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Yamareco

記録ID: 8738794
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道南

雄鉾岳

2025年09月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:44
距離
8.4km
登り
918m
下り
915m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:45
休憩
0:13
合計
5:58
距離 8.4km 登り 925m 下り 928m
7:00
176
9:56
10:09
169
天候 晴れ、無風
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口とトイレ近くに駐車スペースあり。合計5、6台は停めれる。
コース状況/
危険箇所等
渡渉は何度もあるが飛び石で渡れる。巻き道も豊富にあるが一部崩落して細くなっているので注意。
AUスマホの電波は登山口から赤い旗がある地点あたりまでは圏外。それより上は概ね電波良好。
その他周辺情報 登山口からすぐ近くの場所におぼこ荘がある。泉質が良くてオススメ。
駐車場近くにあるコロカムイの橋。その先にオボコ山の家と神社がある。
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駐車場近くにあるコロカムイの橋。その先にオボコ山の家と神社がある。
登山口近くにあるトイレ。中は確認していない。
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登山口近くにあるトイレ。中は確認していない。
満願(まんがん)展望台へのルート分岐点。こちらはどんな登山道なのだろうか。
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満願(まんがん)展望台へのルート分岐点。こちらはどんな登山道なのだろうか。
雄鉾岳(おぼこだけ)の登山口。ここからアスレチックな登山が始まる。
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雄鉾岳(おぼこだけ)の登山口。ここからアスレチックな登山が始まる。
まずは沢を高巻くようなルート。崩落してかなり細くなっている箇所があるので注意。
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まずは沢を高巻くようなルート。崩落してかなり細くなっている箇所があるので注意。
下って沢へ出る。沢沿いを遡上していく。
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下って沢へ出る。沢沿いを遡上していく。
1回目の渡渉地点。飛び石で対岸へ行けた。
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1回目の渡渉地点。飛び石で対岸へ行けた。
右上の「雄鉾岳登山道」の赤い看板に向かって巻き道を進む。急斜面にはロープあり。
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右上の「雄鉾岳登山道」の赤い看板に向かって巻き道を進む。急斜面にはロープあり。
こちらもロープがあって登りづらくはない。要所要所にピンクテープも多くて安心。
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こちらもロープがあって登りづらくはない。要所要所にピンクテープも多くて安心。
沢が二股に分岐するので右側へ。
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沢が二股に分岐するので右側へ。
中央上に見えるピンテに向かって渡渉するが、水量も少なくて濡れることはない。
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中央上に見えるピンテに向かって渡渉するが、水量も少なくて濡れることはない。
倒木も多いが、そこまで歩きにくいことはなかった。
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倒木も多いが、そこまで歩きにくいことはなかった。
巻き道を行ったり沢を登ったり。
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巻き道を行ったり沢を登ったり。
雄鉾岳の急峻な山容が見えた。なんだかカムイエクウチカウシ山を彷彿とさせるルート。
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雄鉾岳の急峻な山容が見えた。なんだかカムイエクウチカウシ山を彷彿とさせるルート。
ここが注意点。ピンテの通りに沢のギリギリ横を進もうとしても倒木と崖で行けそうになかったので、左側を無理やり高巻きで乗り越えた。
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ここが注意点。ピンテの通りに沢のギリギリ横を進もうとしても倒木と崖で行けそうになかったので、左側を無理やり高巻きで乗り越えた。
なぜか赤いフラッグの目印。距離的にはちょうど中間地点くらい。
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なぜか赤いフラッグの目印。距離的にはちょうど中間地点くらい。
刈られた笹薮を進む。ここあたりからスマホの電波が復活した。
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刈られた笹薮を進む。ここあたりからスマホの電波が復活した。
沢の水がかなり少なくなり岩場登りに変わる。
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沢の水がかなり少なくなり岩場登りに変わる。
徐々に斜度がきつくなってくる。
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徐々に斜度がきつくなってくる。
沢が二股に分岐している。ピンテのある右側へ。
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沢が二股に分岐している。ピンテのある右側へ。
インパクトのある峰がだいぶ近づいてきた。
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インパクトのある峰がだいぶ近づいてきた。
ここから急登が始まる。涸れ沢の岩場を登っていく感じ。
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ここから急登が始まる。涸れ沢の岩場を登っていく感じ。
ピンテが左側の脇道に付いていたが、歩きにくそうなのでそのまま涸れ沢を登ることにした。
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ピンテが左側の脇道に付いていたが、歩きにくそうなのでそのまま涸れ沢を登ることにした。
険しい峰の手前まで登ってきた。この急登が終われば次はトラバースルート。
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険しい峰の手前まで登ってきた。この急登が終われば次はトラバースルート。
崖下を横切って進んでいく。道になっているような涸れ沢と何度も交差するのでルートを見失いやすい。
崖下を横切って進んでいく。道になっているような涸れ沢と何度も交差するのでルートを見失いやすい。
藪が濃い場所もある。この区間はピンテが少ないので正規ルートが分かりづらい。
藪が濃い場所もある。この区間はピンテが少ないので正規ルートが分かりづらい。
雄鉾岳登山道の赤い看板をまた発見。
雄鉾岳登山道の赤い看板をまた発見。
落石注意の倒れた看板。ここから怒涛のルンゼ登りが始まる。
落石注意の倒れた看板。ここから怒涛のルンゼ登りが始まる。
かなりの激急登が続くが、だいたい補助ロープがある。
かなりの激急登が続くが、だいたい補助ロープがある。
いったん平地になるが、かなりぬかるんだ場所で靴がどっぷり沈み込むくらいなので注意。
いったん平地になるが、かなりぬかるんだ場所で靴がどっぷり沈み込むくらいなので注意。
最後の岩場よじ登り。ルンゼ自体の区間は短いのでなんとかなる。
最後の岩場よじ登り。ルンゼ自体の区間は短いのでなんとかなる。
急登を登り切ると海見平(うみみひら?)と呼ばれる台地へ出た。ここからの山頂フォルムが素晴らしい。まさにビクトリーロード。
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急登を登り切ると海見平(うみみひら?)と呼ばれる台地へ出た。ここからの山頂フォルムが素晴らしい。まさにビクトリーロード。
ありがたいことに綺麗に笹刈りされていてめちゃくちゃ快適。
ありがたいことに綺麗に笹刈りされていてめちゃくちゃ快適。
いったん溝を通る。
いったん溝を通る。
最後の登り。地面の刈られた笹が滑る。
最後の登り。地面の刈られた笹が滑る。
雄鉾岳山頂に到着。スタートから3時間弱かかった。
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雄鉾岳山頂に到着。スタートから3時間弱かかった。
山頂スペースはそこそこ広くて全周囲の見晴らしは良好。今日は天候に恵まれた。
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山頂スペースはそこそこ広くて全周囲の見晴らしは良好。今日は天候に恵まれた。
登ってきた南側の風景。乙部町方面か。
登ってきた南側の風景。乙部町方面か。
三角点と南側の山々。
三角点と南側の山々。
中央奥に見えるのは遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)だろうか。西峰は笹薮に覆われているようなのでパス。
中央奥に見えるのは遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)だろうか。西峰は笹薮に覆われているようなのでパス。
八雲町方面の景色。風もなく穏やかなひと時。
八雲町方面の景色。風もなく穏やかなひと時。
最後に山頂からの海見平。松前半島の先っぽまで見えてそう。
最後に山頂からの海見平。松前半島の先っぽまで見えてそう。
登りは3時間弱、下りは2時間45分ほどかかった。アスレチックなルートなので歩行距離に比べて時間がかかった。
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登りは3時間弱、下りは2時間45分ほどかかった。アスレチックなルートなので歩行距離に比べて時間がかかった。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 着替え ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス 計画書 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 タオル カメラ

