記録ID: 8579772
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
ヨーロッパ
オリンポス山(プリオニア登山口〜スコリオ峰2泊3日)
2025年08月17日(日) 〜
2025年08月19日(火)

bouno
その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 13:34
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,913m
- 下り
- 1,914m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:16
距離 5.6km
登り 1,005m
下り 61m
8:04
256分
スタート地点
12:20
宿泊地
2日目
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:58
距離 6.4km
登り 851m
下り 852m
8:05
358分
宿泊地
14:03
宿泊地
3日目
- 山行
- 3:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:20
距離 5.5km
登り 57m
下り 1,001m
7:04
200分
宿泊地
10:24
ゴール地点
| 天候 | 1日目:晴れ 2日目:晴れ→雨 3日目:曇り→晴れ 山小屋での最低温度:13℃ 2日目、朝8時に出発し11時にはスカラ峰に着いたが、昼頃から雨とあられに見舞われた。ツアーで来ていた人々は早朝5時に山小屋を出発し、おそらくミティカスを往復して11時には下山を始めていた。昼前後から天気が崩れやすくなるためかもしれない。 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
リトホロのホテルは下山までキープし、スーツケース等の大きな荷物を置いておいた。ホテルのチェックアウトタイムまでに下山し、次の町へ。 プリオニアの登山口にはかなりの台数が停められるが、路駐してる車もあり。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
リトホロ〜プリオニア登山口までは、橋が落ちているため通行禁止との掲示があった(Olympus National Park Information Center)。 |
| その他周辺情報 | プリオニア登山口: タヴェルナ(軽食堂)1軒。その他にトイレ、水場あり。 山小屋(スピリオス・アガピトス): https://www.mountolympus.gr/ 水シャワーあり。 水道の水は飲用不可、レセプションでペットボトルの水を購入可能。 食事、飲み物、スナック等も購入できる。現金、クレジットカード可。 予約は5月末頃にメールで直接やり取り。日程と人数を伝えて、PayPalで決済完了すれば予約が確定する。一泊18€。 Olympus National Park Information Center https://themountolympus.com/olympus-national-park-information-center/ 登山前日に訪問。オリンポスの植生、動物の解説などを見ることができる。コース状況についての簡単な掲示もあり。 |
写真
登山前日に現地で購入した地図とガイドブック。紙の地図もあると安心です。
左:Olympus Hiking map 1:30 000 & 1:10 000
https://anavasi.gr/maps-gr/olympus-chartis-gr
右:Όλυμπος – Κλασικές αναβάσεις και πεζοπορίες (Olympus – Classic climbs and hikes)
https://anevenontas.gr/olimpos-klasikes-anavaseis-kai-pezopories/
左:Olympus Hiking map 1:30 000 & 1:10 000
https://anavasi.gr/maps-gr/olympus-chartis-gr
右:Όλυμπος – Κλασικές αναβάσεις και πεζοπορίες (Olympus – Classic climbs and hikes)
https://anevenontas.gr/olimpos-klasikes-anavaseis-kai-pezopories/
たくさん咲いていたピンクの花。
花の名前は、前日に訪ねた Olympus National Park Information Center で調べて分かったものを書いておきます。
Staehelina unifloscula / Μαλούδα
http://angio.bergianska.se/Bilder/asterids/Campanulales/Asteraceae/Cardueae/Staehelina/
