我は必殺蜘蛛の巣退治隊 日立市の羽黒山 【日立アルプス完登】


- GPS
- 03:04
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 363m
- 下り
- 362m
コースタイム
- 山行
- 2:56
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:05
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 友部SA 東海PA グルービー東海村本店 |
写真
感想
今週末は茨城遠征と決めていた。羽黒山に登って「日立アルプス」。燕山に登って「筑波連山」。2つのリストが、マジック1となって茨城県にあるのだ。これを土日で取りに行く。
3連休は高速道路が休日割引にならないため、あえて土日しかない時に行くことにした。
三浦半島にある職場を5時過ぎに出て、横浜横須賀道路→首都高速→常磐道と進み、守谷サービスエリアで夕食を取ろうとする。しかしながら、フードコートは超満員。どの店も20分から30分はかかるそうだ。仕方がないので、ここでの夕食を諦め、友部サービスエリアへ。友部サービスエリアで夕食を取り、そのまま車中泊。
朝起きて、狙うは東海パーキングエリアの朝食、「田舎の朝食」として580円で食べ応えのある朝食があるのだそうだ。7時入店、早速注文する。おかずがたくさんでご飯がおかわり自由、これだけで気分が高まる。やっぱり茨城の朝は納豆だよな。そして、納豆のかき揚げがまた新しい食感で楽しい。このフードコートではこの納豆かき揚げを入れたそばや、三戸名物スタミナラーメンなどもあり、今度は昼食に来るのも良いのかもしれないと思った。朝食は十分に堪能した。
羽黒山に行くためには、どの登山口から入っても4km程の距離がある。今回は鞍掛緑地駐車場からの道を選んだ。アップダウンが1番少なそうで、足に優しく感じたから。なお、神峰山まで行けば自宅(神奈川県三浦郡葉山町)からの赤線と接続することができるが、今回はそこまでは望まない。純粋に羽黒山までのピストンを狙った。
そして、この登山道の最大のハイライトは最初の登りであった。階段の急な上り、孤高乗り越えれば後は登山的にはしんどいところはない。しかしながら、この季節、ジョロウグモのシーズンなのだ。目を凝らして、ストックを振りながら歩かないと、クモの巣が顔にかかる。顔にかかってしまったクモの巣を取る動きは、まるで「三瓶です!」の動き(最近見ないなぁ。どこに行ってしまったのだろう。)である。
仕方がない、今日の私はクモの巣払い隊(腹痛いではない)となった。基本ストックを上下に振りながら歩き、クモの巣を見つけたら「おりゃ、おりゃ!」とストックで払う。また歩きながら次の蜘蛛の巣を探す。なのでペースが上がらない。でも、これでいいのだ。私の後ろからトレランの方が1人抜いていった。これで少しはクモの巣から解放されるに違いない。しかし、意外とそうではなかった。トレランの方は小柄でしたので、私の頭はやはりクモの巣の餌食になるのである。
蛇塚やいろいろな分岐を超え、羽黒山に向けての最後の上りに至る。ここもジョロウグモが多い。山頂で写真撮影をしていると反対側からトレランの方が通過していった。私もそれに習い、来た道を戻ることにする。帰りはクモの巣払いがなくて安心だ。着々とペースを上げていく。
行きの時にはスルーした展望台に行ってみる、ここもクモの巣がたくさんあったが、展望台から見えた大きな煙突は、やはり日立を代表するものの1つである。それを見ることができてよかった。
後は、特記事項なく登山口に戻る。まだ午前中であった。
せっかく日立まで来たのだ、どこかもう1カ所行こうと思い「日鉱記念館」に出没する。ここは室町時代に佐竹氏が発見した銅山だが、江戸時代の徳川家はここを開発することができず、明治に引き継がれる。明治中頃からこの開発が本格的に行われ、日本3大銅山の1つとして知られるようになった。鉱山を中心にまちづくりが行われ、助川駅(現在の日立駅)から鉱山電車が引かれ、たくさんの住宅が建てられ、街ができたのだと言う。
ここの鉱山の歴史、街の歴史をあっけらかんと見せてくれる良い施設だと思う。無料と言うのもありがたい。なお、ここの会社は現在も存続しており、鉱山事業と石油事業の両輪で日本の生活を支えている。そう「JX」や「ENEOS」などだ。
日鉱記念館を出て、昼食を目指す。本日のうちに筑波山の近くまで移動しておかなければならないと思っているので、その途中で食べられるところはないかなと探す。やはり、茨城に来たのであれば「グルービー」は候補に上がる。ちょうど東海店が本店なのだと言う。これは行くべきでしょうと車を向けた。
到着したのは昼1時を過ぎていたので、もう待ってる人はいない。案内されるまま自分の席で注文。ここもタブレット注文になっていた。今まで「海賊のスパゲッティ」「海賊のスパゲッティ(辛口)」と食べていたので、オーブンで焼いたスパゲッティから離れることにした。今回選んだのは「タラとアサリのスパゲティー、辛口トマトソース」である。
味は「やっぱりうまいよねー」の一言。「こうして、ああして、そうすればこんな味になる。」という予想通りの一皿。裏切られる事は無い。
満足した私は、ルンルン気分で車を走らせる。そう「おいしいものを食べた」気分と、「日立アルプス」を完登したこと。あぁ、良い土曜日だ」と。国道50号を西に向けて走っていった。
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