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Yamareco

記録ID: 8686567
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国剣山

天狗塚(1812) --- 牛の背(1757) --- 光石登山口から

2025年09月14日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 徳島県 高知県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:50
距離
10.9km
登り
487m
下り
1,289m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:17
休憩
2:07
合計
11:24
距離 10.9km 登り 487m 下り 1,289m
7:21
209
10:50
10:51
8
10:59
21
11:20
11:30
8
11:38
11:39
25
12:04
12:18
27
14:32
14:33
20
14:53
8
15:01
15:07
63
16:29
16:32
85
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス

感想

【天候】
曇り一時晴れ(視界不良)

【コース】
光石登山口 --- 堂床 --- 八丁 --- 綱附旧道(東尾根から) --- 地蔵の頭 --- 天狗峠 --- 天狗塚(1812) --- 牛ノ背(1757) --- 地蔵ノ頭 --- 綱附新道 --- 堂床 --- 光石登山口

【記録】
光石登山口 発 6:33 --- 八丁ヒュッテ 7:21 --- 地蔵の頭(10:50-10:51) --- 天狗峠 10:59 --- 天狗塚(11:20-11:30) --- 天狗の池 (11:38-11:39) --- 牛ノ背三角点(12:45-14:16) --- 天狗の池(14:32-14:33) --- 天狗峠 14:53 --- 地蔵ノ頭 15:01 --- 綱附森・堂床分岐 16:10 --- 光石登山口 着 17:57

【コンディション】
登りで心拍数が上がると汗が吹き出る。まだまだ夏が続いているように思うが、稜線まで上がると涼しく快適。夏も終わりが近づき、秋めいてきていることを感じる。
10時頃、綱附旧道の尾根を歩行中、森林限界を超えたあたりからガスが出てきて眺望を楽しむことができなかった。また、その標高あたりから小虫が出てきて、天狗塚を下山して池周辺へ進むまで続き、不快な中、歩くこととなった。

【山域の様子】
光石登山口は、道路の崩落に伴う通行止期間が長かったことから、長期間、登山者が入っていなかったと思われ、光石〜堂床〜八丁の区間は、登山道の両脇の草が成長して非常に歩きにくい。
八丁の先から、綱附旧道を目指して尾根を上がったが、一般に使われている登山道でないため、歩きづらく、勾配も急で稜線に出るまで、時間を要することとなった。稜線に出てからも、登山道上に草が覆い被さっていて、歩きづらかった(後述)。その先の躄峠からはしっかりとした踏み跡があり、快適に歩くことができた。天狗塚の山頂では小虫が大量に飛び交っており、ゆっくりと休憩して眺望を楽しむことができず、すぐに下山して牛の背方面に向かう。牛の背三角点ではゆっくりと休憩することができた。休憩中、この山域を頻繁に歩かれている登山者と一緒になって、昨今の山域の近況や近況についての情報交換をすることができた。その際、綱附新道の荒廃の状況を聞いていたものの、想像以上に荒廃した状況で、初心者、初級者の登山者はこのルートは避ける方が望ましい(後述)。
牛の背三角点で十分に休憩したあと、天狗塚(トラバース)、躄峠を経由して綱附新道へ向かうが、草の生長の影響により、道が不明瞭となり非常に歩きづらかった。また、八丁への分岐手前も倒木等の影響により、道が分かりづらくなっていた。
この区間を通行した時間は16時を過ぎて暗くなりはじめており、少しの焦りと緊張感が加わって、スリリングなルートファインディングを行うこととなった。
八丁の分岐まで降りてくると道は明瞭で、何度も歩いていることから、不安は解消したが、山は早出早発の原則を厳守すべきことを再確認することとなった。少し反省。

光石登山口の駐車台数は0台。帰着時も0台。日中の様子は不明だが、縦走中の登山者も多くなく、連休中日であったものの、この山域では登山者はそれほど多くなかったように思う。
◆本日出会った登山者
・八丁:1名
・躄峠:2名
・天狗塚:4名
・牛の背:1名

【綱附新道】
◆地蔵の頭から分岐まで
登山者が少ない様子で、笹等の植物が生い茂っており、明瞭な登山道を目で追うことが難しい。植物で覆われた登山道では、段差等の状況を確認することが難しく、バランスを崩しやすく危険。
◆分岐から八丁に向かう登山道
分岐からは、大雨によるものと思われる登山道の大規模な流出が多数あり。
分岐すぐの、つづら折りに降りていく斜面では踏み跡が無くなっており、その先も至る所で崩壊があり、非常に不明瞭。歩ける場所を狙って歩くしかないが、川筋では、斜面が大きくえぐり取られているような箇所もあって、徒渉して対岸に上がるような場所では、大きく迂回する必要もあった。
そのため、赤テープが巻かれていた立木やケルンへもインパクトが加わって、道が見えない。
こういった状況から、かつてない大雨、大水の影響が及んだものと思われる。
この区間の登山道は、分岐の先の上部から八丁手前の下部まで、全体にわたって非常に荒れており、このまま、人の通行が無いまま、荒れ続けていくと、登山道自体が廃道となってしまう心配があるように感じた。
踏み跡についてもほぼ確認することができず、何度も歩いて土地勘のある方や、登山地図のアプリを使用していない方はこのルートを避けて、他の登山道を使うことが無難と思われる。

【周辺状況】
国道195号から県道久保大宮線を経由して光石登山口に向かう道路では道路改良工事や災害復旧工事等に伴う通行規制なし。

【その他】
持参した水分は500mlペットボトル6本の3.0L。牛の背までに2本、綱附新道からの下りで1本。合計3本1,500mlを消費した。

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