花の名前は、前日に訪ねた Olympus National Park Information Center で調べて分かったものを書いておきます。
Staehelina unifloscula / Μαλούδα
http://angio.bergianska.se/Bilder/asterids/Campanulales/Asteraceae/Cardueae/Staehelina/
※注意箇所※
左は山小屋 "Refuge A"、右は "Gomarostalos, Petrostrouga" を示しています。
右手にあるプリオニアから登ってきたわけですが、この標識にプリオニアを示す表示はありません(以前はあったが、取れてしまっている?)。登りはいいのですが、下りでうっかり右手の矢印の道に入ってしまうとプリオニアに戻れなくなります。
左は山小屋 "Refuge A"、右は "Gomarostalos, Petrostrouga" を示しています。
右手にあるプリオニアから登ってきたわけですが、この標識にプリオニアを示す表示はありません(以前はあったが、取れてしまっている?)。登りはいいのですが、下りでうっかり右手の矢印の道に入ってしまうとプリオニアに戻れなくなります。
山小屋、スピリオス・アガピトス(ゾロタス)に到着。
Spilios Agapitos (Zolotas) Refuge / Καταφύγιο «Σπήλιος Αγαπητός» (Ζολώτα)
Spilios Agapitos (Zolotas) Refuge / Καταφύγιο «Σπήλιος Αγαπητός» (Ζολώτα)
歩き始めるとすぐに分岐があります。
左:山頂方面(E4ルート)
手前:プリオニア(登山口)
右:"Kofto" Rrefuge C' & SEO
右は、山頂の北東にある「ミューズの高原」へ続く道。高原には山小屋とテント場があります。"SEO" は、ギリシャ登山家協会(το Σύλλογο Ελλήνων Ορειβατών)の略称。
左:山頂方面(E4ルート)
手前:プリオニア(登山口)
右:"Kofto" Rrefuge C' & SEO
右は、山頂の北東にある「ミューズの高原」へ続く道。高原には山小屋とテント場があります。"SEO" は、ギリシャ登山家協会(το Σύλλογο Ελλήνων Ορειβατών)の略称。
ウォールジャーマンダー Teucrium chamaedrys / Τεύκριο χαμαίδρυς または Χαμαιδρυά
学名はギリシャ神話のテウクロス王から。χαμαίδρυς は、葉の形がオーク δρυς の葉に似ることから
学名はギリシャ神話のテウクロス王から。χαμαίδρυς は、葉の形がオーク δρυς の葉に似ることから
左:E4, SKALA, SKOLIO, MYTIKAS
右:ZONARIA
ゾナリアへの分岐です。ゾナリアへ進むと、ピークの東側直下に出てそこからミティカス(最高峰)へも登れるようですが、スカラから向かうよりも厳しいルートなのではないでしょうか?
右:ZONARIA
ゾナリアへの分岐です。ゾナリアへ進むと、ピークの東側直下に出てそこからミティカス(最高峰)へも登れるようですが、スカラから向かうよりも厳しいルートなのではないでしょうか?
写真奥のなだらかな場所が「ミューズの高原」(Muses Plateau / Οροπέδιο Μουσών)。野生のシャモア(アルプスカモシカ Chamois / Αγριόγιδο)の生息地になっているそうです。いつか行ってみたいですね。
少し角度をずらすと山麓も見えます。
右からパラミティカス峰、ミティカス峰、ステファニ峰、メガリ・トゥンバ峰、ミクリ・トゥンバ峰。
このあと天気が急変したので、晴れている間に主峰の写真を撮っておいて本当に良かった。
右からパラミティカス峰、ミティカス峰、ステファニ峰、メガリ・トゥンバ峰、ミクリ・トゥンバ峰。
このあと天気が急変したので、晴れている間に主峰の写真を撮っておいて本当に良かった。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
8/17〜8/19の日程で、ギリシャのオリンポス山に登りました。
最高峰のミティカス峰ではなく、スカラ峰〜スコリオ峰を歩く無理のない計画を立てました。ヤマレコや他サイトのブログ等の記録を読ませていただき、ミティカスは難しいと判断したためです。記録を残してくださった皆さんに心から感謝いたします。
ギリシャが好きだったのでオリンポスには登りたいと漠然と思っていましたが、本当に登ることができて感無量です。登りでは花々を、下りでは鳥や動物たちの気配を楽しみました。
この登山について、日本ギリシャ協会会報第156号にも寄稿しています。
https://www.japan-greece-society.jp/
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