飯豊、白川四ツ森沢、途中まで


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 175m
- 下り
- 165m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大日杉小屋までは狭いが舗装道路。登山届ポストは小屋の1階ピロティーに移動されていた。 |
写真
感想
白川四ツ森沢の沢登りの記録はネットには「四方沢の旅」にしかない。途中で岩魚を釣って1泊し、滝を登り、雪渓を歩き、詰めは飯豊の稜線、種蒔山を経て、登山道で出発地に戻る周回ルートが考えられる。魅力的に思えるのだが、どうして皆さん行かないのでしょう?
仲間内に賛同者はなく、大日杉小屋から上に岩魚はいなくなった、と書いている人もいるので、下見に出かけてみました。
白川を渡り、五段山への登山道から逸れ、山菜道を進む。昔の森林軌道跡らしい。小沢や藪、土砂崩れなどで分かりにくいが、西滝沢付近で川に戻る。最初から川通しに行ってもいいけど、廃道探しも好きなもんで…。
神滝のプチゴルジュは狭い水路で、対岸にジャンプ。左岸を高巻きして上流に出る。真っすぐ進むと枯松沢。本流は左手、城壁のような大岩に塞がれ、すきまから8mほどの滝が勢いよく落ちる。右端のルンゼから簡単に乗り越す。
300mほど進むと8mの直滝。左岸の急斜面に高巻きの痕跡。30mほど登ったところで…挫折しました。ここを登り返してまた戻って来るのも大変だな、と。
入渓点から神滝の間までで岩魚は20cmを2匹目撃、神滝の上からここまで魚の姿なし。
下山後、小屋までの本流で釣りをした年配の方に話を聞いた。「今日は8寸〜9寸を5匹ほど。小屋から上は尺物がいるはず。枯松沢まで行ったことがある。大岩の先の本流の上にも岩魚はいる。植野稔さんも登っていった」と言う。昔の話も混じっているが源流部まで釣り師は入っているようだ。
なお、山形県のHPによると、四ツ森沢の右沢の上部1500m付近に、稜線の反対側の大又沢から通水した江戸時代の「穴堰」の出口があるという。歴史遺産に興味のある方にもお勧めの沢です。
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