記録ID: 8608627
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ハイキング
奥多摩・高尾
緊張の崩壊地トラバースと激坂で登る 奥多摩 惣岳山(↑惣岳沢 ↓シダクラ尾根)
2025年08月26日(火) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:52
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,007m
- 下り
- 1,064m
コースタイム
天候 | 晴れ、今日も猛暑でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
少し危険な箇所がありました。 ほとんどがバリルートになります。 道標はありません。 短い歩行距離ですが、 その分 激坂が続きます。 バイル、チェーンスパイクがあると かなり安心できます。 沢沿いの不明瞭な地形や分岐も多く、 GPSと事前調査は必須です。 ヤマレコ山行記録は2017年、 松浦本は2008年の山行なので その後だいぶ状況が変わっています。 ①惣岳沢(惣角沢)コース 松浦本に記載されており、 久しぶりの最難関☆☆☆です。 登り3時間半、道標なし、 登山道D級、体力度3+です。 山と渓谷地図、新版詳細図には 記載ありません。 雨乞いの滝への道は通行可能です。 上部の滝まで行けますが、 そこで行き止まりです。 間違っても私のように崖を登らないこと。 すぐなので入口まで戻るのが得策です。 前半の崩壊地のトラバースが核心部です。 ビビるほどの危険ではないですが、 掴むところが全くないのでヒヤヒヤです。 バイル、チェーンスパを強く推奨します。 今日は通りませんでしたが、 もしかしたら沢沿いに歩けるかも。 右岸・左岸はRFしながら判断します。 道型はありませんが、かすかな踏み跡が あります。一部では沢床も歩けます。 二俣が多いので必ずGPSでチェックを。 後半の尾根直登がえげつないです。 平均50~55度くらいの激坂が続きます。 休むところがなく、写真撮りも要注意です。 ザレもあり、立ち枯れの木も多いです。 四駆で登っても3点支持が追いつかない ところが多々ありました。 岩場や薮、分岐はありません。 とにかく体力勝負です。 ②風張峠~惣岳山縦走コース 一般登山道ですが、惣岳山への登りは 適当に上を目指しました。 今日は寄りませんでしたが、 ソーヤノ丸デッコは好展望があります。 ③シダクラ尾根コース 惣岳山から檜の広場までの一般登山道です。 新版奥多摩詳細図では登山口A級+です。 とても良く整備されています。 アセビの広場からは直進で降ること。 道なりに行くと栃沢に出てしまいます。 ④シダクラ尾根コース 新版奥多摩詳細図ではバリルート扱いです。 道標なし、登山道C級、体力度2です。 奥多摩詳細図では惣岳山から 途中右に曲がって栃沢までになっており、 今回のルートの一部である810m地点から 惣岳BSまでのルートは含まれていません。 松浦本にもなく、ヤマレコの山行記録が 多数あり、参考になります。 要注意は、810m地点からの直進と、 450m地点からの左折下山です。 後者はお助けロープがあります。 全般的に急斜面の直降下になります。 踏み跡はありますが、滑りやすいです。 落ち葉の上を歩く方が滑りません。 岩陵帯がありますが、難しくないです。 下山口の直前が少し判りにくいですが、 沢が見えているので適当に下ります。 最後の渡渉後、ひと登りで橋が見えます。 |
写真
今日は武蔵五日市駅からバスで
藤倉まで来ました。
ここからバリルートの惣岳沢を
歩き、激坂で惣岳山に登ります。
下りもバリルートのシダクラ尾根
を使い、奥多摩方面に降ります。
ここはBSから少し歩いてきた
雨乞いの滝の入り口です。
藤倉まで来ました。
ここからバリルートの惣岳沢を
歩き、激坂で惣岳山に登ります。
下りもバリルートのシダクラ尾根
を使い、奥多摩方面に降ります。
ここはBSから少し歩いてきた
雨乞いの滝の入り口です。
モノレールが崖崩れで
切断されていました。
今日のコースは松浦本と
ヤマレコで8年前の唯一の
山行記録を参考にしています。
いずれの記載でも雨乞いの滝へは
通行止めで、高巻きしていますが、
今日見たところ問題なく通れます。
高巻きルートが見つからず、
モノレールのとこらから入ります。
切断されていました。
今日のコースは松浦本と
ヤマレコで8年前の唯一の
山行記録を参考にしています。
いずれの記載でも雨乞いの滝へは
通行止めで、高巻きしていますが、
今日見たところ問題なく通れます。
高巻きルートが見つからず、
モノレールのとこらから入ります。
一旦 雨乞いの滝の入口に戻って
民家の横を入り、高巻くのが
本来のコースですが、
滝壺の右側のこの崖が
なんとか登れそうなので
バイルとチェーンスパイクを
使って登ることにしました。
傾斜は60度くらい、ホールドが
少なくヒヤヒヤでした。
民家の横を入り、高巻くのが
本来のコースですが、
滝壺の右側のこの崖が
なんとか登れそうなので
バイルとチェーンスパイクを
使って登ることにしました。
傾斜は60度くらい、ホールドが
少なくヒヤヒヤでした。
ここが今日一番の核心部、
崩壊地のトラバースです。
ロープはありませんでした。
道型はほとんどなく、
傾斜は45度くらい
しかも今でも崩れています。
チェーンスパとバイルで
なんとか通過できました。
こんなところがまだまだ
出てきます。
崩壊地のトラバースです。
ロープはありませんでした。
道型はほとんどなく、
傾斜は45度くらい
しかも今でも崩れています。
チェーンスパとバイルで
なんとか通過できました。
こんなところがまだまだ
出てきます。
感想
今日の山行はとても印象に残りました。
これまでの登山の中でもベスト5に
入るレベルでした。
ほとんど歩かれていないバリルート、
怪しい沢沿いのコースのRF、
とんでもない激坂続き、
道型、踏み跡が不明瞭、
そして静かな山行が楽しめる などです。
といっても、少し危険なところもあるので
万人におすすめはできません。
その上で準備万端、かつ嗜好が同じような
方にはとてもおすすめです。
今日も一日中 誰にも会いませんでした。
これで箱根から3回連続です。
心拍数 最大135 山行中平均84
体重 🔺0.5kg
飲用水 700ml
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