記録ID: 8729145
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ハイキング
白山
白山（別山 → 御前峰、大汝峰）
2025年09月22日(月) [日帰り]
石川県
岐阜県
moono
- GPS
- --:--
- 距離
- 29.5km
- 登り
- 2,765m
- 下り
- 2,765m
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日帰り
- 山行
- 10:55
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 12:40
4:50
4:55
25分
水場
15:20
65分
林道崩落地点
16:25
市ノ瀬
17:20 比�廚療� 18:30
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
市ノ瀬ビジターセンターは超広大な駐車場を備えているので、まぁ停められないというのは相当な混雑時期ぐらいだろうと思います。今回自宅を出て8時間後、AM3:00過ぎ程度に到着している次第ですが駐車場は全然まばら。今回一応平日なのですが、マイカー規制対象日ではあったのでちょっと肩透かしでしたね。 駐車場は無料ですし、トイレなど色々充実しているので車中泊されている方も多数。ほとんどが朝イチの別当出合へのシャトルバスを待たれている方のようで、ここから歩くという人は少数派になるだろうと思います。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
今回、別山市ノ瀬道を登って釈迦新道を降りています。 釈迦新道ですが、現在登山口への林道崩落のため通行止めとなっています・・・というのを知らずに行って、よりにもよって降りてしまったという次第なのですが、その崩落箇所の通過は実際かなり危険でした。 崩落箇所は現状特に復旧が進んでいるようには見えませんし、迂回路などがあるわけでもありません。そのため通過するにあたってやることはシンプルで 1. 崩落箇所手前の林道から沢に降りる 2. 沢を渡渉する 3. 崩落箇所を超えた先の林道に這い上がる となります。が、いずれも困難と断言出来ます。 あちこち不安定で高度感もあり、崩落するのではという恐怖も相当なもの。登下降には全身の力が必要でしたし、渡渉では余裕の水没となっています。 これほんとダメでしたね・・・。ここ最近ではぶっちぎりで危険だったと振り返っています。絶対また行こうとは思わないですし、次行ってまた無事に通過出来るとも思えない。「行ってきた」という記録を残す手前で非常に恐縮なのですが「行かないでください」が結論かなと・・・。 一応、上下どちらから釈迦新道に入ろうとしても通行止めの看板があるので、意図的に入ろうとしない限りは問題箇所に至る事はないはずです。また問題箇所は登山口前の林道の一箇所のみなので、例えば上部の七倉の辻から白山釈迦岳をピストンする、などであれば問題無いと思います。とは言え放置されていると思われる釈迦新道は全体的にかなり草ボーボーになっているのでそのつもりで。上部程ひどいヤブで、下部の背の高い樹林帯では大人しくなっています。 また今回歩いている他箇所についてはいずれもよく整備されていて、避難小屋を含めて山小屋も3軒（いずれもトイレ併設）あるという内容で、他登山者もチラホラ見かけて安心度も高く、歩きやすいコースです。問題のある箇所は無いと思います。 |
| その他周辺情報 | 道の駅瀬女の隣にある比��(ひめ)の湯に立ち寄りました。金沢工業大学の施設が一般にも提供されているという形なんですかね。立派なお風呂で羨ましい限り。 山の湯、川の湯という浴場が男女入れ替え制で提供されていて、今回あたったのは山の湯。木の雰囲気が超良い感じで、半露天のつぼ湯でゆっくり今日の山行を反省していた次第でした・・・いや無事に降りられて良かったぁという安堵感が続いていましたね。 |
写真
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今朝は市ノ瀬野営場を出発します。
いやまだちょっと朝とは言えないかな・・・すみません！
いやまだちょっと朝とは言えないかな・・・すみません！
樹林を抜けました。
ちょうど別山の陰になっているので、涼しいどころかちょっと寒い
ちょうど別山の陰になっているので、涼しいどころかちょっと寒い
何しろ立派な白山三峰の方面。
あちらを歩いた事しか無かったのでこの風景は知りませんでしたね。来てよかったなーと思える瞬間でした
あちらを歩いた事しか無かったのでこの風景は知りませんでしたね。来てよかったなーと思える瞬間でした
なんだあれ？
砂防新道の方でやっている工事関係でしょうか。こういう風景ちょっと好き
砂防新道の方でやっている工事関係でしょうか。こういう風景ちょっと好き
