乗鞍岳


- GPS
- 04:37
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 440m
- 下り
- 443m
コースタイム
- 山行
- 3:47
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 4:38
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
12年ぶりの3千メートル峰、天気もよく、槍・穂高もくっきり見えて、最高の登山日和でした。畳平の気温は10℃と寒いくらいでした。畳平から山頂まで標高差300m余り、ちょっと甘く見てました。歩き始めると、すぐ息が上がって、足の運びの重さに戸惑いました。普段低山ばかり登っている身には、この空気の薄さはやはりこたえます。
そんなことで富士見岳経由はパスしました。帰りに登ろうと思いましたが、甘かったです。幅広の道を時折、ダンプカーとすれ違いながら、肩の小屋までたどり着きました。それにしても、標高2800mの山道で、ダンプカーの姿を見るとは思いませんでした。摩利支天岳にある宇宙線研究所の観測所の工事をしているようですが、何かせっかくの山の感興をそがれる気がしました。
肩の小屋から本格的なガレ場の登りになって、いっそう息が上がり、ペースが落ちてきます。何とか山頂にたどり着くと、目の前に北アルプスの峰々が、峩々として連なり、これも十数年ぶりの景色との出会いになりました。
山頂の祠の前で二人で写真を撮ろうとしていたら、親切な方が申し出てくれました。後で見たら、実に上手に撮っていただいていました。
山頂は満員御礼。しばし、3千メートルからの眺めに身をゆだねます。
下山路は遠かった。特に、肩の小屋までが、長かった。小屋がはっきり見えるのに、なかなか近づきません。ガレ場の下りは登りより疲れます。元気な子供が、すいすい登ってくるのとすれちがうと、その何分の1かのエネルギーを分けてほしいと思ったりします。
ようやく肩ノ小屋に着き、昼食を食べてから、再び歩き始めます。富士見岳の分岐まで来ましたが、残念ながら、そこを登る気力・体力は残っていませんでした。畳平に着くと、もうすでに帰りのバス亭には長い列ができていました。
バスの車窓から時折見える、北アルプスを眺めながら、これが最後かなと思ったりして、少々寂しい気持ちになりました。
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