記録ID: 8646343
全員に公開
ハイキング
八ヶ岳・蓼科
白樺湖〜車山〜殿城山〜白樺湖
2025年09月06日(土) [日帰り]
長野県
satoshi7604
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:47
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 716m
- 下り
- 715m
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標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:46
距離 15.9km
登り 716m
下り 715m
7:54
4分
南白樺湖駐車場
8:50
8:53
94分
コル1509（鉄塔ピーク西鞍部）
12:35
12:44
26分
コル1509（鉄塔ピーク西鞍部）
13:40
南白樺湖駐車場
ヤマレコアプリでログを取りました。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
土曜朝7:25、1割程度でガラガラでした。 土曜昼13:40、2〜3割程度で空いてました。 3002 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
人の多い観光地のつもりで臨んだら山頂付近以外は静かでした。特に大門峠へ至る稜線の北斜面は藪が多く廃道のようでした。技術的難易度はないもののメンタルがやられる道でした。全般に日影がほとんど無く、夏季の晴天時はキツイものがありました。 ・大門峠〜リフト中継点 稜線に茅と林の境界があり、それに沿って歩きます。茅が背丈より高いため横への眺望はありません、振り返れば眺望あり。基本的に一本道ですが3番目のピーク（P1641）直下の岩が出てくるあたりは錯綜気味でわかりづらかったです。 P1641を過ぎた後、山行計画では稜線沿いに歩く計画でしたが、気が付くと並走するコースに入ってました。P1641でそもそものコース選択を間違えたのか、途中で分岐を見落としたのかわかりません。 ・車山乗越〜殿城山 踏み跡明瞭で迷わないと思います。殿城山直下は苔むした岩に笹が覆いかぶさって滑りやすい状況でした。 ・殿城山〜姫木平登山口（舗装路林道） 急斜面を降下後、林の中へ入ると殿城山直下と同様に苔むした岩に笹が覆いかぶさって転びやすい状況でした。また踏み跡がわかりづらくテープを頼りにしました。パッと開けた伐採地に出ると重機によって作られた道が出現するのでそれを辿って降下します。 ・姫木平登山口（舗装路林道）〜縦走路鞍部（コル1509）〜大門峠 まず舗装路からの入り口がわかりませんでした。GPS頼りに探すとテープがあったが全く踏まれていない。テープも作業用が混在しているので微妙でした。10mほど進むと薄い踏み跡があったがGPSからは少しずれていました。迷いましたがこの踏み跡からエントリーしてみると10mほど上に舗装路と並走するようにごく薄い踏み跡があったのでこれを辿りました。次第に踏み跡は明瞭となりコースに乗っていることがわかり安心しました。ただし荒れており最近はほとんど踏まれていない状況でした。トラバース気味に30分、クマと遭遇しやしないかドキドキしながら歩くと、往路で通った鉄塔のある第一峰から下りてきた鞍部・コル1509に出ます。暗い林の中から明るい縦走路に出てつかの間の休息となりました。 コル1509から再び暗い林の中へ入るといきなり踏み跡不明で迷いました。前方下側に踏み跡のようなものが見えたので辿りましたが、姫木平への道のようで間違いに気づき戻りました。今度は高い位置を稜線に並走するように進んでみると薄い踏み跡と小さな道標が出てきて道があっていたことがわかりました。以降は道は1か所を除き明瞭でしたがススキの藪が酷く苦しみました。迷ったのは傾斜のある屈曲点。ちょうど藪が繁茂している箇所で曲がるのがわからず直進してしまいました。戻って逆向きから見れば何とかわかりましたが、初見殺しのポイントです。いずれにしてもGPS無しでは厳しい状況と思われます。 |
| その他周辺情報 | 音無の湯：1,000円 https://otonashinou.com/ 券売機でチケット購入後、チケットのQRコードをゲートに読ませて入場します。案内表示不足で、はじめシステムがよくわからなかった。 |
写真
おはようございます。今朝は白樺湖に来ました。南白樺湖駐車場、土曜朝7:25到着時ガラガラでした。満車を危惧してましたが拍子抜け
2
9/6 7:51
おはようございます。今朝は白樺湖に来ました。南白樺湖駐車場、土曜朝7:25到着時ガラガラでした。満車を危惧してましたが拍子抜け
これから歩く山並みがバッチリ見渡せる。右から鉄塔のある第一峰、ちょっとわかりづらい第三峰、その奥に車山
帰りに周回してい来るコースが分岐しているはずだが、見当たらなく不安になったが、よく見るとそれっぽい目印があった
藪は入り口だけでその後すぐに明瞭な道筋となっていた。残念ながら横向きの眺望はない
いったん下って鞍部（コル1509）に降り立つ。帰路で右側の林からここへ出てくる予定
この鞍部、カヤの切れ目から眺望あり。火照った体に風が気持ち良い
