戸隠山


- GPS
- 07:56
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 992m
- 下り
- 998m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:52
天候 | 霧、一時小雨と晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体的に濡れ(蟻の戸渡りの所は濡れてなかった)、水量(多分)多め |
その他周辺情報 | 周辺には戸隠蕎麦屋さんが多いですが、その殆どは15or 16時には閉まってしまいます |
写真
感想
よく危険な一般登山道として名前が上がる戸隠山(蟻の塔渡り)
岩場スキーな自分としては是非押さえたいと思い行ってみます(妙義山、ジャンダルム、剱岳は訪問済み)
累計標高1000m位なので、埼玉からですがバイクで日帰り計画。24時頃出る予定がなんだかんだで2時半出発になっちゃいました。
途中、高速の横川で濃霧(というかほぼ小雨)でカッパを着るか悩みましたが、休憩してたら少し霧が無くなってきたので、そのまま出発
なんとか7時に登山口無料駐車場に着きました。
駐車場は既に30台位の埋まり
順路は戸隠神社奥社からの時計回りで避難小屋から下ります
戸隠神社までは車道を歩くつもりでしたが、脇に遊歩道があったのでそちらを進みますが、ここ数日の雨でか結構ぬかるんでました。それでもなんとか戸隠神社の参道に到着。
朝早いというのに、結構な人が参道を歩いてます。私も折角なので登山の無事を祈って奥社でお参り。
ちなみに登山口は奥社の手前を左に行くので、奥社まで行ったら少し戻らなくちゃなりません。
登山口で登山届を書いて、いざ戸隠山へ
戸隠山は妙義山みたいな感じかな?と思ってたんですが、その通りでした。かなり雰囲気が似ているなぁと思いつつ急登を登って行きます。
でも霧で湿度が高いからか、非常に暑く感じます。荷物も無駄に持ちすぎてて重いし、最近食べ過ぎなせいもあって息が切れます。
途中、五十間長屋で霧が濃くなって来たので20分ほど休憩。ここは岩がかなり迫り出して来ているので、雨宿りも出来そうです。そんな事を考えてたら霧が薄くなって来たので出発
次に現れたのは胸○と看板が着いた、まあただの崖です。そういえばジャンダルムの最後も同じ事思いましたが、これルートじゃ無かったら絶対登らないよなぁと、更に今日は雨で岩が濡れてかなり滑るので、かなり鎖を活用して無事クリア。
普段は鎖に頼らないようにしてますが、流石に安全第一で、使えるものは活用させて貰いました。感謝
そうこうしてると突然見たことある看板が、蟻の塔渡りです。
蟻の塔渡りはなぜか濡れてなく、思った以上に歩く幅もあったので、それほど問題無くクリアしちゃいました。期待値が高すぎたのかもしれませんが、はっきり言って拍子抜けです。
これは私の完全な勘違いですが、蟻の塔渡りの代名詞である、岩を跳び箱みたいに跨いで進むような所が60m位あるのかと思っていたんですが、実際は3m位でしょうか、更に跨がなくても両方の壁部分に足場があって、トラバースする感じで楽に進めました(写真撮るために跨っては見ましたが)
少し消化不良でしたが、楽しみを戸隠蕎麦に切り替えて戸隠山登頂と下山を目指します。
戸隠山山頂はすぐでしたが、ここでやっと少し晴れ間が。ただ、下界はほぼ霧で覆われててほぼ眺望無し。ハッキリ言って暑いだけでした。でも登ってる時じゃ無くて良かったです、明らかに体感温度が違いました。
そんな事を思いながら、休憩もそこそこに下山に向けて出発
避難小屋までは3つ位?のピークを超えて行くので、思ったより遠く感じました。
避難小屋の扉は、天井レールに吊られている感じで、隙間がありまさに緊急用って感じですが、中は結構広くてそこそこ管理されてる様でした。
そんな避難小屋を越えたら、いよいよ牧場方面へ下りです。下り方面の看板に(大洞沢)って書いてあったので、沢沿いを歩くのかな?って思ってたら、これがとんでもない勘違い。水量が多いから?なのか、沢脇の登山道も水が流れて沢状態、そして無茶苦茶滑ります。
途中は明らかに本流っぽい所を進む所もあり、これは本当に登山道なのか??一番やってはいけないっていう、迷って沢下りをしてしまってるんじゃ無いのか??と不安になりつつも、矢印マークを見つけては疑心暗鬼で進みました。
しっかり目の登山靴で来て良かった(それでも浸水して濡れた)と思いつつ、それでも数回滑りながらなんとか下山。
途中、鎖使ったトラバース部分もありましたが、沢下りに比べたら全然楽で、ほぼ印象に残ってません。
沢を数回渡河しますが、1箇所だけ大きめの岩に渡る所が凄い水量で、失敗したら流されて死ぬんじゃ無いかって所がありました。
ここは増水してたら通る所じゃ無いなと感じました。皆様もお気を付けを。
とまあ、当初の蟻の塔渡りはあまりスリルを感じませんでしたが、下りで無茶苦茶スリルを感じた山行となりました。
やっぱり登山は良いコンディションで登らないと駄目なんだと、改めて思い知らされました。
そして最後に、生きて帰れた戸隠蕎麦は美味しかったです
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