ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8746434
全員に公開
ハイキング
甲信越

夕森天然公園

2025年09月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:55
距離
14.5km
登り
1,017m
下り
1,019m

コースタイム

日帰り
山行
4:35
休憩
2:21
合計
6:56
距離 14.5km 登り 1,017m 下り 1,019m
6:46
6:49
23
7:12
7:25
14
7:39
8:12
13
8:25
8:26
20
8:46
8:56
31
9:27
9:38
21
9:59
10:32
15
10:47
35
11:22
11:25
9
11:34
11:48
3
11:51
11:54
9
12:03
12:18
7
12:25
17
12:42
12:43
20
13:03
13:04
0
13:04
ゴール地点
天候 晴れ 時々 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
粒栗平駐車場
コース状況/
危険箇所等
●田立ちの滝駐車→螺旋滝
・沢沿いを登っていく。
・道は思った以上に整備されていて歩きやすい。国定公園効果だろうか。橋も要所はよくある木製のものじゃなくしっかりした鋼製のものが架けられている。
・熊よけの鐘も設置されているので鳴らしながら進む。時期も時期なので熊鈴もガッツリ鳴らしながら歩く。
・螺旋滝を見るにはかなり下らなければならないが、水量もあり迫力満点。登り返しを考慮しても一見の価値あり。

●螺旋滝→雲上橋
・螺旋滝から先は崖に沿って設置された鋼製足場を渡っていく。
・その鋼製足場の一部が流されて消失していた。途切れた足場に乗るのは危険なので、山側に強引に登るか沢側に下って迂回するのが良さそう。どちらでも行けそうだが、自分は山側に旧の木段が見えたので山側に登った。すぐに本道に復帰できたので特段問題はなかったが、高齢者や普段体を動かさない人には厳しいだろう。行政の通行止め処置は妥当だ。
・その後は木段が軽く損傷しているとこはあるものの、特に問題なく登ることができた。
・崩落地から少し進むと霧ヶ滝。これも大きな滝で見応え十分。そして霧ヶ滝の上には天河滝。その後も滝と吊り橋を巡りながら進む。

●雲上橋→田立の滝下り口
・登りは雲上橋を渡らず沢を詰めていく。
・やや荒れ気味だが、十分整備されていて問題なく進める。
・上流になるほど水量が減っていくが、これはこれで良い。美しい渓谷風景を楽しめる。

●田立の滝下り口→林道終点
・約2kmの林道歩き。所要時間は20〜30分程度。長くはないが短くもない。普通にダルい。
・概ね未舗装なので足へのダメージはない。

●林道終点→夕森天然公園
・林道終点から背丈くらいの笹薮に突撃するが、足元は抜けているし、何よりも1〜2分で抜けてしまった。拍子抜けだ。
・藪を抜けてからもササはあるが、地面も見えていて問題なく登れる。
・登りきって天然公園の直前にも胸くらいの高さの笹薮があるが、これも短いし下が抜けているので難なく突破できる。
・笹薮を抜けて趣のある朽ちた木道をたどると夕森天然公園。
・夕森天然公園には展望やぐらがあり、木に覆われつつあるが木曽駒ヶ岳と穂高連峰、そしてギリギリ御嶽山を確認できた。やぐらも朽ちつつあるが元々しっかりできているようで、見た目以上に丈夫だった。バブルの置き土産かな?

