記録ID: 8620950
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沢登り
日高山脈
ニオベツ川野塚岳南面直登沢(920手前まで)
2025年07月27日(日) [日帰り]


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 06:40
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 373m
- 下り
- 375m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 6:39
距離 3.8km
登り 373m
下り 375m
天候 | 曇り→1hほど豪雨→少し晴れ間 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨の予報がなかなかなものなので、ポンカウンはお預け。前線から距離がありそうなので南日高に足を運ぶことにする。 お馴染みの梯子を下って入渓。木が邪魔で絶妙なムーブを要する。 780m二股は左股を取る。左岸側確保で直登しようと思うが、雲行きが怪しくなってきたので、時短の為左岸捲きを選択。しかし、意外と嫌らしかったらしい。Kuboのみ左岸直登、ムーヴの大きさが少しだけ怖い。 そのあとはちょくちょく段差が出てくる。ラインの選択次第でまま面白い登攀ができて楽しい。 、と呑気なことを考えていたら920二股に着く手前、ふとナウキャストを見ると雷雲が近づいてるってさ。稜線で降られるのはヤバそうなので、木陰で待機。すると間も無くして雨が降り始め、雨脚も強くなる。雨怖がってたくせにまともに予報も見ずに沢に入ってしまう失態。何してんだか。 今回初トライのタープを張って雨をしのぐ。水流が次第に濁り始め上流とは思えない濁流へ。沢中の雨、ガッツリ降られるのは初めてなので緊張した。920二股の流れも真っ白になりなんだか凄かった。1時間くらい羊羹食べたりコーヒー飲んだりして待ち、雨も弱くなったので行動再開。皆の遡行欲は満たされたようだし、それなりに時間も押してるので、二股の滝だけ下から眺めてから下降開始。 足元が見えにくいだけで歩ける水量ではあった。 一箇所シャワークライムが酷すぎて怖そうなところがあったので懸垂で降りた。が、最後の1人はクライムダウンで降りたが全然余裕だった。 780二股の滝は右岸の捲き道で降りる。尾根を一本乗り越え隣の沢側に降りていく。 1hもせずに普通の水量に回復していった。というより、下流はあまり増水した印象を受けなかった。 帰れるけど、タープ泊を実践したいKの希望のもと、大胆に梯子の真下にテンバ設営。自然木を使わないとなかなかうまく張れない。課題ですね。 |
その他周辺情報 | みついし昆布温泉 蔵三 |
写真
装備
個人装備 |
沢足袋
ネオプレンソックス
ハーネス
カラビナ
環付きカラビナ
ソウスリング
確保器
ヘルメット
長袖インナー
タイツ
ズボン
軍手
雨具上下
防寒着
ザック
行動食
非常食
飲料
コッヘル
スプーン
ポリタンク
トイレットペーパー
携帯トイレ
ライター
地図(地形図)
ナイフ
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
針金
保険証
携帯
モバイルバッテリー
ラジオ
時計
シュラフカバー
10mロープ
ジップロック
テントマット
ロールマット
|
---|---|
共同装備 |
ロープ
ハンマー
ハーケン
熊スプレー
EPI
ノコ
米鍋
お玉
しゃもじ
食料
ファーストエイドキット
常備薬
修理具
ツェルト
|
感想
待てば止むと分かっていても、待てば引くことが分かっていても、目の前でありありと増水して濁っていく沢を見ると、緊張したし、水によって変化する沢という環境の恐ろしさを実感した。
果たして下流側はどんな様子だったのか。
下手に稜線で降られなくて良かったが、それなりに臨機応変に動くことはできた。
選択肢を複数持ち合わせていること、平常心を保つこと、確かな技術、確かな動きができること、そういう積み重ねが必要。
この夏の沢はここまで。10月も少しは登りたいなぁなんて。一緒に来てくれる人がいれば。
登攀欲が程々に満たされたところで、もっともっと沢に行きたいと思ってしまった。来年も余裕があったら続けたい。
良い勉強になりました
危険な天気を予知して避ける技術が必要なのか
危険を乗り越えられる技術が必要なのか
どちらも必要だという結論になりました
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