小女郎尾根往復(私の足跡は役に立ちません)


- GPS
- 04:58
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,168m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れるもまた曇って雨降って最後は晴れ(^^) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
小女郎峠登山口への下山は失敗しました(^^;)。ロープあれば問題ありません。 |
その他周辺情報 | 蓬莱駅から南へ300mほど行きますとたこ焼き屋さんがあり、そこでビールなど購入できました。 |
写真
感想
涼しくなってきたので、久々に比良山系へ。2か月登山靴を履いていないので、フィット感の確認と足の具合の確認のため、一人歩きしてみることにしました。行き先は小女郎峠登山口から正面の壁を登って小女郎尾根へ。さてさて、出発です(^^)。
蓬莱駅を降りると、目の前の蓬莱山の山頂は雲の中。まあそれも良し(^^;)。まずは小女郎峠登山道を目指します。ゆっくりトイレを済ませ、久々にこのアプローチを歩きます。看板がいっぱいあってわかりやすい。そして長い。休憩所を過ぎると後には琵琶湖が広がってきます。延々歩き、ようやく登山口に到着します。
登山口で、同じ電車から降りた3人と合流しました。この先で変なところに向かうのでお声がけをして、わかったうえで変なところに向かうので道間違いではないのでご心配なくと伝えておきます。そして看板の後ろの斜面に取り付きました。この時はこの正面に見える凹部がルートだと思っていたので、まずはそこを詰めて行きました。
しかしほどなく進むのが困難に。というのも斜度があるのに手がない。しかも枝がたくさん落ちていて、コロのように足が取られる。なので左の斜面に逃げて、木を掴みつつ足場にして登ることに。まあ登れないことはない。弱そうなところを突きつつ登っていきます。
そのうちヤマレコから警告が。ずいぶん左に来ているらしい。しかし林業の方らしき踏み跡は左に左に伸びるので、ついつい左に寄り気味に進んでしまいます。あとで気づいたのですが、本来のドットが付いていたルートは凹部よりさらに右に付いていたようです。凹部はおそらく木の搬出用の道かと思われます。が、この時はわかっておらず、延々と急登を登っていきます。
永遠に続くかと思った急登ですが、やがて斜度が落ち着いてきたと思ったら凹部の終了点に到着。と同時にヤマレコから登山道復帰を報告されました。ずいぶんと予定ルートを外したもんだ。稜線に乗ると歩きやすくなり、見たことがある景色になりました。稜線歩きの始まりです。
とはいっても眺望はなく、植林が続いていきます。クモの巣も食らうので気持ち悪いですが、静けさが広がる中を一人歩くのは気持ちがいいもの。順調に高度を上げていきます。自然林が出てくると、落ち葉が積もっていることに驚く。秋か。下界ではまだまだですけど。
斜度がまた強くなると、終盤の登りを迎えます。最後のほうは岩場になってきますが、基本尾根芯を通せば問題なし。いよいよ熊笹が出てくれば最終盤、他の登山者の声が聞こえる中、小女郎尾根の終了です。
さて、登山道に合流。目印のお地蔵様にご挨拶をすると蓬莱山へ。天気はいまいちですが、風も出て久方ぶりに感じる肌寒さが心地よし。蓬莱山山頂はにぎわっていました。新しくカフェと円状のテラスも完成しており、様子を見させてもらおうと思ったらそこに看板あり。登山者は大人3000円の片道ロープウェイが付いたチケットを購入くださいとのこと。なるほど、では芝生で休憩しましょう。
さて下山はどうしようか。元気なら中ゆりでと思ってましたが、今日は比良駅に降りる必要もないのでキタダカに降りるか。でもそれもなぁ。ならばミスをした今日の取り付きを再確認するべくピストンにしてみよう。補給を済ませると、今来た道を引き返していきます。
途中、登山口であいさつしたお二人とすれ違ったので、再度言葉を交わします。例のお地蔵さんから道を外れ、小女郎尾根へ。また静かな世界に戻りました。しかし登りと下りではなかなか違うものだと感じます。思ったより斜度があって歩きにくい。それも落ち着いてくると、さっき見たばかりの道を軽快に下山していきます。
程なくして登りでこの稜線に合流した地点まで降りてきました。さて、この先本来はどう上るべきだったのか検証スタート。だがしかし、傾斜がみるみる急になり、何度もヤマレコを見るがとても降り切るのが大変そう。ロープ持ってくればよかったが、死ぬことはないにしても下るにはなかなか困難が伴う斜面になってきました。
さてどうするか。進退窮まってしまっても登り返しが大変になる。ということで、答え合わせはまた今度にして、金毘羅道方面にエスケープすることにして登り返します。こっちは切り株が誘導してくれるのと、池に出ればあとは道になるので心配なし。ちなみに池には不思議な生物がいたのですが、本日はほぼ干上がっていてアメンボしかいませんでした。
池を過ぎると九十九折りを下っていきます。歩きやすい(^^)。やがて崩落地に出ると、斜面を無理やり下ります。下った先にケルンがあるので、そこまで来ればもう渡渉ポイント。確かに梯子がありましたので、今日はそれを使わせていただくことにします。
ところが対岸に渡ったところで本日の核心が。なんと、道なき斜面をめっちゃ登らんといかん(^^;)。梯子まであるのになんでここに道がない!と嘆いても仕方がないので無理やり登ります。登って振り返ると、これ絶対取り付きがわからんやつでした。そうして林道に復帰すると、長い道歩きを残すのみ。
蓬莱駅手前で湖西線を見送ってしまい、次の電車はというと、、、40分待ち!マジか!この何もない蓬莱駅で40分待ちか。なので散歩がてらうろうろしていると、たこ焼き屋さんにてビール発見!イエー(^^)/!駅に戻って登った山を見ながらやる一杯は最高!2か月ぶりのリハビリ登山はマメができたりでしたが楽しかった。ありがとうございました。
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