方塞山 久しぶりのひんやりとした空気に少しふるえる


- GPS
- 05:10
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 789m
- 下り
- 792m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
もうお彼岸、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるだけあって、朝はずいぶん冷えた。車の中で軽く暖房をかけるか、少し羽織りものをしないと寒くなってきた。やっぱり夏は終わるのだろうか。日の出の時間も遅くなった。家を出るぐらいな時間は、夏ならばもう明るい。手元も見えて安心なのだが、やっぱり今は暗くなった。信号待ちで東の空を見たら、けっこうきれいだった。
鹿沼の街についたあたりでお日様は出てきてたので、そこから古峰神社に行く。やはりけっこう山奥のようで、時間はかかる。古峰神社に着いて、車の外に出ると寒い。日陰に車を停めたのでなおさらだ。素早く身支度をして歩き出す。まずは林道歩き舗装道路を歩く。
少しずつ標高は上がっていくけれど、焦らない。ゆっくりと登っていく。1時間も経たないが30分ぐらい登ったあたりだろう、カーブ番号29を過ぎたあたりまできた。ここから左の道に入っていく。沢沿いを歩くので始め沢の音が賑やかだ。だんだん上がっていく。たぶん道は、今の舗装道路ができる前の道のようだ。そこが崩れたから歩けるように整備したようだ。整備とはいっても、そんなにちゃんとはしていなかった。階段のあと、看板のあと、色々とあったけれど、いつ頃から放置されたんだろう。
やっぱり山道は心地いい。落ち葉を踏んだり、空を見上げたりしていた。上り始めから1時間半ぐらいで古峰ヶ原に着く。ここまで車で来られるんだけれど、古峰神社に戻りたいので、頑張って歩いてきました。ここまで来ると標高は稼いだので、登りも半分は超えたようだ。古峰ヶ原にきたけれど、ここもずいぶん乾燥化というか湿原が小さくなったように思う。初めてきたときはまだ林道が通っていなくて、湿原ももうちょっと水があったのではないだろうか。ここも少しずつ小さくなっているのかもしれない。いづれ、森の中に埋まっていくのだろう。
古峰ヶ原から登っていく。ここからの上りはそこまで傾斜がきつい感じではなかった。ゆっくりゆっくりと登っていったら登れる感じだった。ただ三枚岩の方に近づくと傾斜は緩やかになるけれど、なかなか前に進まない感じがちょっと大変だった。上りは大きなアップダウンはないけれど、上がったたり下がったりしていた。そうこうしているうちに三枚岩に着く。本当は一枚の岩のようだけれど三枚の岩のようにも見える。何でこんなふうになったんだろう。割れ目が少しずつ崩壊していったからなるのだろうか。他の石とは別格なのでつい見入ってしまう。
そこから方塞山までは平であまり起伏は感じられなかった。ちょっとしたアップダウンはあるものの、そこまで大きくはないので、あっという間に方塞山につく。ここから先井戸湿原の方に向かおうとするが、やめておいた。ここ方塞山のてっぺんには電波塔が立っている。この電波塔が象の鼻や他の場所からもよく見えるので、場所はわかりやすい。しかしこんな山奥に鉄塔建てるのは大変だったろうなぁ。
標高は1388m。1000mを超えているので、じっとしていると寒い。上着を着て温かいスープをいただく。久しぶりにスープをいただいた気がする。夏が長いので、まだスープには早いと思ったが、じっとしていると風が冷たい。涼しいを通り越して汗をかいた身には寒く感じる。そこでのスープは美味しかった。久しぶりに山であったかいスープを飲んだ気がする。そこからは三枚岩までは来た道を戻る。行きは青空だったけれど、何だか雲が空を覆って青くなくなった。うっすらお日様は見えるが、そこまでではない感じ。でもたまに出る日差しは強く、焼かれている感じがした。
三枚岩まで戻ってきて、直接古峯神社に行く方のルートを取る。健脚コースと書いてあったので心してかかる。地形図を見るとけっこう急斜面を降る感じになっている。初めのうちはいいのだけれど、進んでくるとやっぱり急斜面になった。昨日けっこう雨が降ったのか、道が少しぬかるんでおり、滑りやすくもなっていた。ちゃんとした指導標はなく、青テープが貼られていた。けっこう細かく貼られていたので、少し森の雰囲気を壊す。もうちょっと少なくてもいいかな。でも滑りやすく道から逸れると、青テープもありがたい。
けっこう急な斜面を一気に降りる。一気に降りられるのはいいのだけれど、やはり雨のせいで地面が滑りやすい。少し神経を使った。それでも慎重に降りてきたら時間はかかったけれど、転ばずに降りてこられた。古峰ヶ原に向かう舗装路に出たら、登山口はもう直ぐだ。下に降りてくると少し暑い。やっぱりまだ夏は終わっていない感じだろうか。冷んやりと寒さを感じる山歩になった。
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