままということになる(その時の写真でも同じようなところまで緑の波は来ていた)。結局、いつから通行止めになっているのかはわからなかった。
この先に狩場山への「真駒内コース」登山口があるが、強者達は・・・
真駒内ダムを過ぎて路肩が崩れそうな林道を約6Km走って、熊戻野営場へと向かっているようだ。先の通行止めにより正式には使われていないコースのため整備は行き届かず、登山道は藪漕ぎや細く危険なトラバースも多いという記録があった。
(おまけ)
色々と調べているうちに日本一危険な参拝と言われる太田山神社(同じ道南の せたな町)の動画記録を見つけた。高所恐怖症の気がある私自身は「行きたくないな〜」と思ってみていたのだが、偶然にも同夜の「世界の果てまで行ってQ」の「出川女子会」の罰ゲームで女芸人(女優・モデル?)3人が登っていた。もちろん、ロープで確保されて。私には、ロープワークの技術も無いし、専門家も同行しないのでやっぱり行かないな〜と思った夜でした。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
トレランシューズ
ザック
行動食770Kcal
飲料(スポドリ500ml・水500ml)
熊鈴
笛
計画書(compassも登録済)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
スマホ
時計地図
タオル
ストック
カメラ
雨具上下
レジャーシート
ファーストエイドキット
ツェルト
アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
ココヘリ
|
---|---|
共同装備 |
在宅者用アプリ(いまココ)
|
感想
2025年の夏・・・junjapaさんと北海道の5座に登頂した。
本日は、その5座目、狩場山となる。
そして唯一の晴天日。締めくくりにふさわしいという思いと暑くなりすぎないでくれという思いが交錯している。
おおよそ1週間前の樽前山の単独行では暑さに負けて途中敗退したことが思い出される。
トレランシューズにトレランザック、雨具は上衣のみと少しは軽量化を図るが、2リットルの水分と熊鈴、熊スプレー、ケータイホーンは欠かせない。
途中、休養日を挟んでもらったとはいえ、疲れが溜まっている。考えてみれば、7月中旬に東京を出て東北の4座を連戦してきたのだから無理もない。
車の運転も一人で4000Kmは走ってきた・・・
そんな弱気になってどうする!!
5座の中で一番短い行程。東京を出てから車中泊中心・時々漫喫泊が続いていたが初めての旅館泊・・・しかも打ち上げ。今夜は何も考えずにぐっすり眠れると考えていたらテンションが上がってきた。いざ、出発。
スタートしたらペースは上々(と本人は思っていた)、豪雪で曲がった木が多く何度もヘッドパッドを繰り返すが、ニセイカウシュッペ山の時のように、後ろにひっくり返るといった吉本新喜劇(いや、ドリフか?)のような状況にはなっていない。笹の根が残るトラバースもあったが、芦別岳・旧道コースに比べたら恐れを感じることも無い。暑いことは暑いが単独行ではないのでメンタルも揺るがない。気が付いたらお花畑の中を夢中で写真を撮りながら進む自分が居た。山頂まで最後の急登か?などと思っていたら、いつの間にか山頂に到着していた。
junjapaさんと交わすグータッチもこちらから差し出した。
junjapaさんが用意した三脚に向かって自然と笑顔がこぼれた。
景色も良く空気も美味しかった。
北海道の山もこれが最後かと思うと感慨深く感じた。
モチベーションの元となっていた下山後のお楽しみも思い出すが、山への名残惜しさもあり気持ちの整理がつかないまま下山を始めた。
さっさと下山してお楽しみを目指す思いに、山への名残惜しさがブレーキを掛けながら下山した。
ルート記録は重複しないように削除しています。
記録の核心は下記をご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8499026.html
(エピローグ)
丁度12時頃に下山し、旅館に入る前に昼食。入ったのは、通りかかった島牧村の「かりんぱ」。季節限定「生ウニ丼」4000円には手が出なかったが、何十年ぶりかに「ポークソテー定食」を美味しくいただいた。
旅館には15時前に到着したが、直ぐに部屋に入れるとのこと。お風呂はシャワーだけなら既に使えるとのことでシャワー派の私にとっては貸し切りシャワー大歓迎。
味も量も大満足な夕食とアルコール。部屋に戻ってもアルコールとおつまみ。
junjapaさんには申し訳なかったが、疲れもたまっていたので早々に床に就かせてもらった。ああ、満腹・・・気持ちの良い酔い・・・
朝食も美味しく、3杯飯をいただきました。
食後のコーヒーもセルフサービスで大満足でした。
ありがとう、小間旅館さん
ありがとう、北海道
ありがとう、北海道の達人(MEGさん)
ありがとう、junjapaさん
2025年盛夏
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