●夕森天然公園→田立の滝下り口
・来た道を引き返す。
・帰りも林道だが、晴れて日差しが届くおかげでススキの穂が煌めいて綺麗だった。

●田立の滝下り口→不動岩→雲上橋
・帰りは登りで使った登山道には降りず、引き続き林道を進む。
・林道の途中に大きな素掘りのトンネルがある。
・不動岩の案内があるところで林道と別れて登山道へ。入口は藪っぽいが入口だけ。
・登山道に入ってすぐに不動岩。朝に下から見上げた崖の上に立つ。展望良好で下界を見下ろせるが、落ちたらまず助からないので転落注意。
・不動岩から雲上橋は木橋や鉄橋を頼りに下る。
よく整備された美しい森を気分良く登れる。
2025年09月27日 06:50撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 6:50
よく整備された美しい森を気分良く登れる。
螺旋滝
登り返しがきついが、苦労に見合う価値はある。
2025年09月27日 07:16撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
9/27 7:16
螺旋滝
登り返しがきついが、苦労に見合う価値はある。
螺旋滝の先の歩道崩落地点。
山側へ登って迂回。
2025年09月27日 07:28撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 7:28
螺旋滝の先の歩道崩落地点。
山側へ登って迂回。
霧ヶ滝
2025年09月27日 07:41撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
9/27 7:41
霧ヶ滝
天河滝
2025年09月27日 07:58撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 7:58
天河滝
長い吊り橋。
結構揺れる。
2025年09月27日 08:15撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 8:15
長い吊り橋。
結構揺れる。
淵の深い緑色が美しい。
2025年09月27日 08:40撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 8:40
淵の深い緑色が美しい。
林道終点の藪の入り口。
覚悟を決めて突撃するも体感1〜2分で抜けてしまい、拍子抜け。
2025年09月27日 09:27撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 9:27
林道終点の藪の入り口。
覚悟を決めて突撃するも体感1〜2分で抜けてしまい、拍子抜け。
夕森天然公園に到着。
2025年09月27日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 9:59
夕森天然公園に到着。
展望やぐらから木曽駒ケ岳と穂高連邦が見える。
2025年09月27日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 10:31
展望やぐらから木曽駒ケ岳と穂高連邦が見える。
一応、御嶽山も。
2025年09月27日 10:02撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 10:02
一応、御嶽山も。
コーヒーを飲んで下山開始。
2025年09月27日 10:34撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 10:34
コーヒーを飲んで下山開始。
朽ちた木道。
2025年09月27日 10:35撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 10:35
朽ちた木道。
帰りの林道はススキを眺めながら。
穂もふくらんですっかり秋だ。
2025年09月27日 11:08撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 11:08
帰りの林道はススキを眺めながら。
穂もふくらんですっかり秋だ。
素掘りのトンネル。
林業用らしく、めっちゃデカい。
これを人力で掘ったのか?
2025年09月27日 11:29撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 11:29
素掘りのトンネル。
林業用らしく、めっちゃデカい。
これを人力で掘ったのか?
不動岩
2025年09月27日 11:39撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 11:39
不動岩
なかなかの景色だが・・・。
2025年09月27日 11:39撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
1
9/27 11:39
なかなかの景色だが・・・。
あの断崖絶壁の上に立っていたらしい。
落ちたら助からん。
2025年09月27日 12:32撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 12:32
あの断崖絶壁の上に立っていたらしい。
落ちたら助からん。
雲上橋
ドンキーコング感
2025年09月27日 11:52撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 11:52
雲上橋
ドンキーコング感
昼でも気温は20℃。
1000m台の山も快適に歩ける季節がやってきた。

2025年09月27日 13:00撮影 by  Canon EOS 6D Mark II, Canon
9/27 13:00
昼でも気温は20℃。
1000m台の山も快適に歩ける季節がやってきた。

撮影機器:

感想

今回登るのは夕森天然公園という変わった名前の山。
東海100山の一座で、このあたりでは唯一未踏の山。
ヤマレコの山リストを見るたびにポツンと未踏マークが出ているので奥歯に物が挟まったように気になっていたのだ。
いずれのなにかのついでに登ろうと思っていたが、ようやく機会がやってきた。

しかし調べてみると今年の7月の大雨で登山道が崩落したらしい。
諦めて以前登った奥三界山の方から分岐して登ろうかと思ったが、最近自己責任で突破した人のレコを見つけた。他の記録もいくつかあって写真を見る限りでは行けそう。
まぁ現地へ行ってみないとなんとも言えないが、ダメ元で行ってみるか。

朝は昨日の夜ふかしがあったのであえてゆっくりの6時スタート。
明るいし、夜露で湿った木橋で滑ったり下草の夜露で靴が浸水する心配もないのでこれはこれで正解。

出発地点には熊出没の注意喚起。
登山道崩落の他、熊出没注意、更にレコによると長い林道があり、山頂直下は藪。
色々ありすぎて渋滞してる。

前情報にビビり散らかしていたが、いざ登り始めてみるとよく整備されていて非常に気持ちよく登れる。
夏の間は暑くて低山を避けていたが、小粒な山の魅力を再確認できた。
まさに「こういうのでいいんだよ、こういうのがいいんだよ。」

登り進めていくと、次々と見ごたえのある滝が現れ、美しい渓谷の風景を楽しめる。
心配していた崩落地点と薮も難なくクリアすることができた。

帰りは結構な人とすれ違った。
山としてはあまり有名ではないが、渓谷や滝の景勝地として有名なのかもしれない。

日中の気温も20℃と暑くもなく寒くもない快適な気温。
ようやく1000m台の山も楽しめる季節がやってきて、紅葉を待つばかり。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:13人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら