魚沼丘陵・水沢駅前バス停から当間山─倉下入口バス停

- GPS
- 05:00
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 903m
- 下り
- 545m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 4:59
天候 | 曇り時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
<ゆき> 小杉600━610富山619━710泊712━827直江津903━950十日町1035=1053水沢駅前 <かえり> 倉下入口1603=1611石打郵便局前─石打1642━1649越後湯沢1710━1838犀潟1852━1901直江津1908━2025泊2027━2124小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
車道歩きが長い。 当間リゾートの遊歩道なので、整備の手は入ってるけど、当間リゾートから離れるにつれ幾分荒れてくる(苦笑)。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
携帯トイレ
|
---|
感想
JR東日本新潟支社の企画きっぷ『えちごツーデーパス』(以下、ツーデーパス)を利用し、魚沼丘陵の当間山に行って来た。飯山線の駅から魚沼丘陵を横断して上越線の駅まで降りて来れないか?…というのが当初のコンセプトだったけど、鉄道だけで足りない部分は、地元の南越後観光バスの路線バスで補填(笑)。特に、下山の越後湯沢駅─森宮野原駅間のバスの利用は『フジ・ロック』に参加するのにさんざんクルマで国道353号通ってる私ならではの思いつきだと自負してる。今回は公共交通機関だけで日帰り可能なので、ツーデーパスのほか、あい鉄管内の1日フリーきっぷと越中宮崎─市振間の往復乗車券を利用。
ツーデーパスは飯山線の越後川口─津南間が利用可能だから、当間高原への登り口に近い越後水沢駅まで飯山線に乗ればいいんだけど、ほくほく線で降り立った十日町駅での乗り換え待ちが1時間以上あるので、南越後観光バスの路線バスの津南ゆきで水沢駅前まで移動することにした。私が十日町駅で降りるのは今回が初めてだと思ってた。最初、間違って西口に降り立ったから、なおのこと。どこの田舎の新幹線駅か?と思ってしまう西口は綺麗なロータリーが整備されてるけど、バス停はここではなくて、東口だ。地下道で東口に抜けると、拭えない既視感…。信大生だった頃に、巻機山に登るために十日町駅─六日町駅角間は路線バスを使ったことを思い出した。この区間は今のほくほく線の全身といえ、ほくほく線開通後は走らなくなったと思うケド(苦笑)。十日町駅前のバス停から乗った津南ゆきのバスは、そこそこ乗客が居る。並行する飯山線はあの本数だし、津南の市街地を通らないし…で需要がある様子。美容院前の水沢駅前バス停にダイヤより1分押しの10:54に到着(320円)。当間リゾート入口の交叉点まで進んだら、交叉点の手前に水沢局前のバス停があった! しまった! ここでバスを降りればよかった!
交叉点を左折すると、バス停の名前の由来となる水沢簡易郵便局があり、そのすぐ先で飯山線の第1水沢踏切を渡る。ここからは延々と車道の登り。この日は予報に反して雲が多めで、あまり暑さは感じなかったけど、2週前までだったら灼熱地獄だったことだろう。当間リゾート・ベルナティオの敷地にぶつかると右折し、敷地に沿って半周する形になるので、施設の様子がよくみえた。ここを利用するのにどれだけかかるのかしらないけど、どうやら自分には無縁っぼい(苦笑)。ベルナティオの入口を通過し、ゴルフ場の管理道への道を分けるとクルマ通りは途絶え、リゾート地らしい無駄に広い車道を歩いていくと、駐車場に到着。クルマで当間山に来た場合にはここにクルマを置くことになるけど、当然のように、クルマの数はゼロ(笑)。
駐車場から先は、幅員狭小につき通行はご遠慮下さいとあるけど、舗装路。「クルマの通行を止めて一般利用者はどうアクセスするのか謎」な当間天文台の前を過ぎ、さらに進むと鉄塔がみえてくる。鉄塔のたもとが、当間山登山口。水沢駅前バス停から90分の車道歩きで、ようやく到着。ただ、計画ではここまで110分と見積もってたので、思ったより早い。ここでジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替え。500 mlペットボトルの炭酸飲料を半分くらい一気に流し込んでから、12:35に入山開始。
