胎金寺山


- GPS
- 01:31
- 距離
- 3.3km
- 登り
- 258m
- 下り
- 259m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
八ヶ峰に登った後、もう一座、どこかに寄って行こうと思って候補を探した。帰路に無駄なく寄れる、速攻、登って降れる、というのが条件だ。そこで見つけたのが、『分県登山ガイド京都府の山』に出ている(らしい)胎金寺山(たいこんじやま)だった。どんなところかは知らないが、登山口の摩氣神社(まけじんじゃ)には無料駐車場があるというので、ここにした。
kinuasaはこの神社に興味がわいたという。神社の公式サイトから引用すると:
都府の中央南丹市に鎮座する摩氣神社は、京の都千年の食を支えた食と農業を司る神として親しまれています。平安時代の「延喜式神名帳」に名神大社と記されている式内社です。京都府下最大級の茅葺きの覆屋は京都府指定文化財で境内は京都府文化財環境保全地区です。社殿が北面する覆屋は苔むして趣があり、映画のロケ地としても知られています。
という。
神社に着くと、人っ子一人いない静かな世界があった。噂の苔むした茅葺屋根は確かに印象的だ。お参りをしてから、神社横を林道に沿って登っていく。スギの植林下の道は陽を遮って涼しい。やがて林道終点となり、山道となる。口の天狗杉を正面に拝み、なるほど、とその大木を見上げる。道は沢沿いを進むので涼しい。横の流れは小さな沢ながら、滑床を水が流れ落ちている。水が乏しくなったところで標識に従って右に斜面を上がって行く。沢を直進する踏み跡もある。沢を離れるとだんだん暑さが押し寄せてくる。稜線に出るとミヤマシキミやアセビなどの常緑広葉樹の林となり、陽が差し込むが照り付けられることはない。とはいってもさらに暑さが襲ってくる。小鞍部を越えて一気に登るとお堂が見えてくる。山頂目前である。
三角点と山名板がお堂のすぐ手前にある。お堂は山名となっているお寺であろう。お参りをしてから山頂部をぐるりと回ってみる。基本、林に覆われているが、お堂の真裏、南側からは見事な眺望が得られる。正面にツンとした端正な姿の山が眺められる。剣尾山かな、と思う。
小休止のあと、来た道を引き返す。途中、支谷に沿って真っすぐに付いている踏み跡を進んでしまったが(本谷の左岸側)、ここは通った記憶がない。周囲を見渡すと、本谷の右岸側下方に林道終点が見えている。引き返して右岸側に下る。降り切った摩氣神社は、相変わらずの静寂に包まれていた。
帰路は丹波篠山に出て、「味土里館JA丹波ささやま」に立ち寄り、野菜などを買い込む。舞鶴道から帰路につくが、走行中の最高気温は34℃、先週までの39℃と比べれば5℃は下がったわけで、少しは秋に近づいていると信じようと努力する我々であった。
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