何やら素敵なスポットに出ました。南竜ヶ馬場です。
白山唯一の野営地になります。これは楽しそうだなー
白山唯一の野営地になります。これは楽しそうだなー
山荘前でちょっと一服させてもらいました。これからもう一登りあるんでね・・・
室堂へ登っていきます。
ここ険しそうに見えていたのですが、歩きやすく整備されていました
ここ険しそうに見えていたのですが、歩きやすく整備されていました
南竜ヶ馬場。
いいとこですね〜。また違ったタイミングにも来てみたいものです
いいとこですね〜。また違ったタイミングにも来てみたいものです
大汝峰の展望も良い感じです。この風景もまた知らなかった白山の風景でしたねー
とてつもない様相が右手方向に広がっています。
右の尾根は地獄尾根。何となく由来が想像出来る
右の尾根は地獄尾根。何となく由来が想像出来る
釈迦新道は通行止め。「どぇえ！？」ってなりましたね。。どうしたものかと考えた末が「まぁ行ってみよう」だったのは今思えば全然冷静じゃなかったな・・・
9/22 12:31
釈迦新道は通行止め。「どぇえ！？」ってなりましたね。。
どうしたものかと考えた末が「まぁ行ってみよう」だったのは今思えば全然冷静じゃなかったな・・・
どうしたものかと考えた末が「まぁ行ってみよう」だったのは今思えば全然冷静じゃなかったな・・・
なかなか素敵な釈迦新道。
今回は草があちこちで邪魔ですが、いつかまた歩きに来ると決めた
今回は草があちこちで邪魔ですが、いつかまた歩きに来ると決めた
ギリ想定の範囲外でした。
写真撮る心の余裕はあまり無かったようで、分かりにくい写真しかなかったのですが一応紹介していきます
写真撮る心の余裕はあまり無かったようで、分かりにくい写真しかなかったのですが一応紹介していきます
まず沢に降りるのが困難なのですが、この堰堤跡の端から辛うじて降りました。両手をしっかり固定してから足を先に降ろすという要領です。石が尽く動くので容易ではなかったです
9/22 15:28
まず沢に降りるのが困難なのですが、この堰堤跡の端から辛うじて降りました。
両手をしっかり固定してから足を先に降ろすという要領です。石が尽く動くので容易ではなかったです
両手をしっかり固定してから足を先に降ろすという要領です。石が尽く動くので容易ではなかったです
何とか水流の緩い箇所を見繕って渡渉出来たので林道へ登り返す。見れば分かりますがこの辺、超危険です。石よりもワイヤー類の方が手がかりとしては頼れた印象。石は掴んで引くと動くので、押して抑えつけるような使い方をしました
9/22 15:34
何とか水流の緩い箇所を見繕って渡渉出来たので林道へ登り返す。見れば分かりますがこの辺、超危険です。
石よりもワイヤー類の方が手がかりとしては頼れた印象。石は掴んで引くと動くので、押して抑えつけるような使い方をしました
石よりもワイヤー類の方が手がかりとしては頼れた印象。石は掴んで引くと動くので、押して抑えつけるような使い方をしました
なんとか突破して振り返る。写真中央左のあたりがスタート地点の林道端で、そこから左下の方の堰堤跡へ降りた先で渡渉（腿まで水没）して登り返してきました。二度と出来ません
9/22 15:42
なんとか突破して振り返る。
写真中央左のあたりがスタート地点の林道端で、そこから左下の方の堰堤跡へ降りた先で渡渉（腿まで水没）して登り返してきました。二度と出来ません
写真中央左のあたりがスタート地点の林道端で、そこから左下の方の堰堤跡へ降りた先で渡渉（腿まで水没）して登り返してきました。二度と出来ません
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ジャケット
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
|---|
感想
今週もまた連休となったので、少し遠出して白山へ。
白山はもう随分前に今回のコースを見繕っていたので、それをそのまま決行した次第で・・・まずそれが良くなかったんですよねぇ。。最近の状況を改めて確認していませんでした。とは言え結局通行止めを把握した上で突っ込んでいるので、もうこれは如何ともし難い判断ミス。例えば今夏行った鋸岳の釜無川林道の崩落箇所なんかとはわけが違う、九死に一生を得たと言って良いレベルでしたね。自分が山で経験してきた危険の中でもそうあるものではなかったです。謙虚でなくなった時が遭難する時なんだな！
そういうわけで今回後半の焦燥が強烈な印象を残す山歩きとなってしまって、別山周辺や大汝峰のあたりを歩いていた際などは最高の気分だったのでちょっと残念なところでした。良い天気で迎えてくれて無事に帰路に就かせてもらった白山には申し訳ない気持ちと感謝で一杯で、これは必ず早めの再訪をして今回の印象を払拭せねばと思っています。
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