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Yamareco

記録ID: 8714581
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ハイキング
四国

(高知) 初秋の梶ヶ森をぶらぶらする(2025)

2025年09月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:53
距離
4.1km
登り
186m
下り
189m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:15
休憩
0:39
合計
1:54
距離 4.1km 登り 209m 下り 212m
11:42
39
スタート地点(山荘・梶ヶ森 駐車場)
12:21
13:00
36
13:36
ゴール地点(山荘・梶ヶ森 駐車場)
天候 晴れ(やや雲多し)
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・国道32号の豊永地区(JR豊永駅あり)の分岐から、東へ向かう国道439号へ入る。数km行ったところに「梶ヶ森へ」の標識がある分岐があり、左に折れると、急な登りの林道程度の車道(舗装)が続いている(途中の集落では道が錯綜していて解りにくいので要注意、ただし、標識は割と多い)。

その、梶ヶ森山頂部へと向かう林道状の道の途中に、「竜王の滝」経由の登山道の入り口があり、そこにも駐車スペースがある。そこから登る人も多い。
それを過ぎてクルマでさらに進むと、「山荘・梶ヶ森」があり、駐車場もあるので、声をかけたうえで、そこに駐車できる。その少し先のキャンプ場の入り口付近も駐車可。

なお、その林道は、電波塔群のある山頂まで続いているが、最後は行き止まりとなっており、駐車スペースはほどんどないので、要注意。
コース状況/
危険箇所等
「山荘・梶ヶ森」からだと、ほとんど車道あるき。一部には車道に沿った登山道があるが、やや荒れている感じだった
その他周辺情報 1) 山頂の手前に「山荘・梶ヶ森」がある。宿泊可。カフェもあるので、お茶を飲んだり、軽い食事も可能。
(「山荘・梶ヶ森」のホームページへのリンク)
  https://www.kajigamori.com/

2) 山頂の手前にキャンプ場があり、クルマでアクセスできるので、楽なキャンプができそう。管理は上記の山荘。

3) 山腹の「竜王の滝」は、見ごたえのある滝として、この滝を経由する登山コースは良く登られている様子(今回は通っていない)

4)麓の国道439号沿いに、平安時代創建という古刹「定福寺」がある。隣接して「民俗資料館」もあり立ち寄った(観覧料;500円)
今日はちょっと「楽ちんハイク」として、九合目の山荘までクルマで上がって、そこから梶ヶ森山頂までぶらぶらする予定
2025年09月22日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
1
9/22 11:45
今日はちょっと「楽ちんハイク」として、九合目の山荘までクルマで上がって、そこから梶ヶ森山頂までぶらぶらする予定
山頂までの車道歩きは、まるで家の近所を散歩しているかのようだ
2025年09月22日 11:55撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 11:55
山頂までの車道歩きは、まるで家の近所を散歩しているかのようだ
電波塔群の立つ、のっぺりした山頂がまじかに見える。ススキが多くて初秋の山らしい。風も高い雲も、ようやく初秋の雰囲気を伝えている
2025年09月22日 12:02撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:02
電波塔群の立つ、のっぺりした山頂がまじかに見える。ススキが多くて初秋の山らしい。風も高い雲も、ようやく初秋の雰囲気を伝えている
登りの途中下を見ると、キャンプ場が見えた。こういう所での、まったりキャンプも楽しそうだな
2025年09月22日 12:15撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:15
登りの途中下を見ると、キャンプ場が見えた。こういう所での、まったりキャンプも楽しそうだな
山頂近くになると展望も良くなってきた。東の大きい山は、綱付森だろうか、手前には以外と険しそうな岩峰がある
2025年09月22日 12:12撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:12
山頂近くになると展望も良くなってきた。東の大きい山は、綱付森だろうか、手前には以外と険しそうな岩峰がある
1時間もかからずに梶ヶ森の山頂に着いた。電波塔(写してない)が林立しているのが興ざめだが、展望はなかなかで感じの良い山頂
2025年09月22日 12:25撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:25
1時間もかからずに梶ヶ森の山頂に着いた。電波塔(写してない)が林立しているのが興ざめだが、展望はなかなかで感じの良い山頂
山頂には、石仏が穏やかに鎮座されていた
2025年09月22日 12:52撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:52
山頂には、石仏が穏やかに鎮座されていた
山頂からの展望は素晴らしい。東に見えるのは、剣山系のうち、天狗塚、牛の背辺りだろう
2025年09月22日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:11
山頂からの展望は素晴らしい。東に見えるのは、剣山系のうち、天狗塚、牛の背辺りだろう
北東方向遠くに見えるのは、矢筈山系だろう
2025年09月22日 12:11撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:11
北東方向遠くに見えるのは、矢筈山系だろう
南に目を向けると、霞みの向こうにうっすらと、高知平野、太平洋も見えた
2025年09月22日 12:23撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:23
南に目を向けると、霞みの向こうにうっすらと、高知平野、太平洋も見えた
山頂部の西側まで行くと、遠く石鎚山系の山々も見えた。この写真の山々は、瓶ヶ森から笹ヶ峰あたりか
2025年09月22日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:45
山頂部の西側まで行くと、遠く石鎚山系の山々も見えた。この写真の山々は、瓶ヶ森から笹ヶ峰あたりか
その東側遠くに見える山々は、赤石山系だろう
2025年09月22日 12:45撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:45
その東側遠くに見える山々は、赤石山系だろう
北側、割と大きい山は、大歩危渓谷沿いにある、国見山か
2025年09月22日 12:59撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:59
北側、割と大きい山は、大歩危渓谷沿いにある、国見山か
静かな初秋の頂き、今日は飛び石連休だというのに、ハイカーも少なく、秋の風景を堪能できた。 さて下ろうか、、
2025年09月22日 12:46撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:46
静かな初秋の頂き、今日は飛び石連休だというのに、ハイカーも少なく、秋の風景を堪能できた。 さて下ろうか、、
30分ほどでもう、九合目の山荘に戻って来た
2025年09月22日 13:36撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 13:36
30分ほどでもう、九合目の山荘に戻って来た
時間も早いし、駐車場も使わせてもらったので、「山荘・梶ヶ森」内のカフェでコーヒーを飲んでまったりと午後を過ごした。オシャレでいい感じだ
2025年09月22日 13:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 13:51
時間も早いし、駐車場も使わせてもらったので、「山荘・梶ヶ森」内のカフェでコーヒーを飲んでまったりと午後を過ごした。オシャレでいい感じだ
【以下 趣味の石ころ観察】
・この梶ヶ森は、高原状の山にしては、所々に岩が露出していた(地質図によると山頂部付近は変成チャート)
2025年09月22日 13:21撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 13:21
【以下 趣味の石ころ観察】
・この梶ヶ森は、高原状の山にしては、所々に岩が露出していた(地質図によると山頂部付近は変成チャート)
この露頭は、確かに層状チャートっぽい見た目
2025年09月22日 13:20撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 13:20
この露頭は、確かに層状チャートっぽい見た目
こちらの露頭は、ずいぶんと風化が進んでいて、チャートにしてはボロボロ
2025年09月22日 12:17撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:17
こちらの露頭は、ずいぶんと風化が進んでいて、チャートにしてはボロボロ
チャートというより、泥質片岩や千枚岩のようにも見える露頭も多い
2025年09月22日 12:51撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 12:51
チャートというより、泥質片岩や千枚岩のようにも見える露頭も多い
白雲母だろうか、白い鉱物結晶が析出している露頭も多かった(これらは、泥質千枚岩かも知れない)
2025年09月22日 13:26撮影 by  Canon PowerShot SX720 HS, Canon
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9/22 13:26
白雲母だろうか、白い鉱物結晶が析出している露頭も多かった(これらは、泥質千枚岩かも知れない)
(ご参考;梶ヶ森付近の地質図)
【凡例】
・オレンジ色;変成チャート
・緑色;変成玄武岩
・水色;泥質千枚岩
 (変成年代は全て、白亜紀中期〜暁新世)
・記号 黒▲;梶が森山頂、青●;竜王の滝、
    緑色■;山荘・梶が森
※産総研 シームレス地質図v2を引用
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(ご参考;梶ヶ森付近の地質図)
【凡例】
・オレンジ色;変成チャート
・緑色;変成玄武岩
・水色;泥質千枚岩
 (変成年代は全て、白亜紀中期〜暁新世)
・記号 黒▲;梶が森山頂、青●;竜王の滝、
    緑色■;山荘・梶が森
※産総研 シームレス地質図v2を引用

