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Yamareco

記録ID: 8527006
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
北陸

飛越・猿越ダムから金剛堂山往復

2025年08月09日(土) [日帰り]
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GPS
04:29
距離
9.4km
登り
992m
下り
996m

コースタイム

日帰り
山行
3:49
休憩
0:40
合計
4:29
距離 9.4km 登り 1,008m 下り 1,014m
5:03
46
猿越ダム
5:49
5:59
49
6:48
6:58
27
7:39
7:49
12
8:20
31
8:51
9:01
31
9:32
猿越ダム
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿越ダムを渡った先のスペースに駐車。
コース状況/
危険箇所等
下草が生えているものの、道形は明瞭。
今回のスタートは、猿越ダムから。
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今回のスタートは、猿越ダムから。
この落石の手前まではクルマが入ります(苦笑)。
この落石の手前まではクルマが入ります(苦笑)。
私は3回目なのでこれがあることを知っていましたが、初めてだと見落とすかもしれません(苦笑)。
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私は3回目なのでこれがあることを知っていましたが、初めてだと見落とすかもしれません(苦笑)。
水場で休憩します
水場で休憩します
尾根に乗りました
尾根に乗りました
槍ヶ岳(右端)など、北アの山々がみえてきました。
槍ヶ岳(右端)など、北アの山々がみえてきました。
ロープが出てきました
ロープが出てきました
槍穂連峰
金剛堂山頂上方面
金剛堂山頂上方面
因縁の池。少雨のせいか、殆ど水がありません…。
因縁の池。少雨のせいか、殆ど水がありません…。
白木峰の向こうに立山連峰
白木峰の向こうに立山連峰
薬師岳から槍穂連峰にかけての山なみ
薬師岳から槍穂連峰にかけての山なみ
乗鞍岳にかけて
御嶽山の左に中央アルプス
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御嶽山の左に中央アルプス
富山の市街地方面。富山湾もみえています。
富山の市街地方面。富山湾もみえています。
一等三角点のある金剛堂山(前金剛)頂上。今回は中金剛まで行きます。
一等三角点のある金剛堂山(前金剛)頂上。今回は中金剛まで行きます。
中金剛を目指します
中金剛を目指します
池塘と槍穂連峰
池塘と剱・立山
前田利保の歌碑と白山
前田利保の歌碑と白山
中金剛頂上
三ヶ辻山─人形山の稜線の向こうに、笈ヶ岳。
三ヶ辻山─人形山の稜線の向こうに、笈ヶ岳。
砺波平野と能登半島付け根の宝達丘陵
砺波平野と能登半島付け根の宝達丘陵
万波の盆地(左下)と、槍穂連峰。
万波の盆地(左下)と、槍穂連峰。
白木峰─小白木峰の奥の剱岳など立山連峰
白木峰─小白木峰の奥の剱岳など立山連峰
飛騨のシンボル、乗鞍と御嶽。
飛騨のシンボル、乗鞍と御嶽。
前金剛と富山平野とその奥の富山湾
前金剛と富山平野とその奥の富山湾
下山にかかります。裏返った標識を表にしたり、整頓しました(笑)。
下山にかかります。裏返った標識を表にしたり、整頓しました(笑)。
前田利保の歌碑と立山連峰
前田利保の歌碑と立山連峰
前金剛に戻りました
前金剛に戻りました
金剛堂山のいわれ
金剛堂山のいわれ
方位盤と一等三角点。猿越ダムへ下山します。
方位盤と一等三角点。猿越ダムへ下山します。
槍穂連峰はここで見納め
槍穂連峰はここで見納め
尾根から外れます
尾根から外れます
水場で休憩します
水場で休憩します
登山口に戻りました
登山口に戻りました
猿越ダムに戻りました。虫が多く、靴の履き替えはクルマで麓まで下りてからになりました(苦笑)。
猿越ダムに戻りました。虫が多く、靴の履き替えはクルマで麓まで下りてからになりました(苦笑)。

装備

個人装備
Tシャツ アームウォーマー タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 タオル サングラス 携帯トイレ