感想

消費カロリー:1773kcal、水分摂取量:3.0L(EAA飲料5.0L携行)。登山開始前も行動食も摂取せず。登山前に芍薬甘草湯を内服。
目的地まで札幌から車移動で一般道路を使って片道3時間30分ほど。片道約190km。現地スタート地点の気温は14℃前後。下山時の気温は19℃前後。
Googleマップで八雲町(やくもちょう)にあるおぼこ荘のさらに先の「山神社」にマーカーをセッティングすると、登山口付近まで道順を示してくれる。
今回は今年6月に登頂した遊楽部岳(ゆうらっぷだけ)のわりと近くにある雄鉾岳(おぼこだけ)へ登ることにした。
札幌を3:30前に出発し、定山渓を通って中山峠を越えて喜茂別町(きもべつちょう)へ。羊蹄山を横目に南下して洞爺湖(とうやこ)方面へ向かう。その後はナビの赴くままに豊浦町→長万部町(おしゃまんべちょう)→八雲町と進み、国道277号線へ入る。しばらく車を走らせるとおぼこ荘の標識が見えるので左折して進む。
おぼこ荘までは舗装道路だが、その先からは1車線くらいの道幅の砂利道になる。地面のコンディションはそんなに悪くなく、7分ほどで登山口近くのコロカムイの橋に到着した。そこが車5、6台は停めれそうなスペースになっている。この日は先行車の車が1台で、結局は自分も含めて合計で二人しか登山者がいなかった。
登山口からはまず沢を眼下にして高巻くように登山道を進んでいく。一部崩落していて滑落の危険があるような細い道になっていた。
しばらくして沢へ降りたら一度目の渡渉がある。水量はそこそこあったが、飛び石で渡ることができた。結果的に目立った渡渉は、赤い旗の目印がある場所まで数ヵ所あるだけで全て飛び石で渡れる。しかもほとんどは巻き道があるので靴が濡れる心配はない。それでも自分は下山時に気が緩んで片足をボチャンしてしまったが。
全体を通してピンクテープも至る所に付いているので迷うことはないが、途切れた区間ではある程度のルートファインディングが必要になる。
注意ポイントとしては赤い旗の手前あたりで、ピンテが付いているのにも関わらず倒木と崖でどうにも進めない場所があった。高巻くように上側を登ったら楽に進むことができた。
水量が少ない沢で細かい渡渉を繰り返しながら、急峻な峰の下あたりまで登り詰めると、いったん横道をトラバースするように進んで最後の難関のルンゼに辿り着く。そこからはかなりの急登だが、補助ロープもあるので落石に注意しながら進めばそこまでキツくない印象だった。
テーブルマウンテンのような海見平(うみみひら?)に着いたら、あとは笹刈りされたビクトリーロードを登ってゴールになる。
この日は天候に恵まれて風も穏やかで、山頂からの素晴らしい景色をじっくり堪能できた。渡渉あり沢登りありロープありとバリエーションに富んだコースで歩行距離のわりにはペースが遅くなったが、飽きのこないアスレチックな登山を楽しむことができた。
沢の間から見える険しい山頂や登山ルートの構成は、どことなく縮小版カムイエクウチカウシ山と言えるかもしれない。なかなか面白い山なのに、登山アプリの登山記録が少ないのはちょっと残念だ。

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