感想

※ この翌日に、ネコヤマ山メンバーと高知県内の山に登る予定があり、せっかくなので、この日は「梶ヶ森」に寄ってみることにした。とは言っても、最近はちょっと体調不順なので、「竜王の滝」からの登山ルートではなく、山頂に近い「山荘・梶ヶ森」までクルマで行って、山頂部をぶらぶらと散歩程度に歩くことにした。

・「梶ヶ森」は30年以上前に、一度来たことがあるが、その時もクルマで頂上直下まで来ており、山歩きという感じではなかったので、記録もほとんど残っていない。
 なので、今回は、初めて歩く山のようで新鮮な感じだった。

・天気は良かったが、飛び石連休の谷間の月曜だったせいか、登山者、ハイカーも少なく、秋の気配を感じながらの、のんびりハイク。秋の野草を期待していたけれど、花が少なかったのはちょっと残念だったが、ススキや高い雲は初秋の雰囲気を出してくれていた。

・山頂部は、なにやら電波塔が乱立していて風情が無いが、展望は良好で、東には天狗塚などの剣山系や矢筈山系の山々、西には遠く、石鎚山系の山々、南はぼんやりとしているが、高知平野や太平洋も望め、展望の山としては良い山だ。

・ぶらぶらと下っても時間がちょっと余ったので、クルマを停めさせてもらった「山荘・梶ヶ森」に立ち寄り、おしゃれなカフェで、アイスコーヒーを飲んでまったりとした秋の午後を過ごした。宿泊ゾーンも最近リニューアルしたそうだし、天体望遠鏡も備えてあり、こういう所でのんびりと一泊するのも良さそうだな、、

※ 1991年に「梶ヶ森」に来た時の記録(写真はない)
  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2074831.html


※ 【趣味の石ころ観察】
 ・この山の山頂付近は、道脇にゴロゴロとしたグレーの岩が多い。ぱっと見では石灰岩かと思ったが、産総研「シームレス地質図」(スマホアプリ版)を見ると、変成チャート分布域だった。でも見た目はあまり層状チャートっぽくなく、風化してボロボロになっている露頭も多かった。層状構造はあるが、白雲母と思われる白い結晶が析出している岩も多く、それらは「泥質千枚岩」かも知れない。

 ・梶ヶ森を含む東西に伸びる「地帯」は、北の「三波川帯」(付加体由来の高圧型変成岩(結晶片岩類)分布域)と、南の「秩父帯」(ジュラ紀付加体)との間に挟まるように位置している「地帯」で、かつては「御荷鉾帯」とも呼ばれていたゾーン。変成年代は三波川帯と同じだが、帰属がはっきりしておらず、謎が多い

※ ご参考;YAMAPでの同じ山行記録
  https://yamap.com/activities/43061115

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