感想

 山の日3連休は、8月10日日曜日に新潟県の山へ出掛ける予定だった。しかし、直前になって天気予報が悪くなったため断念し、9日土曜日に急遽どこかの山に行くことにした。だけど、午後3時から予定を入れていたために、その時間まで登って降りてこられる山を考えた結果、八尾側からの金剛堂山往復になった(苦笑)。金剛堂山に登るのは今回で6回目になるけど、4年前に初めて八尾側から登って以降、八尾側からしか登っていない。その理由は至って簡単で、「利賀側から登るよりもラクだから」(笑)。八尾側から登るのは今回で3回目だけど、今回初めて、入れるところまでクルマで入っての往復。
 『キャラメルハウス』(自宅)を朝3時半過ぎにクルマで出発。途中で給油してから大長谷を目指す。5週前に白木峰へ行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8371990.html)に通った道を杉ヶ平まで進み、5週前にはまだ閉まってた(ハズ)の杉ヶ平ゲートをくぐって酷道471号の本領発揮区間に入る。早朝のためか対向車は無く、大長谷第四発電所入口で酷道から逸れ、発電所の前を通って、猿越ダムに到着。ダムを渡った先で駐車。あと10 mくらいクルマで進めるけど、ダム脇に駐めても大差無い(苦笑)。靴を履き替えてから、5:03に登山開始。この時点では虫は気にならなかった。下草がうるさそうだったので、スパッツを装着しようとしてよくみたら、持ってきたのはテントの下敷き…(汗)。
 最初のうちは、落石や路肩崩壊など放置されたままの、西ノ瀬戸谷沿いの車道跡の歩き。土砂崩れ跡を横断する箇所は気を使うものの、山慣れたひとなら問題なく通過出来るハズ。やがて谷から離れて反対方向に折り返して上り、もう一回折り返して登っていき、そのまま谷に沿って真っ直ぐ行くルートとの分岐に金剛堂山登山口の標識が地面に横たわっているけど、草ボウボウで初見のひとは気付かないかも…(汗)。私は、今回が3回目で注意してたからなんとか気付いた(苦笑)。しばらく元林業などの作業道あがり、もしくは前田利保公の歌碑を担ぎ上げるために荷車を曳いた道なのか、車か馬が通れる傾斜と幅を持った道をジグザグに緩く登ってく。草がそれなりに茂ってるため、草露でシューズが湿ってく。時代を感じさせる道はところどころ土砂崩れで細くなってる箇所もあるけど、あまり苦労を感じることなく、5:49に水場に到着。
 水場からもしばらく道幅を持った緩い道が続く。尾根に乗ると90°曲がって尾根を往くけど、これまでと同じような緩い傾斜が続く。しかし、どんどん傾斜が付いてきて、やがてトラロープが現れ始める。急な坂をグイグイ登ってくと、振り返ると槍ヶ岳がみえるようになってくる。標高1,400 mくらいまでは尾根の急登が続く。このまま頂上まで行ってくれると決着が早くてイイんだけど、一旦数十m下って、池に出る。このルートを初めて歩いた時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4495698.html)の下りで池ポチャした因縁の場所だけど、この夏の少雨で殆ど水が無く、ラクラク通過。この池で休憩し、いなり寿司セット喰った。
 池から進むと樹林帯から草原帯に変わり、晴れてれば陽射しがモロ当たりのハズだけど、雲が多く陽射しはたまにしか当たらない。頂上直下は足元が悪い急登でここを登り切ると、金剛堂山(前金剛)の頂上。前金剛には今回で6回目なので、そのままノンストップで前回(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6785668.html)行けなかった中金剛を目指す。猿越ダムから前金剛まで、下草がうるさい箇所がそれなりにあったけど、草露でズボンが濡れることはほぼ無かった。前金剛から中金剛の間の道も一部道の横からハミ出る草に覆われており、通過時に草露でズボンが濡れた…。雨具を着るほどでは無かったけど、雨上がり時などはそれなりの準備が必要。右手に白山、左手に北アルプス、中央アルプス、乗鞍岳、御嶽の絶景をみながら中金剛を目指すと、富山藩主・前田利保公の歌碑に到着。前田利保公が登頂した翌年にはもう設置されたというから、今のようなヘリ輸送ではなく、新田次郎の『強力伝』のように人力で担ぎ上げたモノだろう。歌碑からひと歩きで、7:39に中金剛に到着。祠や方位盤や一等三角点やらでにぎやかな前金剛とは異なり、中金剛にはどっかの登山サークルお手製の標識しか無い。だけど、展望は絶景。富山市街とその先の富山湾、砺波平野とその奥の宝達丘陵、白山や人形山、笈ヶ岳、御嶽と乗鞍の間に中央アルプス、槍穂連峰、立山連峰など北アの山、こちらのほうが標高が高いため見下ろす形になる白木峰─小白木峰。ホントに絶景ポイントだ! 朝早いためか、他に登山者の姿は無く、この素晴らしい頂上を独占出来た。
 7:49に中金剛を出発し、前金剛に戻る。8:01に前金剛に着くと同時に利賀側のほうから若いソロのかたが到着。復路も前金剛はスルーし、下山にかかる。下りは前金剛の直下が一番足場が不安定で危ない。慎重にここを通過し、しばらく天空のトレイルを堪能。丸見えなので、麓まで一気に下ってくような感覚を味わえる(苦笑)。樹林帯に入ると急な下りとなるけど、焦らずに確実に一歩一歩下るうちにいつしか傾斜は緩み、尾根を外れて水場へ向かう。水場には8:51に到着。ここで水汲んで休憩してると、虫が寄ってくる。富山で「オロロ」と呼ばれるイヨシロオビアブも混じってる。上りでの休憩時には居なかったのに…。緩い道をジグザグに下って行き、荒れた車道跡を谷沿いに歩いていくと、9:32に猿越ダムに置いたクルマに到着。通常なら、トレッキングシューズを履き替えて、汗まみれのTシャツを着替えるんだけど、虫がまとわりつくので、靴はそのままでクルマを出した。クルマに乗るときに数匹車内に入ってきたので、窓を全開にして全部出て行くまで我慢…。帰りは大長谷温泉で入浴のつもりだったけど、下山が早過ぎて営業時間前のためそのままスルー。正間トンネル東口の ほたるの里まで来てから、ようやく靴の履き替えとTシャツの着替えをした(苦笑)。
 世間では利賀側から登るのが半ば常識になってる感もある金剛堂山だけど、私は八尾から登ることを強く推したい。最初は槍の穂先だけみえていたのに、登るにつれてどんどん穂高やら薬師やら劔・立山やら乗鞍やら御嶽がみえてくるのが、歩いていてとても励みになる(笑)。八尾ルートが素晴らしすぎるので、利賀側から登ることは多分もう無い…と思うくらい。あるとしたら、弟子(妻)との銀婚登山?(笑…2人で初めて歩いたコース(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2454442.html)のため)

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