うぉ、ウメバチソウ？高峰でしか逢えないというイメージがあったが
第三峰（P1641）直下は岩が出てくる。一本道ではなく錯綜ぎみでちょっと迷った
振り返るとこれ。のびやかで良さげに見えるが、眺望も日陰もなく炎天下で暑かった
ゼーゼー息を切らしながら第三峰P1641。ここもピーク感に欠ける
P1641直後、踏み跡は明瞭だがカヤが覆いかぶさる。忠実に踏み跡をたどったつもりだったが初めから間違っていたのか尾根筋を行く計画コースから外れていた。いずれ合わさるのでそのまま行く
1
9/6 9:33
P1641直後、踏み跡は明瞭だがカヤが覆いかぶさる。忠実に踏み跡をたどったつもりだったが初めから間違っていたのか尾根筋を行く計画コースから外れていた。いずれ合わさるのでそのまま行く
（振り返って）太い道に出た。左奥から来たが道標には立入禁止とある。ダメだったのか？
計画していた尾根筋コースに接近する箇所で復帰しようと思っていたが電気柵で入れなくなっている。尾根筋コースを辿っていたら藪の中で感電しちゃうなんて可能性が気になった
1
9/6 9:52
計画していた尾根筋コースに接近する箇所で復帰しようと思っていたが電気柵で入れなくなっている。尾根筋コースを辿っていたら藪の中で感電しちゃうなんて可能性が気になった
ここで計画路と合流する十字路のはずだが、ただの一本道だった。薄い踏み跡はあるのかもしれないが山地図と現況の乖離がひどい
息が上がってつらいが、それ以上に汗が酷くてつらい。眼鏡に付着して困る
ほどなく殿城山。奥は行き止まりらしいが、山頂名は奥側に向いている謎
姫木平への分岐。先ほどは左からきて右へ向かった。右から戻ってきて背面へ進む。姫木平とは麓の地名のようだ。てっきり平らな草原があるのかと思った
1
9/6 11:34
姫木平への分岐。先ほどは左からきて右へ向かった。右から戻ってきて背面へ進む。姫木平とは麓の地名のようだ。てっきり平らな草原があるのかと思った
林の中は涼しい。しかし苔むした岩が笹に覆われた下に点在していて気が抜けない
しばらく行くと平らで幅広な作業道のような道となった。山地図は実線表記だし、みんなの踏み跡の記録（オレンジドット）も濃い。かつての主要道が廃道化したのだろうか？
1
9/6 12:17
しばらく行くと平らで幅広な作業道のような道となった。山地図は実線表記だし、みんなの踏み跡の記録（オレンジドット）も濃い。かつての主要道が廃道化したのだろうか？
踏み跡はあるが歩かれてない。こういう寂しい道はクマが出没しそうでこわい
出ました往路で通った鉄塔峰西のコル1509。左の暗がりから出てきた、続きは右の暗がりへ入る。中でつながっているような様子は気が付かなかった
1
9/6 12:36
出ました往路で通った鉄塔峰西のコル1509。左の暗がりから出てきた、続きは右の暗がりへ入る。中でつながっているような様子は気が付かなかった
薄暗いところから明るいところに出てきたので解放感を楽しむ。しかし暑いのが玉に瑕
最後の下りに取り掛かる。いきなり迷った。このテープが正解。しかし付近に踏み跡がなく下側に踏み跡があったので辿ってしまった。GPSですぐに間違いに気づいて戻ってきた
1
9/6 12:45
最後の下りに取り掛かる。いきなり迷った。このテープが正解。しかし付近に踏み跡がなく下側に踏み跡があったので辿ってしまった。GPSですぐに間違いに気づいて戻ってきた
テープをスルーしたことを反省しつつも、踏み跡が全く分からず適当に進むと薄い踏み跡と道標がでてきた
藪はすぐ終わるかと思ったが断続的に続く。この時期虫刺されが心配、そして羅臼岳のヒグマ襲撃事件以来クマも心配でかなり神経すり減らす
1
9/6 12:53
藪はすぐ終わるかと思ったが断続的に続く。この時期虫刺されが心配、そして羅臼岳のヒグマ襲撃事件以来クマも心配でかなり神経すり減らす
やっと藪から抜けたと思ったらぶっつり途切れてる。コースから抜けてたので戻る
左奥からきて右下へ屈曲するのが正解だった。こんなにボーボーだとわからないよ
大門峠の交差点に無事帰還。安堵。最後は手厳しかった。山地図では実線だが破線未満だと思う
白樺湖の残り半分を歩いて周回を目指す。白樺ぐるりんと銘打って遊歩道が整備されているが、この遊歩道に乗るのにアクセスが悪かった、西白樺湖広場
1
9/6 13:21
白樺湖の残り半分を歩いて周回を目指す。白樺ぐるりんと銘打って遊歩道が整備されているが、この遊歩道に乗るのにアクセスが悪かった、西白樺湖広場
対岸から先ほど居た鞍部（コル1509）を見る。白樺湖に来るたびに思い出しそう
感想
世間一般では夏山シーズンなどと言うが、暑いし虫や野生動物が活発だし人も多い。山に限らず温泉が激混みだったり高速道路が大渋滞したり、良いことがない。俺にとってはオフシーズンだな！ などと言い訳をして2ヵ月ダラダラ過ごしてしまった。8月も終わったので足慣らしにライトな山行を、という事で今回の計画と相成りました。
お気楽な気分が災いしたのか、蓋を開けてみると日陰がほとんどない炎天下耐久に加え藪地獄にも苦しめられ、数値的スペックとは裏腹にメンタルをやられる山行となりました。やっぱり暑い夏はダメだ。
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