南アルプスが高尾山に化けた、高尾7サミッツ。


- GPS
- 07:52
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 977m
- 下り
- 978m
コースタイム
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:52
天候 | 曇りがち |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
せっかくの3連休。計画は2転3転。
自転車仲間に久しぶりにグループ登山のお誘いを頂いた。関西組とこちらは関東組として合流して、南アルプスを歩く、というものだった。
たまには良いかな、と、グループ登山が楽しみになって来ていたのだけど、予定日が近づくにつれて天候不順な3連休。南アルプスは大荒れ模様の予報で企画は残念ながら流れてしまう。
そんな諦めきれない関東組2人で、最近運動不足で体力が不安、という自転車仲間に、前から行ってみたかったユーシン渓谷を急遽企画したのだけど、本決まりになる寸前に一部区間が歩行者含め通行止めであることが分かってしまう。またしても。。
関東も微妙なお天気。
曇りだったら最早何処を歩いても同じかもしれない。今回は歩くことが目的。ええい、もう南高尾のセブンサミッツで!と、困ったときの高尾山。駅前にはお風呂もあるしご飯屋さんもある。生(特大)もある。そんなこんなで、再び高尾山界隈を歩くこととなった。
最近馴染みの高尾山口駅。
始発電車で到着した高尾山口駅は続々とハイカーさんやトレランさんが高尾山方向へ吸い込まれていく。寝坊した自転車仲間を待つこと30分。そんな景色を眺めながらぼーっとする。
低山ハイキング。のはずだったのだけど、一年半ほどぶりの再会とはいえ、現れたその自転車仲間の出立ちはトレイルランナーの様な格好で、ちょっとギョッとしたけど、たしかトレランをしているとは聞いたことなかったけど、なぜその衣装を揃えていたのか、、は聞かないでおいた。謎である。
セブンサミッツ・スタート。
それでは、と、高尾山とは反対方向のいつもの民家の横道をお邪魔します。トレランナーと山歩きが始まった。
1年半ほどぶりだったので、その間の出来事の話などで花が咲く。終始、ぺちゃくちゃぺちゃくちゃとおしゃべりしながら、もうほとんど景色など見えていない。ただ口と足だけが勝手に動いていた。
湿度はむんむん、風もあまりそよがず、早々に汗だくに。
南高尾縦走。
このルートは、距離だけは長いけど、バスいらずでサクッと登り始められて下山後のご褒美も完備。もはやトレーニングに近いけど、山歩きの次のステップとしては良いルートである。と思ってる。
今日は、缶ビールを持ち上がっている。入沢山に立ち寄って高尾山を眺め、見晴らし台で丹沢の山々と、顔を隠していた富士山を眺めた。そしてコンピラ山のベンチで、お店を広げてお昼とした。
トレランナーはカップ麺とおにぎり2個を持ってきていて、パクッと食べ尽くしていた。
眺望はないけど、長閑な時間が流れる。
お腹が満たされて力が篭ったのか、この日初めてトレランナーは走って行った。
大垂水峠からは。
大垂水峠を越えた。ちょっと疲れてきたとトレランナーが言うので、一丁平は割愛して大垂水峠、学習の歩道方面で近回りしようと思っていたけど、通行止めに阻まれる。
初めて歩く高尾林道という道で、こんな道もあったのかと、新鮮な気持ちになった。もう高尾山の山頂はいいよねぇなど話ながら歩いてそのまま下山しちゃおうと思っていた。
稲荷山コースの6号路と合流した。高尾山のなんとかコースとかは詳しくなくて、ここは上り専用のコースのようで、結局、高尾山山頂まで登り返すこととなる。
木の丁寧な階段が整備されていて、とても歩きやすい。30分もかからずに高尾山山頂に出た。
あぁ、こんなところに出るのね。見たことあるわ~と、お茶屋さんで缶ビールを飲んだ。富士山が顔を出していた。
三連休の中日。
人が溢れる高尾山山頂。その後はリフトで下りる予定だったけど、長蛇の列を成していて、そのまま歩いて下りることにした。今日一番辛い下り。とトレランナーは言っていた。
下山して、お風呂屋さんに吸い込まれる。ここでも長蛇の列。汗だく。もう、いいや並ぼう。と、お風呂に入る。お風呂場も芋洗状態。それでもさっぱり汗を流せて、さっぱりの気持ちでお座敷に座った。もう昨日から、生(特大)と決めていた。
餃子と唐揚げとポテトと。
ほどほどに混んでいて、食事の提供は4〜50分待ちと書かれていたけど、割とすぐに出てきた。茶色い食事を前にぺちゃくちゃと話をしながら、あっという間に平らげた。
夕涼の高尾山駅前。暑くもない涼やかな空気になっていた。電車に乗り込みウトウトしながら家路についた。
最後に。
南アルプスが高尾山に化けてしまったけど、久しぶりの再会と、またいずれの次の山行も約束した。気軽に山歩きが楽しめる高尾山界隈。こういう困ったときにも、気軽に受け入れてくれる馴染みの山が近くにあるのは、とても幸せなことと思いました。
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