初めてのアルプス 唐松岳

- GPS
- 06:59
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 912m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:58
| 天候 | 晴天微風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
滑落注意のザレ場が数カ所 細尾根は手すりと足場完備 |
| その他周辺情報 | みみずくの湯日帰り温泉を利用 |
写真
感想
お盆休みを利用して憧れ続けたアルプスへ
木曜日の夜に福島を出発して磐越道と北陸道をひた走り朝に長野に到着
善光寺や戸隠神社を観光したあと夕方に黒菱駐車場へ
17時すぎで2割ほど埋まっています
空の星が近いことにアルプスに来たことを実感
翌日は4時半のリフトに乗るため早めに就寝
3時に起きて準備していると続々と車両が着き始めます
4時にリフト券販売開始のアナウンスがある頃には駐車場も八割方埋まっていました
並んで往復のリフト券を購入
直ぐにリフト乗車の待機列に並びます
少し早く4時20分にリフト稼働開始
10分かからずグラードリフトの乗車場へ到着
グラードリフトは9時にならないと動かないので登山道を登る他の登山者の列に続きます
じょじょに白み始める東の空
雲越しのご来光を背に30分歩いて八方池山荘へ
白馬三山の眺望スポットのはずですがガスで視界不良
そのうち晴れることを期待して八方池への木道を進みます
程なく現れるケルンを見あげながら休憩を取っていると続々とハイカーさんたちが登ってきます
さすがはアルプスの賑わい
福島のマイナーな山ばかり登ってきた私には見慣れない光景でアウェイ感がハンパありません
何より若者が多い
たまに磐梯山や会津駒ヶ岳など福島ではメジャーな方の山を登る時はまぁまぁ賑わっていても年配の方が多いのでアラフィフの私ですら若い方なのですがこの日は完全に私が平均年齢を引き上げる方です
さすがアルプス
振り向けば雲海も桁違い
空の彼方まで広がる雲海は初体験
眼下に積乱雲を見下ろすのも初めてです
サンダル履きの若者に追い抜かされてるうちに八方池へ到着
雲が多いとはいえ微風の水面は白馬三山を映して輝いています
池の周りどの角度から見ても美しい
名残惜しかったですが午後から曇り予報だったので山頂へと歩を進めます
ここからはグッとハイカーさんの数も減りますがそれでも前後に人の姿が絶えることはありません
お陰でクマの心配もしなくてすみました
先日の三岩岳なんて誰とも出会わず終始クマにビビってたもんなぁ
ロープのないザレ場の斜面が数カ所あり強いて言えばそこが危険箇所ですが
山頂直下の細尾根も手すりと足場完備でホスピタリティは万全
分岐もありますが全て合流するので道迷いの心配も殆ど無いでしょう
程なく標高は2500メートルを超え私史上最高到達点を更新しました
このあたりから今まで登ってきた山々が思い出され知らず知らず涙目に
憧れ続けた場所に来れた喜びをかみしめながら登ります
山小屋との分岐に到着
晴れていれば唐松岳のピラミダルな山頂部を望む絶景が目の前にあるはずでしたが生憎のガスで真っ白
山小屋を経由して山頂へ
ガスの中徐々に朧げな山頂の形が見えてくるのはこれはこれでドラマティック
そしてついに憧れ続けたアルプスの山の頂に
周りに人がいなければ号泣してたかもしれません私
視界はゼロでしたがその位に感無量でした
風も出できて寒いくらいでしたがその中で食べるカップ麺とコーヒーも最&高
結局ガスは晴れず不帰キレットや白馬連峰の絶景を観ることは叶いませんでしたが
それもまた次回のお楽しみができてよかったです
余韻に浸りながら下山すると雷鳥さんにも会えました
帰りはすれ違いの数も半端なかったですが知らず知らず挨拶の声も大きくなるくらい元気をもらえました
アルプスよ
真夏の雪に
涙ぐむ
sinn9nnn











いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する