この道は昔の作業道跡なんだろうか、一定の幅がある明瞭な道。最初のうちは苔むして滑りそうでヤだったけど、進むとそれも無くなりブナ林のなかを緩く登ってく感じになる。ブナの清水は水場としてアテにしてたけど、ポタッ、ポタッ、の状態でたくさん水を得ようとすると時間がかかる。曇りがちでそんなに暑くなくて水の需要もそんなに無かったことから、ここはスルー。ブナの清水のすぐ先で沢沿いに歩くようになるので、水を採るならここのほうがいいかも。
標高900 mくらいまでは順調に頂上との差が詰まっていったけど、尾根に乗ってからは細かいアップダウンがあるためなかなか標高が上がらない。道もヤセ尾根っぽいとこもあるので、最初のようなお気楽な感じでは居られなくなった。あわよくば登山口から1時間で頂上を狙ってたけど、どうやら無理そうと悟ったタイミングで一本杉に13時半に到着し、ここで休憩。林のなかなので、展望は無い。一本杉から急な登りを経て10分ほどで見晴台に着くんだから、もうちょっと頑張ればなぁ…。見晴台からは、古くから越後の名山とされる弥彦山や米山、刈羽黒姫山などがよくみえた。
見晴台からさらに進むと、誰が名付けたのか、山親父と呼ばれる大木を過ぎる(苦笑)。その先のT字路を左折すると、直接魚沼スカイラインへ向かうルートと、三角点ピークに向かうルートに分かれる。ここは当たり前のように三角点ピークへと向かい、14:05に三角点ピークに到着。三角点からは湯沢のほうがみえて、すぐにそれと分かる飯士山がやたらと目立ってた(笑)。
三角点ピークから当間山を目指す。両者の間は意外に離れているうえ、大きく下って上り返すため意外に時間がかかる。14:34に草木に囲まれた展望が無い当間山頂上に到着。入山してから誰にも会ってないけど、当間山は魚沼スカイラインからすぐに登って来れるから誰が居るかも…と思ってたけど、やっぱり無人だった(苦笑)。当間山頂上を出発し、魚沼スカイラインとの合流点の魚沼展望台を目指す。木々で道じたいはみえなくとも、クルマやバイクのエンジンの音で魚沼スカイラインが近づいてるのが分かる。灰色の路面がみえた時には出口はもうすぐ先。14:55に魚沼展望台に到着。上手い具合にトイレがあったので、使用させてもらった(笑)。
魚沼展望台からは八海山や巻機山などのこの地域の名山が望めるハズだけど、雲に隠されてみえなかった。その代わり、飯士山と湯沢の市街地が絶妙な角度で拝めた(笑)。
魚沼展望台からは、魚沼スカイラインを下って、越後湯沢ゆきのバスが通る国道353号の倉下入口バス停までの車道歩き。事前の計画では所要60分と見積もっていた。もし、16:03発のバスを逃すと大変なことになる。魚沼展望台では出来ればトレッキングシューズからジョギングシューズへの履き替えをしたかったけど、時間が押してるのでそんな余裕は無し。魚沼展望台を15:02に出発し、ひたすら車道を下る。魚沼スカイラインは殆どクルマは来ないけど、どんどんクルマの走行音が大きくなって来た…と思ったら、国道353号に出た。魚沼スカイライン入口から少し清津峡のほうに下ると、倉下入口バス停に15:54に到着。バスが来るまで10分切ってるので、結構ギリギリ…。
南越後観光バスの路線バスはダイヤより2分ほど遅れてやって来た。越後湯沢駅ゆきのバスだけど、運賃がかかるので、JR上越線の石打駅最寄りの石打郵便局前バス停で下車(運賃240円)。ダイヤでは16:11発で、石打駅からの六日町方面ゆきが出るのが16:17。バス停と駅が意外に離れてるので、ダイヤどおりの運行なら走ればギリ間に合うレヴェル。ダイヤより遅れてたら16:17発は諦め…と思ってたら、石打郵便局前バス停着は16:13…。間に合わせるの、絶対ムリ!
富山に戻るのに使いたいほくほく線の列車は、石打駅は全通過のため、始発駅の越後湯沢まで戻ってから乗ればイイ!…ということはすでに調べはついてたので、石打駅からひと駅移動し、越後湯沢駅へ。駅構内の立ち食い蕎麦屋で月見うどん喰ってから改札を抜け、ほくほく線の犀潟ゆきに乗車。車道歩きが長いのが意外に堪えたのか、ほくほく線の電車のなかでは殆ど寝てた(苦笑)。
魚沼丘陵を歩いて横断(厳密にいうと、横断していないケド…)という思いつきを実現出来て、満足。車道歩きが苦にならないひとにしかオススメ出来ませんが…(苦笑)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人