笠ケ岳(クリヤ谷コースは通行禁止だった)


- GPS
- 15:26
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,307m
- 下り
- 2,283m
コースタイム
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 4:01
- 合計
- 11:14
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
下山後、バスで高山へ出て、高速バスで自宅に帰る |
その他周辺情報 | 中崎山荘奥飛騨の湯 1000円(JAF割引で900円) 中で売っていたビールは400円 |
写真
感想
前回この山に登ったのは52年前。高校1年生の夏合宿の最終日だった。この山行で山にはまった。
夜行バスが新穂高ロープウエイに着いたのは4時。まだ暗いので登山指導センターへ行き、登山届を出し明るくなるのを待つ。降っていた雨もやみ歩けるくらい明るくなった4時50分に出発する。笠新道登山口まで歩き朝食を食べる。
笠新道は噂どうりの急な登り道だった。途中から周囲が見える場所が出てくるが、ガスのため何も見えない。上に登るにつれて岩が増えてくる。杓子平の標識を見たときには、きつい道をよく登ったなという達成感があった。
杓子平の緩やかな道から抜戸岳への急な登りに入ると、またかと気が滅入ってきてなかなか進まない。ライチョウを見たのが僅かの救いだった。抜戸岳に着いた時には時間があったので、昼食を食べながらゆっくり休憩をする。歩き出す前には時おり笠ヶ岳が見えるようになる。
笠ヶ岳山荘までは緩やかな道だが、たまった疲れのため少しの登りでもきつい。山荘に着くとクリヤ谷コースは通行禁止の張り紙があった。草刈り等の整備ができていないようだ。明日下ろうと思っていたのに。
宿泊手続きをして、着替えてビールを飲んだら山頂まで行く気がしなくなった。ガスの晴れない山々を眺めながら2時間位すると、酔いも醒めてきて行こうかという気になったので山頂まで登る。やはりガスで霞沢岳と緑ノ笠位しか見えなかった。
夕食後、日没まで外で見ているとようやく北の方の山々と槍・穂高連峰が見えてきた。
高校の時に下ったクリヤ谷コースを通りたかったが通行禁止では仕方がない。このまま廃道になってしまうのだろうか。登ってきた道を帰る。しかし登る時には見えなかった周囲の景色がよく見えたので良しとしよう。杓子平から見た笠ヶ岳などは非常に良かった。
10年ほど前に笠新道を下りで利用しました。ヘロヘロのヘロヘロで下山し、その時にこの道は絶対登りに使いたくないと思った記憶が蘇って来ました。matsu-alpsさんの健脚を見習って私も再度笠ヶ岳に挑戦してみようかな〜
コメントありがとうございます。
確かにきつい道ですね。下山した翌日と翌々日は足が痛くて歩くのが大変でした。しかしこの道を日帰りするという猛者に何人もすれ違いました。若い人の特権ですね。
私にとって登りたくないと思った道の一つがクリヤ谷コースです。高校生の時、膝がガクガクになりながら下って槍見館の露天風呂に入ったのが良い思い出です。今回その追体験をしようと思ったのですがかないませんでした。
もう一つが甲斐駒ヶ岳からの黒戸尾根です。学生時代に下ったのですが、延々と続く道にいつになったら駒ヶ岳神社に着くのだろうと不安になりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する