秋の信州百巡りPart. 4:冠着山(鳥居平駐車場より周回)


- GPS
- 01:29
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 194m
- 下り
- 194m
コースタイム
天候 | 快晴微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・JR冠着駅の先から案内標識に沿って林道へ入り、古峠にて県道498号へ(左に分岐する「冠着山林道」には名前につられて進入せぬように注意…)鳥居平までのルートは全般に狭く、カーブミラーも少なめのため対向車に注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・鳥居平〜稜線出合〜山頂までは歩きやすく整備され、案内道標も完備で特段の危険・不明瞭箇所等なし ・山頂から反射板を経て県道へ下る南尾根は上部がヤブ化してトレース薄く、斜度も急(下りでの使用は全くおススメできません…😢)。反射板前の広場からは浅間連峰などの眺望が開け、県道までのルートも比較的クリア |
その他周辺情報 | 登山口から車で約20分、臭湯温泉・冠着荘にて日帰り入浴(午後9時まで営業、大人500円/食堂は昼のみ営業、サウナあり) |
写真
感想
午前中に南信の風越山を首尾よくクリア、長躯中央道・長野道を移動し、途中の梓川SAにてピットイン。空腹に耐えかね、小生の密かなお気に入りスポット・SA内の小高い丘に建つあずまやにて、雲を被った北アルプスの山々を眺めつつ弁当昼食をかき込みます。眠気に襲われる前に高速道を走り抜け、麻績ICからは山間の狭い林道・県道を対向車とのスライド警戒しつつ登り詰めて、午後2時過ぎ、登山口の鳥居平駐車場に無事到着します。ここが既に標高1,000m超、山頂までは僅か1km・30分強のショートハイクで、早朝からのハシゴハイクにて疲弊した60過ぎのオッサンでもラクに辿り着けそうなお山です。但し、事前の予想通り快晴の土曜午後でも登山口駐車場には先行者は皆無で、ハイキング中に万が一動けなくなっても誰にも発見されそうもなく、、ケガ・トラブル等ないよう十分気を付けねば…と気合を入れ直し、クマ鈴鳴らしていざ出発。
以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り、山頂までは大変歩きやすく整備され、展望抜群のベンチなどもあって気分良く本日2座目・冠着山を踏破。楽しみにしていた北アルプスの山々は午後の雲に没して望めなかったものの、頂上広場の一角からは長野盆地に千曲川など広闊な展望が開け、美ヶ原や北八ヶ岳などもしっかり見えてまずまず満足。2座踏破のご褒美にフルーツゼリーを流し込んでリフレッシュ、あとは山頂から南へ延びる尾根通しに県道へ下るのみ、とすっかり気も緩みますが、実はこの周回コースの「核心部」はまさしくここから反射板までの尾根下りでした…。ヤマレコの「らくルート」で計画を立てた際は、コースタイムもしっかり記された立派な実線ルートのはずが、頂稜の一角からの取付きから降り口も判然とせず、仕方なく境界標や杭を辿って尾根上の頼りないトレースを下っていきます。何しろ斜度が急な上に滑りやすく、こんなところで転んでケガでもしたら大変…と恐る恐る進んでいき、苦闘すること約20分弱、ようやく斜度も緩んで巨大な反射板2基の建つ小平地に出てホッと一息。ここからは「お約束」の東面の展望が開け、山頂からは樹々に阻まれて拝めなかった浅間連峰も望むことができ、大いに満足。ここから先は踏み跡も明瞭になり、順調に高度を下げてアッという間に県道へ降り立ちます。結局、南尾根の出だしでは予想外のバリルート下りに少なからずビビったものの、当初計画通りの約1時間半で無事ケガもなく、ショートハイクを終えることができました。
再び山あいの林道を車で慎重に下り、本日最後のお楽しみ、日帰り湯・草湯温泉へ直行します。こちらはその名もズバリ「冠着荘」、本年7月に値上げされたものの、大人500円という格安の入館料で、里山の展望を楽しみながら天然温泉にホッコリ入浴。登ったお山と同じ名前のお風呂で、山歩きの汗が流せる幸せをかみ締めます。入浴後は迫り来る睡魔と闘いながら再び長野道を疾駆、岡谷JCT手前の工事渋滞には一時掴まったものの、昨夜の往路と同様に諏訪湖SAで夕食を取っていると、折良く諏訪湖畔では小規模な花火大会の真っ最中!労せずして水面に映える花火見物も楽しめて、ちょっとしたご褒美気分を味わえました。信州土産も買い込み、時間が遅くなったせいか心配された小仏渋滞もほぼゼロの中央道を快調に走り抜けて、リーズナブルな時間に神奈川県郊外の我が実家へ到着。独り暮らしの老母に手土産を渡し、暫しの酒盛りで寛ぐうち睡魔に襲われバタンキュー、いつもの如く長い長い一日が終わりました…。
これにて信州百名山の登頂リストも90座を超え、残るはアクセスの大変な遠隔地や名うての険しい岩峰、残雪期限定の難関峰ばかり…。最後の1座としてどこを残すべきか思い悩みながらも、これから始まる紅葉シーズン、次はどのお山を攻略するか、楽しく思案に暮れる小生でありました。
[2025年9月28日、satonao1記す]
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