夕森天然公園


- GPS
- 06:55
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,017m
- 下り
- 1,019m
コースタイム
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 6:56
天候 | 晴れ 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●田立ちの滝駐車→螺旋滝 ・沢沿いを登っていく。 ・道は思った以上に整備されていて歩きやすい。国定公園効果だろうか。橋も要所はよくある木製のものじゃなくしっかりした鋼製のものが架けられている。 ・熊よけの鐘も設置されているので鳴らしながら進む。時期も時期なので熊鈴もガッツリ鳴らしながら歩く。 ・螺旋滝を見るにはかなり下らなければならないが、水量もあり迫力満点。登り返しを考慮しても一見の価値あり。 ●螺旋滝→雲上橋 ・螺旋滝から先は崖に沿って設置された鋼製足場を渡っていく。 ・その鋼製足場の一部が流されて消失していた。途切れた足場に乗るのは危険なので、山側に強引に登るか沢側に下って迂回するのが良さそう。どちらでも行けそうだが、自分は山側に旧の木段が見えたので山側に登った。すぐに本道に復帰できたので特段問題はなかったが、高齢者や普段体を動かさない人には厳しいだろう。行政の通行止め処置は妥当だ。 ・その後は木段が軽く損傷しているとこはあるものの、特に問題なく登ることができた。 ・崩落地から少し進むと霧ヶ滝。これも大きな滝で見応え十分。そして霧ヶ滝の上には天河滝。その後も滝と吊り橋を巡りながら進む。 ●雲上橋→田立の滝下り口 ・登りは雲上橋を渡らず沢を詰めていく。 ・やや荒れ気味だが、十分整備されていて問題なく進める。 ・上流になるほど水量が減っていくが、これはこれで良い。美しい渓谷風景を楽しめる。 ●田立の滝下り口→林道終点 ・約2kmの林道歩き。所要時間は20〜30分程度。長くはないが短くもない。普通にダルい。 ・概ね未舗装なので足へのダメージはない。 ●林道終点→夕森天然公園 ・林道終点から背丈くらいの笹薮に突撃するが、足元は抜けているし、何よりも1〜2分で抜けてしまった。拍子抜けだ。 ・藪を抜けてからもササはあるが、地面も見えていて問題なく登れる。 ・登りきって天然公園の直前にも胸くらいの高さの笹薮があるが、これも短いし下が抜けているので難なく突破できる。 ・笹薮を抜けて趣のある朽ちた木道をたどると夕森天然公園。 ・夕森天然公園には展望やぐらがあり、木に覆われつつあるが木曽駒ヶ岳と穂高連峰、そしてギリギリ御嶽山を確認できた。やぐらも朽ちつつあるが元々しっかりできているようで、見た目以上に丈夫だった。バブルの置き土産かな? ●夕森天然公園→田立の滝下り口 ・来た道を引き返す。 ・帰りも林道だが、晴れて日差しが届くおかげでススキの穂が煌めいて綺麗だった。 ●田立の滝下り口→不動岩→雲上橋 ・帰りは登りで使った登山道には降りず、引き続き林道を進む。 ・林道の途中に大きな素掘りのトンネルがある。 ・不動岩の案内があるところで林道と別れて登山道へ。入口は藪っぽいが入口だけ。 ・登山道に入ってすぐに不動岩。朝に下から見上げた崖の上に立つ。展望良好で下界を見下ろせるが、落ちたらまず助からないので転落注意。 ・不動岩から雲上橋は木橋や鉄橋を頼りに下る。 |
写真
感想
今回登るのは夕森天然公園という変わった名前の山。
東海100山の一座で、このあたりでは唯一未踏の山。
ヤマレコの山リストを見るたびにポツンと未踏マークが出ているので奥歯に物が挟まったように気になっていたのだ。
いずれのなにかのついでに登ろうと思っていたが、ようやく機会がやってきた。
しかし調べてみると今年の7月の大雨で登山道が崩落したらしい。
諦めて以前登った奥三界山の方から分岐して登ろうかと思ったが、最近自己責任で突破した人のレコを見つけた。他の記録もいくつかあって写真を見る限りでは行けそう。
まぁ現地へ行ってみないとなんとも言えないが、ダメ元で行ってみるか。
朝は昨日の夜ふかしがあったのであえてゆっくりの6時スタート。
明るいし、夜露で湿った木橋で滑ったり下草の夜露で靴が浸水する心配もないのでこれはこれで正解。
出発地点には熊出没の注意喚起。
登山道崩落の他、熊出没注意、更にレコによると長い林道があり、山頂直下は藪。
色々ありすぎて渋滞してる。
前情報にビビり散らかしていたが、いざ登り始めてみるとよく整備されていて非常に気持ちよく登れる。
夏の間は暑くて低山を避けていたが、小粒な山の魅力を再確認できた。
まさに「こういうのでいいんだよ、こういうのがいいんだよ。」
登り進めていくと、次々と見ごたえのある滝が現れ、美しい渓谷の風景を楽しめる。
心配していた崩落地点と薮も難なくクリアすることができた。
帰りは結構な人とすれ違った。
山としてはあまり有名ではないが、渓谷や滝の景勝地として有名なのかもしれない。
日中の気温も20℃と暑くもなく寒くもない快適な気温。
ようやく1000m台の山も楽しめる季節がやってきて、紅葉を待つばかり。
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